高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

シティガイド研修

2009-01-31 14:37:13 | 日記

三日間にわたり札幌商工会議所主催の札幌シティガイドのフォローアップ研修を進行中。エネルギー出力80%くらいかな。受講者が熱心なので私も力がはいります。

参加者は、全体的に私よりお兄さん、お姉さんの年代の方が多い研修会なのですが、
私自身が50半場となると、家では「テレビの音が大きいよ」とかいわれますし、焦点を凝らして見ないと見えないものがありますし、駅の階段のくだりでつまづきそうになったりと・・・していますので、この年代の身体的特徴を実感できるようになりました。 そんな経験知から助言も前より的を得ているような気がしています。

今回は、ガイドが持っているべき資質やガイドディングのコツ、参加者理解のために・・・、自己認識・認知、自己受容などの概念を一日目にお話し、二日目はガイドのコミュニケーションスキルをアップするためのトレーニング方法、そしてガイドのシナリオづくりをワークショップ形式で研修しました。 そして、明日は、日本エコツーリズム協会の「日本のエコツアーガイド100人」にも登録されている、ねおすのガイド小林さんによる円山付近のガイディッドの実地研修です。
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中頓別沿革史

2009-01-30 15:13:06 | 日記
午前中、中頓別沿革史を読む。昭和11年に手書きされたもので、その後終戦まで書き加えられている。出来事が年表風に列挙されているだけだが、なかなか興味深い。

凶作、洪水、バッタやてんとう虫による農作物の災害、火事、山火事が何度もあったことは、たんたんと書かれていますが、沿革史全体から見ると数多く目立ち、開拓期の困難さを物語るっています。新聞社の飛行機が飛来した日は珍しかったのでしょう。旋回回数まで書いてあります。まあ、私の子ども時代も外で皆で見上げましたが・・、
日蝕が観測された昭和11年6月19日前後はかなりの記述があります。

関東大震災や2.26事件があった日の様子、皇国体制における行事が増えるとともに、村から出征した戦死者の村葬が増え、終戦の日の村長の告諭。

私とまむが書いている、町の開基百年記念誌の文章もこうして町に永久に保存され、後世の誰かも読むのだと考えると、なんと光栄なことかと、身がひきしまります。
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ちょっとオシャレな

2009-01-29 21:08:45 | 日記
この格好に帽子、長靴、肩からバック下げて、ジャケットかけたスーツケースを転がし、さらにはスーパーマーケットの籠に明日からの道具をいっぱい詰め込んだ荷物を抱えて、駐車場からホテルへ・・・札幌の街を歩いてしまった。

通行人には避けられ、ホテルのフロントには驚かれちまった・・・

ちょっとオシャレな ホームレスだなあ
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言葉で伝えるためのテクニック

2009-01-29 15:41:05 | お知らせ

伝えたいことを 相手に上手に 言葉や身体を持って伝えるのはとても難しいことですよね・・・。 私たちの仕事は、自然と人とのつながりづくりがなのですが、自然のことをたくさん知識として持っていても成り立ちません。

結局のところ、人とのコミュニケーションサービスなのです。 

ねおすの人材養成コースを始めた 15年くらい前から、スタッフ研修に、演劇のトレーニング手法を取り入れていました。今でこそ、実施する団体も増えてきましたが、私ら・・先駆けでしょう・・・。

思いを込めて・・言葉を発する、相手に応じて情報の発信の加減をつける、しっかりとした立ち姿、言葉の強弱、高低・・、かくぜつ、ボディランゲージ・・・、さらには、相手を読み取る共感力・・・ そういったコミュニケーションスキルがとても大切です。 

スタッフ研修の公開講座を黒松内ぶなの森自然学校で開催します。今回は、演劇NPOのコンカリーニョの「炎のファンドレジャー」ですっかりおなじみの斎藤さんにコーディネイトをお願いし、ゲスト講師・松本さんをお招きして実施します。

詳しい内容は、下記をクリックしてください。
http://www.d2.dion.ne.jp/~buna_ns/hyougen.pdf

自然ガイド、子どもの体験活動をしている方だけでなく、コミュニケーションを必要とするお仕事をしている方、コミュニケーション力をつけたいなと思う方も、もちろん 大歓迎です。
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大雪山でスノーシューしませんか?

2009-01-29 15:33:45 | お知らせ

道央にそびゆる大雪山山系の主峰、旭岳は2000m超える北海道で一番高い山です。 その1000mを超える姿見の池まで 冬でもゆける ロープウエイが営業をしていることは、あまり知られていないかもしれません。

大雪山自然学校の仲間たちが その厳冬の山へスノーシュートレッキングを実施しています。 防寒はスキーウエアー、靴はご相談ください。

これぞ、冬しか堪能できない、北海道の絶景が広がっていますよ!!
旭山動物園に行くなら、せっかくですから、ぜひとも、北海道の冬を体感してください。

ご案内は、下記をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/daisetsu_2005/e/9b9c6e83e78a1f4bf5f835fee681336a
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ちょっと詰まっている?

