シャケの遡上をカヌー下りしながら観察、シャケをたき火で料理し、環境整備にゴミ拾いをし、どこまで遡上しているか上流を観察など

2泊3日の冬キャンプに7ー8人の小学生が参加してくれました。 台湾からワーキングホリディのビザで1年間の滞在をしているピカちゃんが、台湾の旧正月にちなんでの台湾おせち料理と雪遊びがテーマでした。 野外活動はほぼすべてが校庭での雪遊びでした。バケツで作った雪ブロックを積み重ねてのイグルーづくり、カマクラをトンネルでつないだり、ソリコースをつくったりと、子どもらは飽くことなく遊びました。 今の時代、町なかを見回しても、子どもたちが冬にこのような遊びを続けている様子はみかけなくなりました。
なぜなんだろう? ここでは遊び続けるのに・・・
遊びが継続するのは、ちょっとずつ遊びに変化が生まれるように、誰かが関わり続ける、ことが必要なのではないかな。 今の子のグループにはがき大将的な存在も、アイディアを出すようなトリッキーな動きをする子もいなくなってしまっていると思う。だから遊びが発展せずに続かない。上手にイニシアティブを交互に撮り続けられないのではないかな。
そこで、関わるスタッフ(おとな)が昭和の子ども集団の年長子どもの役割をして、遊びに少しずつ変化を与えてゆくことが必要なのではないかな。
帰りの日(だったかな)隣で昼食を食べ終わった子に「今回のキャンプはどうだった?」と聞くと・・・
「平和だった・・」との応え・・
「おっ! そうかぁ!」と、胸の内で密かに してやったりとガッツする あたしでした。
ちと早いが、子どもたちの不意をつく恰好で、今日は黒松内児童館へ鬼出動。
扮装は、滞在中の台湾ピカとシンガポールからのキシュンでした。まだ節分前ですが、毎年行事で慣れている子どもたちの不意をつくとう大人の意地悪で・・・、 百人一首のカルタとり(これはかなり集中していないとできない遊び)中に、金たらいが打ち鳴らされて赤鬼大鬼突入。 高学年が多いものの即座に子らはパニックでした。
けっこうクオリティ高い扮装でした。 終わっても放心状態の女の子数名でした。
1泊2日の子供きゃんぷの今回のテーマは「鮭」。 一日目は町内を南北に流れる朱太川の河口付近で遡上し始めた鮭をカヌーで観察。二日目の今日は、鮭はどこまで遡上しているかと、その上流を観察にゆきました。
黒松内の市街地に支流の寺ノ沢川という小川があるのですが、なんと、そこにも遡上している鮭を発見!!
黒松内の自然、あなどれないなあ。 役場近くの場所では、ヤマメも群れをなして泳いでいました。 渓流釣りに行かずとも、散歩道から十分に釣りができるなあ。
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随分とブログ投稿に間があいています・・・。 Facebookには、スマートホンからすぐに書き込めるのでちょくちょく投稿しているのですがね。 ブログはそれなりに文章を考えるので、ちょっと敷居が高くしているのかなあ。 読んでくださっている人もいるので、もうちょっと真剣にとりくもう。
暑い暑い。
北海道の小学校は夏休みは終わってしまいましたが、あまりの暑さに途中下校をさせた学校もあるようです。この暑さが常態化するのであれば、北海道も8月いっぱい夏休みにすべきかもなあ。
という中で、学校が始まってすぐに体験学習に寿都・潮路小の5年生がやってきました。小学校の宿泊体験活動は以前は自然学校での一泊二日活動だったのですが、 数年前の毒蛾事件から自然学校には泊まらずにプログラム対応だけになりました。 (これは風評被害みたいなものなのですが・。)
