高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

これは必要な物か?

2021-01-31 11:19:35 | 日記

私はSNS爺ぃで、facebookやLineは多用していてNet検索もよくするからか、アタシの興味あることは、AIで吸い上げられてBig data化しているようで、関心ありそうな商品情報がしばしば勝手にfacebookの私の画面に紹介されてきます。

で、バルブ付きのマスクを手に入れてしまった。赤、青、ピンク、紫で色違いでスタッフ分もあるので、みんなで着けて、子ども達の前でマスクレンジャーで登場だな。

手は出していないが、他にも伸縮金属棒。これは伸ばした状態で片側を10cmぐらい高くして、重機で踏んづけても伸縮機能は変わらない強靭な棒・・・何に使うか用途もないが、欲しいと思ってしまうのはまだ若いなアタシは。。

強力照明も気になるね。 100000ルーメンだとか、500m先まで照らせ、なお手持ちなんてすごいね。 しかし広告動画を見ると、紙がもえちゃんだね!! バッテリーは大丈夫なんだろうか・・・。

物欲は無いほうだったんだけどね・・、最近はアウトドア活動が衰えた分、使わうアテがないのにもかかわらず道具に関心がでてしまうなあ・・。

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Noki君

2021-01-30 15:40:15 | 日記

このご時世ですが、留学生のNoki君が1週間ばかり滞在をしていました。中国からの留学生です。このご時世ですから、受け入れるかはちょっと躊躇しましたが、来てもらうことにしました。

彼は、自然学校で夏に実施していた子ども長期体験村のボランティアスタッフとして3,4年前に1ヶ月ほど黒松内に滞在し事業を手伝ってくれました。その後、2度目の黒松内来訪なのですが、私が東京方面出張時に仲間を集めての飲み会に二度参加してくれているので、いつも身近にいるような感じでいます。

夏のプログラムでは、小学生のDICと三人で、黒松内トライアスロンという2泊3日プログラムをしました。トライアスロンと言っても、ランの代わりにロングウォーキング、自転車ライドの代わりに缶づめで作った缶ぽっくりで移動、スイムの代わりにライフジャケットを着けての川のフローティングという活動で、なかなか思い出深いもので私の記憶にも鮮明に残っています。 小学生だったDIC君が学校の課題で「私の尊敬する人」という作文でアタシを取り上げてくれて、歳をとってもカラダをはって一緒に活動する姿に感心したと書いてくれました。

長期村は一昨年で終わりとなってしまいましたが、こうして、かつての参加者だった子ども達やスタッフが訪ねてくれることは望外の喜びであり、こういう仕事をしてきて良かったなあとつくづく思います。

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帰還生還

2021-01-28 16:16:36 | 日記
狭心症のカテーテル治療で心臓の血管を広げてもらい、もう一晩入院して昨日、黒松内の自宅に戻りました。切開したのではないので、わずか三日の入院で解放されました。早いもんだと驚いています。入院することなど産まれた時以外は半世紀以上なかったのに……、60過ぎて入院すること三度目でした。
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医療工学?

2021-01-26 23:36:43 | 日記
年の初めの朝に胸が痛くて起き上がれなかった(のたうち回るほどでなし)ので、落ち着いてから寿都診療所でCTを撮ってもらったところ、狭心症の疑いありとのことだったので、昨日、日帰りのつもりで、札幌の専門病院の予約診察を受けに来ました。
結果、不安定性狭心症という診断となりました。コロナ禍で心筋梗塞で救急入院できない事態になるのも嫌なので、「今なら入院できる」とのことだったにで、即入院狭窄した血管をカテーテルという器具を入れて膨らますことになりました。

医療工学というんでしょうか、機器の進歩にビックリです。

そして、本日治療してもらいました。脚のつけね動脈から細いチューブを心臓の目標部位まで突っ込む。想像するだけでもおそろし……、さらには血管を広げるためのなにやら部品まで残してくるという……!!!
たいした痛みもなく2時間の施術でした。
明後日には退院できそうです。

10時消灯で、眠れんワイ!!!
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+3℃

2021-01-21 14:12:54 | 日記
お日様の力をかんじます。
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オーバーホール

2021-01-20 14:31:02 | 日記

以前は夕食はMRKさんが作った料理をスタッフ全員で取ることが普通でしたが、皆が揃うことがなかなかできなくなったり、おうちごはんをのぞむ人もいるやら、コロナ問題以外で集まりにくくなっていたので、ここのところは週に1回、みんなが集まれる日に一緒に食事しようということになっています。

