高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

小林天心さんが逝く

2018-06-30 11:46:13 | 日記

過日ご逝去された、日本のエコツーリズム業界の創始的大先輩の小林天心さんを「偲ぶ会」は、7月25日(水)18:00より、東京都内での開催とのことです。詳細がありましたら、またご案内します。

小林さんに私がはじめてお会いしたのは、日本エコツーリズム協会(JES)の立ち上がり設立催事であったと思う。沖縄のリゾートホテルで盛大に開催されました。確か2000年か1999年か、その位の時であったと思う。 北海道自然体験学校NEOSをはじめて2,3年たった頃だった。 エコツアーなる言葉が海外から入ってきていた。

NEOS設立期に参画した宮本英樹氏が、会社を辞めてインターバルの時期で、彼がNEOS参画を希望したのだが、まだまだ何人も食える状況でなかったので即答ができなかった。しかし、彼から時間ができたので、どこか観てきたいのだけれど、どこかお勧めの場所はないかとの照会があった。 当時、日本環境教育フォーラムの全国大会・清里ミーティングに私は通い始めたばかりであった。その折、メンバーのMKIさんが、コスタリカに行った報告スライド上映があった。ワゴン車であちらこちらとトレックするようなエコツアーの紹介だった。それが印象に残っていたので、宮本さんにコスタリカってところはおもしろそうだよ、と紹介した。

彼は、フロリダのOBSやらも巡り、コスタリカにも訪れた。世界の自然体験事業の最先端を体験した・・・。そして、帰国して、NOESに参画し、NEOSネイチャーツアープログラムが開始されたのでした。 にわか勉強の私たちは、まだ自分たちのプログラムをエコツアーとは自称できず、ネイチャーツアーと称したのだった・・・。 その時期にJESが立ち上がった。

設立フォーラムでは、マレーシアのエコツアー会社の代表が講演をした。自然ウッチングからアドベンチャーまで幅広く事業を展開している様子に驚嘆した。 質問タイムで、「そのように事業を広げられたコツはありますか」などと、今思うと恥ずかしい質問をしたことを鮮明に覚えている。 その答えは・・・

「あなたは、何年、プログラム提供をしていますか?」

「7年目くらいになります」

「では、10年頑張りなさい!」 でした。

 小林天心さんにお会いしたのもこの会合だったと思う。 たくさんのご享受を頂いた。その後、北海道のエコツーリズムを考える会などを実施して、エコツーリズムとはなんぞやを深めて行ったのでした。

あれから20年・・・・、一般企業のように人を雇えてはいないが、なんとか仕事になってきてはいるかな。

天心さんからみれば、私は次世代ね・・・、天心さんは昇天されたが、彼の思いを引き継いで、色とりどり、さらに次世代に繋げてゆきたいものだ。

 

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頭の中の微分積分

2018-06-29 14:23:31 | 日記

つらつらと・・・・頭の中に去来すること・・・

◆ いまひとつモチベーションがあがらんでいる。その根底にある重たいものが何であるかはわかっているつもりだ。

◆ 昨日より、遅かりしの夏に向けてのトレーニングを始めた。嫁のラディカをトレーナーにグラッチェと学校の前の畑の周囲1kmのランニングと腹筋、腕立て伏せなど・・・。しゅうくんに、1日だけでしょとけなされたが、今日もやるつもりはある。三日坊主にならんように。

◆一日、走っただけでふくらはぎが筋肉痛。 筋肉痛が早くでるのはまだまだ若いということだ。負荷で傷ついた筋源繊維の超回復というやつだ・・・。それによって、筋肉がついてくるという理論。

◆相からず、机周りが書類の山、片付けてきれいな環境にしたいと毎日思ってはいある。有言不実行なり・・・。

◆ぶなの森自然学校の20周年フォーラムの日程を確定しなければ、創立期のキーパソンはできるだけ集めたいのだが・・。

◆夏の長期キャンプの申し込みは伸びているかなあ・・・、これに一年の計がかかっている。

◆海外ボランティアが去り、お昼ご飯休憩に来たシュタイナー学校の徒歩遠足の子等も去り、休暇のスタッフもおり、午後は事務所でひとりです。

◆aqua faceという full faceのシュノーケルマスクを注文した。その効用はいかに。到着が楽しみだ。

◆エヴェレスト神々の山稜の小説にはまったが、谷口ジロー画のコミックも手に入れて読んでいる。 映画も観ないとなあ。DVDで借りられるかしら・・・。 

チェックしたが、映画の評価書き込みがかなり不評であったので、がっかいしないようい観るのはやめた・・・。

 

