小さな起業支援をしています。
一昨年より2年間続けて来た、社会雇用創造事業。内閣府の研修仕事なのですが、私どもがコーディネイトする座学・ワークショップとインターンシップ研修はついに10期生を迎えています。今週はその最終。事業としても最期です。
この事業は全国各地で様々な団体が実施しており、多少のご批判の声も遠巻きに聞こえてきますが、北海道チーム(4社で実施中)は、手前味噌自己評価としてはしっかりとやっています。(税金使っているのだからあたりまえだろ!と言われそうですが)
今回は、語学力、園芸、芸能、ITなどの自己の能力を使って、社会的貢献と事業を重ね合わせようと目指している人達です。 現役の母親もたくさん参加しています。むしろ女性の方が多いです。雇用が不安の世の中になりました。雇われるのではなくて、自分で商店サイズ、ファミリーサイズの仕事を起こす。この意欲は、この2年研修を主催していて高まっていることを痛感しています。
昨日は過去の修了生で学生さんが中心となった起業を目指しているお三方が開催した学生向けの催事に顔を出して来ました。学生の事業型NPOと学生を出あわせる集まりです。20名程の学生さんが目をキラキラして参加していました。若者・学生の社会的インターンシップを定着させてゆきたいものです。
仕事の仕方、暮らし方、雇用と雇用されるとの関係も含めて、多様な形態が試行される時代になってきたなという気がします。
私も今年で58歳になります。高齢社会での生き方、暮らし方、仕事の仕方も含めて、みなさんと考えてゆく機会として、コーディネイトしています。