今日は、タラ食材がたっぷりあるので、久しぶり(今年初めて・・?じゃあないよな・・)に全員の夕食会でした。たちぽん、たちてん、たちかま、タラのムニエル風味、たら汁にタコごはんでした。

山村留学生がいた頃には子どもも交えて、大家族のような食事が毎日だったので、私としてはちょっとさびしいな・・・。であっても、若い人に囲まれての夕食が取れるということは、実に幸せなことであるなあ・・、と感じております。

***

先週の朝、ちょっと胸が痛くてすぐに起き上がれない日がありました。心配になり落ち着いてから寿都診療所に診察を受けにゆきました。 血液検査で心筋梗塞の気はない(心筋梗塞は心筋が破壊されるので、血液にその兆候が現れるらしい・・)、また肺にも異常は観られない(狭心症の疑いはあるかも・・)とのことなのです・・・、ひと安心しましたが、「様子をみましょう・・」という先生のご診断を否定するわけではありませんが、いざやという時に、コロナで入院もできないのではいやなので、専門病院にも診てもらうことにしました。 紹介状を書いてもらい、来週にでも札幌の専門病院へ行ってこようと思います。

膝が痛いや偏頭痛はするやらと、カラダのあちこちが不調になってきたなあ・・。 歳をとるのは嫌だね・・と、感じる、思うようになってきた2021年。

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薪ストーブ

2021-01-17 13:01:48 | 日記

自然学校の事務所は薪ストーブで暖房をとっています。 このストーブはプロパンガスボンベのリユースで本体ができています。 東日本大震災の釜石支援をしていた時に、長野県のメーカーさんがこのストーブが1台売れるとたしか、2万円だか3万円も寄付をしてくれるというシステムを構築し、何十万円かを私たちの活動支援をしてくださいました。 そのお礼というか、1台を2012年にぶなの森自然学校でも導入したのでした。

事務所には外の燃料タンクから供給される石油ストーブもあるのですが、今はまったくといっていいほど点火していません。  薪ストーブは、遠赤外線がでますから、じんわりと部屋全体が温まり、石油ストーブよりずっと快適です。

この冬の燃料薪は町内から庭の立木伐採やら河川の倒木整理やらでけっこう材料が集まり、いつもに比べて真面目に薪割りを続けていたのでたんと在庫があり、あと二ヶ月は燃料不足におののきながら過ごすことは避けられそうです。

年末年始だけでなく、何かと忙しいスタッフは外勤が多く、ひとり留守番で事務所に私はいることが多く、そんな時は薪を燃やすのがもったいなくも思うのですが、やはり、このやさしい温かさに代わるものはありませぬ。

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熱源

2021-01-14 14:25:12 | 日記

白老にできた国立アイヌ民族博物館の野外の一画にとあるポーランド人の胸像があります。ブロニスワフ・ピオトル・ピウスツキさん。 気づかぬうちに通り過ぎてしまうかもしれませんが、たまたま博物館の野本部長にご案内頂いたので、目に留めました。 しかし、きちんと記憶には留めていなかったのですが、その時に彼の逸話が小説の助演男優のように描かれている「熱源(川越宗一著)」という2020年の直木賞小説があることをお話頂きました。

すっかりと私は忘れていたのですが、黒松内の図書館で時々アルバイトをしているCKから「高木さん、熱源ありますよ」と言われて、半場押し付けのように(ごめん・・そのときはそうなのぉ 程度の感じだったので)借りてきました。

この長編小説にはまりました。

時は1990年前後の樺太が主な舞台で史実に基づいたフィクションです。 彼はロシア帝国に占領されたポーランド人でロシアの同化政策で母国語を話すことを禁じられたままサンクトペテルブルグ大学の学生となりますが、1887年ロシア皇帝アレクサンドル3世暗殺計画に連座し懲役15年の判決を受けてサハリン(樺太)へ流刑されました。当時にサハリンには、アイヌをはじめギリヤーク等の複数の先住民,和人、ロシア人が雑居していました。流刑囚と言ってもいくつかの段階があり、彼は休日には周辺へ出歩ける自由度のある囚人でした。法学生でしたが、先住民の暮らし文化に興味を持ち、その余暇を使い周辺集落で独学の民俗学的活動を始めたのです。 当時のロシア(西洋先進国)は、人類学民俗学が盛んになりつつあり、列強の優越性をしめすうえでも、「未開民族」の劣等性を研究、植民地化、占領同化の正統性に学問を利用しようとしていました。 彼の独学研究はロシアに認められ研究に没頭、ロシアからも援助されるようになるのですが、先住民と共に暮らすうちに、この極寒の地で生きてきた先住民の優れた智恵・文化と西洋の文化の何が違うのか悩んでゆくのです。さらにロシア人化させられる自身のポーランド人として源血にも深く気づき直してゆきます。登場人物には、アイヌと日本人の混血人物、本人もアイヌと結婚し子孫を残しました。ロシアの同化政策に翻弄される樺太アイヌ人等先住民族の生き様が絡み合ってゆきます。 さらには、日露戦争が勃発し、樺太にも日本軍が上陸して来て戦闘にも巻き込まれてゆく(今、ここまで読んでいます)・・・

