高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

なぜ、歩くのだ!?

2014-07-31 00:05:55 | HARU語録

明日は、太平洋静狩浜から日本海寿都湾への夏の40Kmウォークです。 秋は恒例ですが、夏の長期村では3年ぶりの開催です。 ベーシックコースで申し込みの子ども達は挑戦距離数は20KmでもOKなのですが、全体の志気が高く、全員が40Kmに挑戦です。

夜の注意事項、最終準備を始める前に、喝!!! 「きみ達は何者だぁ!?・・・・・、」

「そうだ、人類なのだぁ!」
「人類は、どこで誕生したか知っているかぁ!・・・・、そうだ、アフリカと言わている!」

「それが、何故にして、こんなにも世界に広がったのかぁ! 知ってるかぁ!!!」

「歩いたのだ!!」
「重たくなる頭脳を支えるために、手先を使うようになるために、バランスをとって二足歩行ができるようになったからだ」

「そして、我らが祖先は、歩いて新天地を探し、旅にでたのである!」

だから、「歩くということは、未来にとって人類にとって不可欠なことなのであ~~る」
「人類に与えられた 歩くという能力を持って、新たな挑戦をすべしぃ!!!!」

てな・・、小学生にはわかりにくいけれど・・・、 何か大切でありがたそうなことを言ってるようだな?

と感じさせる演説でした。

皆、頑張れ!!

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ウエットスーツ

2014-07-30 23:12:42 | プログラム 子ども

昨年、日本財団さんより助成を受けたウエットスーツは、自然学校の活動を広げました。

北海道の夏は、30度を超えることは希です。一昨日は日中は30度近くになりましたが、朝は15度でした。20度前半の日もある全島冷房中の島です。 それでも、夏はやはり水プログラムは子ども達の大人気なのですが、以前はジャージー上下にかっぱを着込んでライフジャケットをつけるというスタイルでやっていました。ちょっと気温が低い日や川でのフローティングを長時間するのは、よっぽどの夏日でないとむりでしたが、このウエットスーツのおかげで、気温や天候にあまり左右されずに活動ができるようになりました。

今日は20度後半の気温でしたが、川の水は冷たいです。しかし、なんのその。 中ノ川の橋から自然学校まで7kmを2時間半ばかりかけて、流れたり、ゴムボードに乗ったりしながらリバーウォークをしました。

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7月29日(火)のつぶやき

2014-07-30 05:04:12 | 日記

半袖短パンでは寒い位の朝だ。16度
、日中は30度近くなる予報。北海道黒松内町。

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アウトドアオフィス

2014-07-29 22:33:07 | 日記

 なんとなく出しそびれていた大型テントのアウトドアオフィスをやっと本日開設しました。

長期体験村の本隊は狩場山麓に一泊キャンプに出かけていますが、今日から合流したYuzu とHrnkを千歳空港に迎えに行きましたが、さすがに狩場まで送れない・・・500Km位の一日走行になってしまうので・・。

自然学校のキャンプ場で自炊野外宿泊するのに乗じて設営しました。 子どもふたりと高校生ボランティアの働きもんの HIKARUと四人でテント泊中です。

今年は、自然学校の体育館裏のキャンプ場に設営しました。 インナーテント付きの大きなテントで土間がとても広いです。 三人は寝息を立てています。 Hrnkは朝方4時寝の10時起きの生活をしていたそうなのですが、「長旅、身体も動かしたので眠たくなった」と9時半には就寝。 となりで寝息を立てています。

夏休みキャンプは、よく遊び、よく食べ、よく寝る、そして、少しは宿題もするの正しい夏休みを提供しています。

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7月28日(月)のつぶやき

2014-07-29 05:14:23 | 日記
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海は大人気

2014-07-28 20:56:44 | プログラム 子ども

2,3日お湿りな日が続きましたが、今日はまた夏模様。まるで、夏の長期体験村の開催に合わせたようなお天道様でした。 

本日のプログラムはもちろん海でした。午前中は砂浜で運動会、午後はホームグランドならぬ、ホームポートである小さな港がある寿都弁慶岬に出かけました。毎年、地元の漁師さんにおことわりして、この小港を利用させて頂いています。

 私も今年はすでに、6回目?7回目?かな。 パフォーマンス疲れからか、今回は大技はスタッフから披露はありませんでしたが、リピーターの子どもたちのリクエストがあり、仕方なく??、私は防波堤から今年二度目の頭飛び込みをしました。 今回は足も揃っており、子どもたちより高い評価?を受けました・・・だとさ・・。

  

スタッフが仕掛けるパフォーマンスは子ども達の活動意欲を高めるのに必要なのですが、飛び込みパフォーマンスばかりでは、私がマンネリ化してしまうので、そろそろ違うこともしないとな。

次回は、天然のプールを使って、水中運動会も企画するかな。 

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長期自然体験村から長期体験村に名称を変えたわけは?

