高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

新NPO設立登記

2016-07-31 15:00:53 | 日記

新しいNPO,くろす野外計画社を明日、登記する予定です。設立日を決められるというので、覚えやすいから今日、2016年7月31日にしようと思います。 NPOねおす解散に伴い、当地、黒松内ぶなの森自然学校を運営する法人がなくなってしまったので、本法人の大きな使命は、自然学校の運営です。

 自然学校は地域の運営協議会の形態をとっています。なので、この運営委員会の法人化は多方面への協議や了解ごとが必要になり面倒なので、これまでと同様に(元NPOねおすと自然学校の関係)、私が経営するNPOから職員を出向する形に整えるほうが自分ごとで調整しやすいために設立するというのが本音であります。(黒松内町からも了解ととりました) なので、黒松内ぶなの森自然学校の組織仕組みは変わりますが、本質的なマネージメント・事業内容そのものは何もかわりません。 気持ち的にはより地域密着を図りたいと思います。

また、黒松内という冠をかぶっていると、他地域での仕事を作りにくい側面もあるので、フットワークをよくするためにも、私が経営する別法人があった方がいいという結論からの措置です。

登記した後も、税務署やら社会保険事務所やらにいろいろと書類を提出しなければなりません。これまでいくつかの法人を設立して来ましたが、実を言うと、自分で全て事務手続きを進めるのは今回が始めての経験なのです。これまでは都度、有能なスタッフがてきぱきと設立仕事を進めてくれました。 けっこう面倒だなあ、わからんことがたくさんあります。

地方創成と音頭を国がとっている割には・・・、 近くの地方都市倶知安の法務局では法人登記受付をしてくれない・・・札幌法務局へ出向かねばならぬし、なんと事前予約をしてほしいとのこと・・・。はたまた社会保険事務所も小樽へ行かんといけない・・・・。めんどいことだ。 今日は日曜日なので、予約できんので明日直接、札幌へ出向く予定です。 設立時にコピーを残していない必要書類があったりして、この年になって自分の事務処理能力に????であります。

ハンコができないと登記できないので待っていました。認証から登記期限までギリギリになってしまったわな。 まだ新NPOには何の実績もありませんが、ハンコだけはいっちょ前に見えますね。

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ポケモンGOに思う。

2016-07-31 08:58:35 | 主義・主張

巷ではポケモンGOがブームのようだ。 かくゆう、ここ自然学校でも夏休み前にスタッフがアプリを入れて試してみた。 なんと校舎内廊下に2匹、犬小屋に1匹を発見したのであった・・・・。 いったいどういうしくみになっているのか、座標軸が特定して、何者かがポケモンを配置しているのであれば、何かしら空恐ろしいことだ。 なんでもポケモンをおびき寄せてくる方法もあり、それは有料なのだそうだ。 すでにそれを買って、ばらまいている連中もおれば、商店街活性化に使おうというビジネス化も始まっているようだ。 スマホ歩きが必要なので事故も起きているらしい・・・・。

ブームであるから一過性ですぐに去ってゆくとは思わえるが、似たようなものは次から次へと出てくるだろう。 収集性や射倖性は人間の脳を楽しませるもので脳のストレス開放にも有効だが、それらは習慣性もある。 やめられなくなる。 敵もさるものだから、遊ばせ続けて習慣依存性をつけようとするだろう。

現在進行中の当方のサマーキャンプの朝の話題で、このことについて子ども達にちょっと話をした。

ゲームでは遊んでいるのでなくて、「遊ばされている」。何かをクリアーする、敵を倒すためには考えながら端末機のボタンを押しているんでしょうが、処せん、誰かが作ったルールの遊びだ。

自然学校の活動は、「自分で遊べる子」「自分で自分の居場所をつくれる人」になって欲しいが大きな「思い」です。

緑や水の中に隠れているいきもの、風の強弱、気温の寒暖の微妙な変化、雲の形が変わる様子、潮騒や波の姿、カエルの鳴き声や河面に跳ねる魚たち・・・。 これらを知らずにいて、どんな人生の愉しみがあるというのだろう。 人間が持っている人間だからもっている感性を多様な自然の中で広げること・・・。 