小説の題名の「熱源」は、それぞれのうちなる熱いもの、異なる血が大きなテーマなのですが、文化風習が違えども・・結局、それらに違いがあるのか、我々、皆、同じ‍「人」なんだということが伝わってきます。

新年早々に、良い本に巡り会えました。

ウポポイに再度でかけて、彼の胸像と向き合いたい。 

ピウスツキ⇒

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%84%E3%82%AD

ちなみに、この本の主人公は、アイヌ人です。

山辺 安之助(やまべ やすのすけ(やまのべ、とする場合も)、1867年慶応3年) - 1923年大正12年)7月9日)は、白瀬矗南極探検隊に樺太犬の犬ぞり担当として参加した樺太アイヌアイヌ名「ヤヨマネクㇷ」(Yayomanekuh)[1]。樺太アイヌの指導者として、集落の近代化や、子どもたちへの教育に尽力した。著書に『あいぬ物語』(樺太アイヌ語による口述を金田一京助が筆記)。口承文芸の語り手としてもヤシノスケ(Jasinoske)という名前で、ポーランド人の民族学者ブロニスワフ・ピウスツキに説話を語っており、その説話はMaterials for the Study of the Ainu Language and Folklore (Cracow, 1912)に収録されている(21~23話)[2]

また、2020年に直木賞を受賞した川越宗一の歴史小説『熱源』は、山辺を主人公としている

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里帰り

2021-01-13 15:23:07 | 日記
かつての
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冬徒然に……。

2021-01-13 10:37:01 | 日記

新年が始まって半月をすぎようとしている・・。

◆正月三が日は除雪除雪の毎日でした。雪が多いように思いますが、昔の写真をみると、すでに校舎の廊下側の窓が雪に埋まっていた年もあったので、それに比べると少ない。しかし、この冬は寒いね!!  年末に道北各地でマイナス30℃地域が続出した日、ここ黒松内は20℃も温かかった。 20℃ですよぉ~!! でもね、それでもマイナス10℃であったのです。 さすが北海道だって改めて思いましたがな。

◆コロナ禍が収束するような気配なくの年末年始です。20年、30年後にはこの2020-0221の2年間はどう記憶されているのだろうか・・。 もちろん、不要不急の外出やソーシャルディスタンスなどは遵守して暮らしてはいるけれど、年末年始にはパラパラと来訪者が続いていました。  大晦日には居残りスタッフとWTさんと年越し会。 明けて娘家族が来て、寿都へ出張がてら立ち寄ってくれたAOKさん一行、INR一族、MMU&TBO一族、PEN一族と・・・。 田舎の爺さん婆さんを訪ねに里帰りをしてくれるようで嬉しいです.。  しかし、連れのMRKさんあってのことだろうなあ・・。 先立たれたら、誰も訪ねて来なくなってしまうかもなあ・・、なんて思う正月。

◆黒松内ぶなの森自然学校の主催子供キャンプは昨年からずっと中止していますが、昨日から2泊3日で札幌の姉妹校の札幌円山自然学校の面々が10人ほど滞在しています。 短い活動ですが、雪遊び三昧です。この状況下で送り出してくださった親御さんにリスペクトです。 

◆1月15日といえば・・、昭和世代の私らにとっては、「成人の日」なのですが、いつの頃からか、1月第二週の月曜日が成人の‍日となり連休操作となりました。 コロナ禍で行政主催の成人式は延期や中止、リモートになったりしているようですが・・。 田舎では人が帰りやすい夏、お盆に合わせる地域も多いようです。 であったも、FacebookやTVニュースでは各地の新成人の晴れ着姿が映し出されます。 これらを観ると、なにか切ないような思いにかられます・・。

私の娘二人には、このような晴れ着を着せてあげる機会を作れなかったからです・・・。 長女からは、「私は着ないよ」と言われたような気もするのですが・・、 なかなか貧乏時代だったからなあ・・、察してくれたんだと思うな。

 

 

 

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