2014-07-28 11:09:45 | プログラム 子ども

 黒松内で開催する夏の子どもプログラムは、今年で16回目となります。 1999年が第1囘目でした。その2年前から夏休みの長期活動の動きが文部科学省のバックアップで研究実施調査が始まっていました。ちょうど子ども達のイジメが大きな社会問題となり、小学生が小学生の殺人をしてしまった事件が社会を震撼させた頃です。

 子ども達を長期間、自然体験をさせることは、情緒を健全に養い、そして、自己効力感や自己肯定感を育み、そして、のちに「生きる力」と言われるようになった生命力の基礎をつくるのに重要な活動であるということが、さまざまなアンケートや情緒テストで明らかにされました。 そして、 その社会状況を鑑みてのことだったのでしょう、民間でそれまで「勝手に」社会教育分野を担っていた私たちの活動に国が目を向け始めたのです。 そして、「民間社会教育事業者」という言葉を、始めて国が使うようになりました。

 私たちも、1999年の夏に初めて国が全国から公募した長期自然体験村事業に立候補をし長期活動を始めるに至りました。 2週間以上の期間が条件で、当時50団体位が国の助成を受けて実施しました。 国の助成がつくということで翌年は全国各地で200箇所も開催されました。 しかし、それも国の直接事業から、外郭団体からの補助事業へと変わり(子ども夢基金)、さらに資金の使用についても様々な制約がつくようになり、徐々に実施団体・地域が減ってゆきました。 私たちは、継続することも「使命」として、7,8年ほど前からは、どこからも助成金を頂かずに長期活動を実施しています。

 さて、国(あるいは国の外郭団体)からの助成を頂かくなったことを契機に、「自然体験」という言葉をあえて外しました。 当初は「子ども長期自然体験村」と称していたのを、「子ども長期体験村」に変えました。 これには2つばかりの理由があります。

ひとつは・・・、スタッフの変化があります。 当初はけっこう冒険教育的な側面がありました。 学生時代に山岳部、探検部、ワンダーフォーゲル部などに属して活動していたディレクター陣や大学現役部員などアウトドアースキルに長けている人を数多くスタッフと配置できたので、山深く分け入り、断崖の海岸をゆくようなプログラム展開ができましたが、現在では、そのような危険が潜むような場所で「遊び」、安全管理力を身につけて来た若者はそう集めることはできません。

しかし、それよりも重要視したは、「人と人」との関わり合い、コミュニケーショントレーニングの場づくりでした。 当初より「大家族」は運営のメインコンセプトですが、海外からの学生や調理を手伝ってくださるベテランスタッフが徐々に増えていたこともあり、大家族は多様化してゆきました。 自然の中での行動重視の学び合い活動から 仲間と共に自然豊かな地で一緒に暮らすという「生活体験」に重きをおくようになりました。

現在のチーフディレクターは、女性のふみぞうです。 ジジィも加えた年上男性陣がサポートをしていますが、ヘッドは女性です。これは、ちょうど「生活を重視」し始めた頃と重なっているのです。 黒松内ぶなの森自然学校の長期村のチーフディレクタは、ここ数年は、マム(現在3児の母)から始まり、ジョイ(現、三陸ひとつなぎ自然学校チーフディレクター)、ふった(世界を旅行中)と、女性がプログラムマネージメントをしています。

折しも、一昨日でしょうか・・・、女子高校生が同級生を殺人するという事件がありました・・・・。

人の感情形成は先天的に有している性癖というものもあるでしょうが、多くは後天的に育まれてゆきます。 その時、「環境」はとても大事です。

豊かな自然環境にふれて、人は自然の一部であるという感覚を持てるようになることも、子どもが他人にふれあい、いつもと違う場所で生活し、「信じてもいいオトナ」がいるんだという環境を体験的に知ってもらうことも、他者にじょうずに関わる力を育むと信じています。

子どもは大人になるために 大人と触れ合うことが必要で、

大人も、大人とはなんぞやといつも自律できるようになるために、子どもに触れ合うことが大切です。

それは、いろいろな年代の人と時と場を一緒にする、生活することで実践されます。

子どもと大人は・・、実はお互いの先生なんだなあ。

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7月26日(土)のつぶやき

2014-07-27 05:18:42 | 日記
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大人への階段をのぼる

2014-07-27 04:42:35 | HARU語録

いよいよ、本日より2014年、夏の長期体験村が開催されます。 ここ10日間近くは次々と合流してくる長期ボランティアさんや海外からの学生さん達、そして、チーフディレクターのふみぞうを中心とするコアスタッフ体制づくり、スタッフ全員のチームビルディングに傾注をしていました。

へたくそな英語とBody languageを駆使して,海外勢に「なぜ、やるんだ」と理念を伝え、酒を交わし、海に川へ行き、学校受け入れ事業ではプログラムデザインと実施をしてもらい、一緒に周辺整備をしながら過ごしました。一昨日の晩は、くたびれ果ててダウンしました。