 

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ワールドカップ

2018-06-29 14:09:49 | 日記

世界中で盛り上がっているようですね。 特段サッカーファンでもないので、斜めに適当な関心を払っていますが、ハラハラドキドキしながら観戦するのはあまり好きでないというか、野球も含めて他人がやっていることに一喜一憂することを好まぬというひねくれもんな性格です。

ゴールキーパーへの猛烈な批判があれば今回は賞賛のうず、昨日のポルトガル戦での終了直前の逃げ切りパス回しに賛否両論がFacebookやTVワイドショーで花ざかり状態ですね。 西野さんでしたかね、監督の戦略はいいんじゃあないかな。そういう積極的な攻めがない場合の注意みたいなルールが柔道やレスリングのようにないわけですしね。戦い方はいろいろあっていいと思いますがね。 しかし、観客あってのスポーツなのであれば、お客さんへのサービスを忘れているよね。しかし、それによって決勝トーナメントに進めるのだから、日本贔屓には、愉しみは増えたのでもある。

私は賭け事やパチンコなどもしないのですが、それは、人生がいつも賭けみたいな生き方をしているので、遊びまでもそんなことはしたくないんじゃあないかと心理分析をしています。また、自分がやらないことには関心がゆかないということもあるでしょうなあ・・・。

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がんばれ、日本!!

2018-06-29 09:44:02 | 日記

将棋が得意のスタッフの息子さん、しゅうくん。チェスもできるということで自前のチェス盤を持ち込んで、ウエールズ戦。サポーターの口頭応援があるも、日本側は駒の動かし方を知っている者がなく、孤軍奮戦なるも惜敗でした・・・。

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蝦夷梅雨

2018-06-29 09:33:59 | 日記

6月29日

今日も曇り空。霧雨が時折ぱらついています。北海道には梅雨がないという定説のようなものがありますが、実際この時期は太陽を見ることがない・・、空梅雨みたいな天候が続きやすいです。

本日は、NICE国際ワークキャンプの第一グループの最終日です。現在、余市エコビレッジに滞在中の第二グループと入れ替えが今日明日おこなわれます。昨夜は地域交流として地域の方々をお招きしました。 

同行リーダーのまりさんだけは、こちらのコーディネイターとして引き続き滞在となります。 NICE代表のかいさんもやってきます。お会いするのが楽しみです。

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日程めじろおし

2018-06-28 15:09:23 | 日記

6月26日

午後、電話がかかってきた「高木さん、今日は・・・」

聞いた声だった・・・、あっ!っと瞬間に思い出した。 今日は札幌で会議があったのだ。手帳に書き込みもなく宿もとっていなかった。この会議の日程は事務所の一面にある旧職員室時代の大きな日程表には6月28日と書き込まれていました。 まったくの日程間違いでした。

がさっと日程が詰まっています。滞在中のイギリス連邦のウエールズの学生さん等のワークキャンプが4週間続き、その間に他の行事が挟み込まれます。毎日パズルを組み立てるように過ごしています。そのほとんどは優秀なスタッフ達がやりくりをしてくれているのですが・・・。

私の日程はスタッフにも共有し間違いがないようにしているのですが、漏れてしまった。申し訳なし。ごめんなさい。

年を重ねた会社の重役さんに秘書がつく訳がわかりますね・・・・。

そのほとんどは優秀なスタッフ達がやりくりをしてくれているのですが・・・。

ところで、「目白おし」の語源は、鳥のメジロが連なっている様子らしいですが、この時代、メジロがつらなっている様子など見れませんね・・・、確か、メジロはウグイス色してるんでしたよね・・そもそもここいらではメジロなんてお目にかかれないのですが、本州に行けば「めじろおし」が見れるのかしらん?

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喰うか!?