2009-01-29 13:05:57 | 日記
昨夜は、週末の研修準備をしながら、BSでやっていた韓国映画を横目で見ていたら、ずるずると抜けられなくなって・・遅くまでかかってしまい、本日の午前中は体も頭もエンジンがかからない・・・が使いものにならなくなってしまいました・・・。 

無理が利かない年なんだから・・・・

あと数時間、がんばってから、再び札幌へ戻ります。
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気がつけば

2009-01-28 19:24:27 | 日記

◆ 昨日のこと
 北海道NPOサポートセンターにて ヒアリング(今度は私が受ける側)とNPOバンク事業組合の会議。 どのようにNPOを立ち上げてきたか・・大学の先生の研究対象となっています。私自身もそろそろ整理してみないなと思っています。新年度は、NPO法人化10周年なんです。

 話題の給付金のNPOバンクへの寄付受けつけをしようとの話題が出ました。
NPOバンクとは、市民でつくったNPOへの融資の仕組みです。5000万円くらいの原資・寄付金でNPO活動に貸し付けをする市民バンクなのです。 審査を含む運営は、資金運用の専門家も交え、まざまな分野の方々がすべてボランティアで行いっています。

 春先にNPO10周年のフォーラムを札幌で開催する計画があります。これからのNPO活動の大きな課題は、それぞれ専門性を高めてきた福祉、環境、まちづくり、教育、子育てなどなどのNPO同士の協働だと私は考えております。

 OSKと合流して黒松内へ帰ったのは、夜8時くらい・・・でした。

◆本日
午前中休養。除雪・・昼には寿都温泉で一休み。午後は、教育委員会との打ち合わせ、校舎の屋根や窓枠などの予算付けができそうです。その他、もろもろ雑談含めて打ち合わせ。

メール処理をしているうちにもう・・夜。

黒松内の医療を考える会の集まり。担当行政職員、看護婦さん、歯科医師や地域住民10名ほどが集まり、町の総合基本計画の医療分野についての意見交換会。小さな町のこれからの基本計画は、再来年22年度から向こう10年にわたり具現化されてゆく、大事な基本法です。人口が少なくなってゆくことは避けられないでしょう。ですから、町だけで解決することは難しい時代に突入しています。人口減を前提に・・どの分野でも周辺町村との連携にイニシアティブをとるくらいの大胆にビジョンを建てるべきと私は思います。

あ・・・金曜日からの研修の準備ができていない・・・うちにこんな時間・・・

あ~・・・気がつけば 一月が終わる・・・

早すぎ・・・・ 
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南極からのブログ開始!

2009-01-27 23:11:33 | 日記
南極へ第50次観測越冬隊員として参加している、樋口さんのブログがスタートしました。  その名は、ANTARCTIC WIND (南極の風) オシャレな名前じゃあ~ありませんか。

ローマ字読みすると、「あんた食ってく?」 ・・・ 「はらぺこ大魔王」とも言われていた氏にぴったりだなあ・・・ (ごめん)

ぜひ、みなさんブックマークしてください。 南極の写真が満載です。

http://antarcticwind.blog5.fc2.com/
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骨壺・・・

2009-01-27 21:18:09 | 日記
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こうして暮れて、夜が更けた・・・

2009-01-27 10:29:10 | 日記

昨日は、午前中Y事務所での仕事にちょっと時間がかかってしまい、中頓別を出るのが11時を回ってしまいました。Yちゃんは、町の「そうや自然学校プロジェクト」の一員として活躍しています。 そのひとつの大仕事として、町が推進している医療と森、森林療法のプログラムづくりにかかわっています。

グリーンワークというか、いろいろな作業の運動量を測定(メッツという単位)し、歩く以外の運動療法メニューを用意しようと考えています。しかし、計測がいまひとつ進んでいなかったのですが、彼女自身が被験者として測定した「雪かき」メッツは、厚労省が発表している数値とほぼ同じとなりました。やっと、運動量を計る機器の使い方と解析方法がわかりました。 

グリーンワークをすることで体を動かし、自分の健康づくり、森の健康づくり、地域の健康づくり(地域にも役にたつボランティアワーク)も一緒にやってしまおうという魂胆です。

さて、その後 ガンガンとCDをかけながら札幌へ快調に車を飛ばしました。

4時半過ぎ、ねおす札幌事務所到着。事業受託内定が出た「農村地域活性化人材派遣モデル事業」の組み立てを関係者とともに会議。これは、向こう4,5年続く、大仕事となります。都市から農山漁村で働きたい、活動したい人達のマッチングと研修をする仕組みづくりです。 これについては、またいずれ、ご報告(案内)します。

夕方からは、子どもの自然体験活動を行う、自然の中で子どもにかかわるスタッフの身近な自然科学の知識をどのようにつけてゆけばいいか、その手助けとなるブックレット製作の会議。大学の先生、環境教育、自然ガイド、体験学習の企画実施者が集まり論議するので、これまた違う脳が活性されます。

たとえば、こんな場面に基礎的な科学知識が使えるのですが、

子どもが夜、電池が入っている懐中電灯で遊んでました・・・
「あのさぁ、電池すぐなくなっちゃうよ。」
「いいじゃん、○○ちゃんもずっとつけているよ」
「○○ちゃんのヘッドライトはさぁ、君のとちゃうじゃん、電池の並び方が・・」

そんなふりをして、考えさせると 小学校5年生くらいなら、習った知識(直列、並列)が生活につながっていることが体験的にわかるんです・・・。 でもですね、大人、若者、学生も・・・こういう基礎的科学知識を忘れちゃっていることが多いのです。

こういった場面で、タイミングよく、効果的・意味ある「言葉かけ」ができるような人材を育成するには・・・・、どうしたらいいか、そんなことをまじめに、楽しく議論しています・・・・

会議の後の飲み会でも話は続き・・、宿に どうやって帰ったか 覚えてないくらいに・・、議論しました・。

こうして・・・一日は暮れて・・夜が更けた 昨日でした。



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