ご覧の若者達の表情からわかるように、上々の仕上がりとなって来ております。子ども達を受け入れるモチベーションは高まっています。

そんな中で、昨日は英気を養うために学生・若者ボラは休息の一日でした。その午後に台湾の新竹教育大学から正式なインターンシップで来ているビビアンから、彼女の研究テーマでもある自然学校の自然体験型環境教育についてのインタビューを受けました。 質問は多岐に渡り、なかなか説明することが難しかったのですが、2時間以上、通訳役をかってくれた香港人学生のミッフィーを頼りに、いろいろな意見交換もできて私も感化されました。 特に、子どもと親の関係についての質問は、核心をつかれたようで、私も考えさせられました。

「この体験活動を通して、子どもを送り出した親にも変化や影響はあるか?」

私がこだわる自然体験型環境教育は、目の前にいるお子さんが対象なので・・・・、その手法や効果・影響についての、なぜ、どうして、という問いには、経験を重ねてきたので、それなりの論理性を持って答えることはできます。

しかし、親御さんについては、しっかりとアンケートをしたことがないので、はっきりしたことはわかりませんが、自然教育や環境問題に関心を深め、行動へ移されたお母さんもいらっしゃるとは思います・・・。

ビビアンの質問で思考を巡らし、そして、若いボランティア諸君と接し、さらに、今朝、私やぶな森のfacebookに書き込んでくれた何人かのコメントを読んで、はた!と気がつかされたことがありました。

「そだちば」事業という若者を対象とした活動を昨年からNPOねおすの事業として明確に位置づけています。これは、若者の社会的コミュニケーション力を高めること、自分の力で自分の暮らしと生活をつくることができる人になること・・・・が目指す人材像としているのですが・・・、

もっと、シンプルに考えると・・・どういうことなんだ???? (昨日のインタビューの応えで、このsimpleを連発していたアタシ)、

 ロングキャンプは1999年から開始しました。以後、夏冬春と1ヶ月から1週間のキャンプを毎年継続しています。 今年はなんと、15回目の夏となりました。スタッフをしてくれた数多くの若者たちが黒松内ぶなの森自然学校を通過(卒業)してゆきました。初期の頃のスタッフは、すでに30代、40代に入っています。 それぞれが社会生活を営み、子育ても始めている連中も数多くなりました。

改めて、もう一度、冒頭の写真をご覧下さい。 今年の若者たちです。この写真の若者たちも、今日から目の前に現れる50名を超える子ども達と共に、そして、これから生まれる彼らの次世代の子ども達と未来を生きてゆきます。

子どもの面倒をみれない大人ばかりになったら・・・・、こりゃぁ、たいへんなことだ。

「大人になるためには、子どもの面倒をみれる(観る、看る、視る、診る)ようになることが大切なんだ!!」

「大人になるためには、子どもを成長させるように、できるようになることが、まず大切なんだ!!」

と、改めて、気づかされた朝です!!

すると、すでに大人になったらしい爺さんの役割とは何ぞや?

 若者を大人にすることではないか??

それができなくして、爺さんとはなんぞや??? と 爺道を探求し始める予感がある、私の夏の長期村がスタートです。

開村ウエルカムパーティでは、怒髪天の「大人のススメ」を、子ども達が引いいてしまうくらいに、高らかに熱唱するつもりであります。

実は・・・、若者スタッフへのエールです。

♫ おとなは最高! おとなは最高! ぜんぜん楽勝! 恐るに足らず! 行こう! ♫

 

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今年も海外学生が来ています。

2014-07-27 04:04:23 | プログラム 研修、講演等

さあ、いよいよ2014年の子ども長期体験村が今日から開催されます。 

今年も、海外から6人の学生達がボランティア、実習で1ヶ月間(7月中旬から8月お盆過ぎまで)、黒松内ぶなの森自然学校に滞在をしています。 日本人長期ボランティアも3名。例年やってくる助っ人指南役の久恒ボーボー・アレキサンドリア3世、札幌ねおすからは、富田が軍師役として配し、キッチンスタッフには、おかばあ、そして、管理栄養士のさとあきさんも合流。スタッフ陣は揃いました。

ここ10日間ばかりは、海、山、川へ行き、周辺整備をし、チームビルディングに力を入れていました。 先日の中学生の宿泊滞在時には、ナイトプログラムをボラ勢で組んで実施してもらい、そのおかげで連携・チームワークがグッとすすみました。

私の役割は、全体の安全管理責任者であることにはもちろんですが、子どもたちにちょっかいを出す、ちょいとおかしな年寄り役としてのいちスタッフ、子どもや若いスタッフ達のご意見番というよりは、嫌がれない程度の顧問役、そして、全体を見渡す鳥瞰役となります。

ことの十中八九は、おのれがこれをなし、あとの一二は他に譲り、功を為さしむべし!

子どもたちはもとより、若い彼らにも この夏の体験が人生の大きな糧になりますように!!!

北海道のカムイの皆々様、よろしゅうお願い申し上げます。

(写真は、去年の長期村の海外ボラ・実習学生さん達)

 
ミニエコツアー
この夏の子ども長期村に海外から参加するボランティアの休日。少しの時間ですが寿都町をショッピングを兼ねてミニエコツアー。ローマ、モスクワ、ソウル、高尾など彼らも大都市からやって...
 

 

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