2018-06-28 12:55:04 | 自然学校の日常

2ヶ月ほど前には7羽だったコケッツチーム。ここのところ亡くなることが続き、現在三羽で一羽が療養中・・・・。

すわ、高原性伝染病かと思い専門家に相談しましたが、どうも寿命のようです。 養鶏場から廃鶏となる婆さんニワトリをもらい受けています。養鶏場のニワトリはほぼ同時期生まれの連中なので、寿命も同じくらいらしい。 伝染病であればパタパタと死ぬので、時期を開けてのご臨終は寿命でしょうとのことでした。

で・・・、 スタッフの間では、「喰っちまい、新人に入れ替えよう」という話になりつつあります・・・。

寿命を全うできずに、喰われるかあ・・・。微妙な感傷もめばえますが・・・、死んだ後に食うよりは少しは新鮮なうちに・・、俺ら、肉食動物だ。

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羽釜で飯炊き

2018-06-27 15:16:42 | 自然学校の日常

ニセコのボンゴ広場さんと協働で 森のようちえんをニセコで開催します。そこで羽釜でご飯を炊く予定です。折しも雨予想。さらには、自然学校側の地域でお葬式が入ってしまい、スタッフをだせなくなってしまいました。 ランチ担当のPENちゃんは新人でまだ薪でご飯を炊いたことがない、ましてや羽釜は未体験。

なので、ブロック竈と水分量だけを教えて、予行演習。  見事に美味しいご飯となり、滞在中の海外勢にふるまったのでありました。 好評 成功!!! おめでと。

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剛腕くん

2018-06-26 15:15:55 | 自然学校の日常

剛腕くんという名前のついた油圧式の薪割り機を導入しました。左右のレバーを前後に押し引きして油圧で斧の刃状の鉄鋼を薪に押し付けて割るのです。柔らかめの玉切り材であれば、子どもでも安全に割ることができます。

ところが・・・、

私は、左が押せないことが判明・・・。昨年の事故の後遺症からか、左肩に力が入らない・・・。背中側の肋骨が全部折れるかヒビが入った重症でしたから・・・、スべアリブが衰えていることが実感されました。 もう1ヶ月を切て、夏の長期体験活動が始まる、トレーニングをしても遅いかあ! ちょっとやるとくたびれたり、腰に来てしまう・・・。しかし、やらんことには、夏を乗り越えられないかもしれないぞ!!

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自然体験活動推進協議会 東京フォーラム

2018-06-25 15:14:23 | いろいろシゴト

6月23-24日

NPO自然体験活動推進協議会、通称CONEの全国大会in東京にちこと参加。

CONE全国キャラバンフォーラムのキックオフです。本年度中に全国各地でCONEフォーラムが開催される予定で、北海道は来年2月16-17日、国立大雪青少年の家(美瑛)が会場となります。私はその実行委員長を仰せつかっております。昨年度は準備が出遅れてしまったので、今年はすでに第1回目の実行委員会を開催して、日程だけは決めました。

全体の基調テーマは、「自然体験活動は次世代へ」 これは3年間実施の共通スローガンでもあります。そのうえでの本年度のテーマは、「自然体験活動の社会的価値」 CONEは18年前に全国で指導者養成をしている大はボーイスカウト、ガールスカウト、キャンプ協会、小は私達 旧ねおすなど全国各地の自然学校が集まり、文部科学省がバックアップしてくれて立ち上がりました。 指導者養成も野外活動指導者養成をアクティビィティ、プログラムデザイン、リスクマネージメントやファシリテーションなどについて2泊3日という研修会を全国で展開したことがあり、講師陣チームも50人を越えるという勢いがあった時期もありました。 CONEリーダーも増え、さらに学校教育と連携するということでNEAL指導者養成も文科省の後押しで始まったのではありますが、制度の複雑性もあってか、指導者数は増えず、更新の面倒さもあるためか、更新講習の参加も下がり、全体としては勢いがなくなっているのが実態でもあります。

そこで、昨年度より三年間を目指して、フォーラムを全国行脚して、活動推進にはずみをつけようとの狙いもあります。 私たちがやってきた活動の社会的価値を自ら問い直そう、そして、未来へつないでゆこうとの思いです。東京大会は100名ほどが集まりましたが、60代は5名ほど、私は最年長の5指に入ってしまう、うえから3番目か4番目ね・・・。 20代が増え、かつての自然体験活動を長らくやってきた、おじさんおばさん世代の同窓会的雰囲気は薄れました。

        

二日目の活動で、明治神宮を歩きました。 大都会、後ろを振り向くと新宿の高層ビルが見下ろすような明治神宮の森は深山のようでした。 この大都会となる前の土地に人工的な森を100年かけて造ろうと計画し、本人たちは目にすることがなかった森、見事でありました。

 

 

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