自分で自分を遊ばせることができる人になって欲しい。

****

一方・・・、シン・ゴジラとやらの劇場映画が封切られる。これは観たいと思う私です。 ポケモンGOでポケモン探すのとゴジラ映画を観に行くのとでは、精神性に違いがあんのか、ないのか・・・・・。 どちらも「あそばされている?」 映画は身体を使わない遊びだよね・・・・。

 シン・ゴジラは、予測していない事態に遭遇した時の日本の姿が描かれているらしい・・・、ストーリーに興味がありますね。

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長期村4日目 ピザづくり

2016-07-30 20:23:02 | プログラム 子ども

7月30日 4日目です。 子どもたちは生活にも慣れ活動性が高まりテンションも総じて高し。一方では、若干のホームシック状態の子もいますが、今回は深刻な子はいないようです。 4日目ともなると、お互いに知らなかった始めて同士も慣れてくるのですが、まだまだ相手への踏み込み加減が調整できない年頃ですから、多少のいざこざも生じてきます。 落し物というか、個人品の行方不明も多発してきています。

お天気は多少持ち直して、夏の太陽も時折顔を出す一日でした。 本日は一日かけてピザ作りの日です。ピザは夕食となります。

黒松内産の野菜、小麦粉、銘水の地下水を手に入れます。 窯で使う薪を作ります。黒松内の牛乳からモッツァレラチーズを本職職人さんから教わってつくり、会場設定をして夜にピザパーティ。

 

ワイワイがやがやの楽しい食育プログラムの一日でした。

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正しい夏休み

2016-07-30 12:15:31 | プログラム 子ども

6時起床、朝のお仕事、8時昼食 午前の活動 12時昼食 午後の活動 18時夕食 21時寝室消灯。 21時半全消灯就寝。

寝て、食べて、遊んで、食べて、遊んで、食べて、ちょっと宿題して、寝て・・、起きての繰り返し。 子どもたちの食欲は旺盛になり、活動意欲も高まり、夜は10時には宿泊室はシーンとしています。 子どもらしい正しい夏休みをおくっております。

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長期村3日目

2016-07-30 11:06:11 | プログラム 子ども

7月29日 お天気が思わしくありません。 一日雨、それも午前中は強いとの前日の予報でした。 ディレクター陣は予定の変更におおわらわです。 自然体験活動ですから、お天気に左右されてしまいます。事前の予定どおりにはいきません。 スタッフ陣にもDSR「どうにかする力」が求められます。

一日ぶな林活動はあきらめて、空模様をみながら動けるように午前午後でプログラムを分けて、スタッフ総勢50名の全体で動くと小回りが利かないないので3つのチームにわけて活動することに変更。 午後は、島牧の海岸へ玉石探しチーム、廃トンネルでコウモリ観察チーム、ちょっと濁流ですが小沢でエビ取りする3チームに分かれての行動でした。

詳細は、長期村ブログへ ⇒ http://blog.goo.ne.jp/bunamori

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長期村2日目

2016-07-28 17:58:47 | プログラム 子ども

北海道に大雨が降っているニュースが流れていますが、ここ黒松内は雨空ではありますが、小雨がふったりやんだり程度です。ではありますが、雨の日の水プログラムは決行。 例年ですと、砂浜運動会をしてから磯でダイナミックに遊ぶというオープニングが夏には似合うのですが・・・・。

それでも、弁慶岬の政泊港と磯へ。 生物探しと飛び込み遊び その様子はこちらのブログへ 

「大家族・長期村の日々奮戦記」http://blog.goo.ne.jp/bunamori 

帰って来てからは、ドラム缶風呂。 私は海にゆかず、台湾実習大学生と釜炊き爺い。薪も焚き付けの紙も湿度で湿気っており、焚くのに時間がかかりましたが、2つのドラム缶で全員が露天体験しました。

 

午後は、台湾学生による台湾アワーでした。

 