この日も熱中症アラートが発令されている日中30度超えだったのですが、予定プログラムに 火おこしと棒パン作りがありました。 この暑さの中でやるプログラムかあとは思いましたが、木陰を選んで予定通りに実施市ました。いつもは、火おこしはデモンストレーションをして、子どもたちにお手本を見せて薪に火をつけさせるのですが、今回は新聞紙、細めの割り木、太い薪を渡して、自分たちで試行錯誤して点けてもらうことにしました。 案の定なかなか点けることができませんでしたが、みんなで意見を出し合いながらする作業は、時間がかかりましたが、これはこれで良かったです。 それを見守りながら、ときどき声かけかまっているのも面白かった。 良い意見がでるが、それを無視されてしまったりと、ちょっとしたイニシアチブゲームのようになりました。
で、首題の熱中症ですが、私たちはしつこいくらいに「水を飲めぇー」と声かけをし、強制的にコップ一杯の水を配布したりしています。 先日隣町の小学校で体育の時間に熱中症で死んでしまった事故(いや、これは事件だな!)がありました。 これは学校の管理問題であり訴訟を起こしてもよいのではないかと思います。
実は過去、うちの夏キャンプでも熱中症があり、病院にかつぎ込んだことがあり、それは大きな教訓となっています。その年は半袖では肌寒いくらいの冷夏だったのですが、それが数日続いた後に夏らしい暑さが戻り、日向で調理用小型ストーブの点火練習を野外でしている時に起こりました。 一人の子が気持ちが悪いと不調を訴えたので室内の涼しい場所に移して寝かしたのですが、そのうちに目がうつろになってしまったのです。呼びかけても応えない・・・。ストーブ点火の余熱・プレヒートに使う固形燃料のガスを吸ったのかとも疑って、そのメーカーにも電話したのですが、そんな事故事例は過去にはないとの回答。 結局、診療所に運び点滴をうけしばらく安静にしていると元気を取り戻しました。 あとで、その子に話を聞くと、呼びかけかけられているのは見えていたのだが、口も回らずカラダも動かせなかったとのことでした。 その時はスタッフに看護師が(学校の保健の先生)なんとふたりもいたキャンプだったので、その経過を克明に記録していました。 診療所でも(ここまで熱中症が話題になっていなかった頃なので)、すぐにその原因が医師にもわからなかったのですが、記録から「これは熱中症による意識障害」だということになりました。
山登りのガイドをしていた時代にも、うちのパーティではなかったのですが、山中で意識朦朧として倒れていた単独行の登山者に出会ったことがありました。 水筒から口に水を含ませると、ハッと気が付いき、突然に襲いかかって来ました。「落ち着いて、落ち着いて」と制すると、すぐに正気に戻りましたが、誰かに襲われたと勘違いをしたようでした。
熱中症は予防として水分をたんと飲むこと、飲ませることが大前提で、それから周りでよく観察をして動きが緩慢になったりと様子の変化に注意を払う必要があります。 ちょっとおとなしくなったりした子どもにはすぐに「大丈夫?気分が悪くない?」を声掛けをすることが大切です。
秋風が吹いたかと思うのはまだ早かったな。二日間ばかりは涼しいいつも北海道の夏となりましたが、また暑さがブリ戻して連日30度超え。 B日程の1週間キャンプも毎日、川、海にでかけました。
おかげさまで、私も真っ黒に日焼けしておりまする。 しかし、汗はかくが、対して身体を動かしてはいないので、思うように体重は減っていない・・。 70kgを切りたいのだけどなあ・・・。
子ども活動の掟が書かれた巻物は健在です。 これをこしらえたのは、いつの頃だったか、まむ&たーぼがディレクターをしていたころだから、もう15年も前だろうか。 たしか、3週間の子どもキャンプのプログラムがまわし方がわかった頃でしたね。 それまで、そして今も子ども自然体験活動の大きな活動コンセプトは「大家族」と「全開遊び」です。 それを もう少し具体的にした言葉が この掟です。
この夏も中盤。あたし自身は、もう全開遊びをしたら、身体が動かなくなっちゃうので、見守ることが多くなりましたが、この掟はスタッフにもあてはまるものなのです。