 

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長期村スタート

2016-07-27 20:34:13 | プログラム 子ども

2016年7月27日 第19回になるのかしら、夏の長期体験村が開村しました。 当初は文科省の支援があり、「長期自然体験村」と称する必要がありましたが、独立自営体制になってからは、実は、「自然」をはずしました。 だから自然体験をしないわけではありません。自然体験はプログラムのmustですからね。 ここでは、大勢で、3週間という期間ではあるけれど、「生活体験」という要素がベースにあります。ですから、正確には 長期自然・生活体験村 なのです。がそれは名称が長い・・・・・。

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明日は撤収だ❗

2016-07-25 21:42:16 | 日記

昨夜はちょっと風がありました。 Outdoor Officeのテントはバフバフとあおられておりましたが、さほどのものではありませんでした。 が・・・、ポールが折れていることが本日判明・・・!!!

あちゃあ・・。明日は撤収ですな。 言いたかないが、メーカーさんの足を引っ張ることになるし・・ですが、ブランド品ともなっているS.N.の大型テントは風に弱い。昨夜程度の風はキャンプ場でもよくあることだ。 買った夏も昨年も折れている。 1年目は補償してくれましたが、昨年は2本も折れて修理した。 つまり3年連続だ。 まあ、常設するものではないでしょうが、風のある日のキャンプもあるのだしね。 これダメだね(と結局ダメ出し)

残念ながら、大勢の子ども達が来校する夏のキャンプ本番前、明日はいったん撤収だな。 野外事務所にはできないが、「当たり前に野外で過ごしていることを子ども達に見せたい」ので、風に強い小型テントを明日は張って転居することにするかな。

ポール折れていてもつぶれてはいないので、最後の夜・・・・・。

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日本海食堂

2016-07-25 08:09:10 | いろいろシゴト

スタッフトレーニングを兼ねて、地元の子供達と寿都横間(正しくはさんずいがつきます)の磯で海活動。 漁師町で海辺であるのですが、実は今どきの子どもは目の前の海で遊んでいないのです。そのお手伝いの地域活動でもあります。 もっとちゃんと企画して実施したいのですが、今年も直前になってしまいました。来年は日本海食堂さんと協働で「海の日」にちなんだ催事にしてゆきたく思います。

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夏のスタッフ集結中

2016-07-24 08:08:10 | プログラム 子ども

子ども長期村。たしか1998年から開始しているので、第19回目だな。 当初は文科省の支援もあって全国で始まった2週間以上のキャンプ。国の財政支援があった頃は全国で150だったかな、かなり多数の箇所で開催されていましたが、今や2週間以上のキャンプを実施している団体全国でも数えるほどしかないと思う。そして、この文科省バックアップの長期自然体験村事業としてスタートした活動は、もしかしたら、当方くらいしか継続していないのではないあかなあというくらいに経験と実績を積んできたと自負しています。

参加者もなかなか連続した3週間に応募してこない社会状況でもある。当初は6月募集開始で10日間くらいで定員の30名が集まったのだが、長期の活動には応募が少なくなり、3年ほど前から1週間ずつでも参加できるようなプログラムフローに変更している。 今年の3週間応募者も7人しかいない。が、各週は25名前後、スタッフも同数くらいいるので、いよいよあさってから2016コースがスタートだ。

コアスタッフや3週間滞在する海外ボランティア勢も集まってきて、スタッフとレーニングで海、川と連日活動しているので、すでにプログラムが始まったと同然だ。

自分としては、今年は「原点に返る」をテーマにしている。 なぜ子どもに自然体験・生活体験をさせるのか、させたいのか・・・。 Donika Suru Ryou(どーにかする力)をはぐくむ。これがねおす銀河グループの実施する子どもプログラムの目的だ。 それは、同時にスタッフたちにも求めらえる。

この場がこれからも続くように、改めてコンセプトを確認しながらひと月を過ごしてゆきたい。

私は数日前より、恒例のアウトドアテント事務所開設。住んでいます。

 

 

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