高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

決断の日

2015-11-26 10:06:08 | 日記

11月26日

この冬、最初の寒波到来。雪景色の国道5号線、仁木町然別の「きのこ王国」駐車場にて。

札幌へ向っています。 ねおす理事会招集です。 来年度以降のNPOねおすの運営をどのようにするかを決める重要な会議です。

昨日、若手常勤理事のA&Uと三人でSkypeを使っての常勤理事会を行い、その意思集約をもって、全体理事会に臨みます。 結論から言うと、NPOねおすは解散します。 NPOねおすを母体に独立していったNPOや個人で独立した人々を組織化した社団法人化を私は目指し、その方向で年度当初の理事会で承認を得ていたのですが、若手理事との意見がどうも一致を見ていないようなので、事前に常勤理事会を開いたのでした。 その結果として、組織としての社団化も彼らは望んでいないということが判明しました。 福島キッズや木育活動で、協議会方式という多様な団体で組織化されたプロジェクトを成功させてきた次世代にとっては、「ねおす」看板は特段に必要がなく、社団を維持してゆくためのコスト(時間、労力、資金)が非効率的との判断があるようです。 受け取り手がいないのであれば、仕方がない・・・。

そもそも、「特徴ある自主自立した小集団を数多く創りだし、それをネットワークしてゆこう」が、大ミッションでここ20数年活動をして来た、結果として、まさに複数のNPOや個人事業主がNPOねおすからスピンアウトして自立していったのですから、ミッションはおおいに達成していると考えています。この次の段階として、どのような組織がいいのか・・・、それは社団という法人にこだわらなくてもいいのでは。という結論です。

この変遷については、私自身の中でもゆっくりと昇華、納得させないとなりません。が・・・、 来年度はまったなしでやってくるので、私が大仕切りをしないと決めている以上、次世代がやりやすいようにしてゆくのが、役割でしょう。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森のようちえん全国大会

2015-11-23 10:05:02 | プログラム 研修、講演等

11月21-23日

森のようちえんは、全国的に広がりをみせたなあ。参加者とスタッフ総数400名の大きな大会でした。

 13年前だったでしょうか・・、宮城県くりこま高原自然学校の佐々木さんのよびかけで、最初から全国大会と銘打って、確か20名ほどが集った。ドイツや北欧で盛んな「森のようちえん」・・これは何語を誰が翻訳したんだろうか・・、何も森に限定した自然体験活動ではないのだが、それが一番しっくりいく、日本語訳だったのかな・・・について、もっと知ろう、やってみようとの思いだった。

 NPOねおすの活動においても、小学児童向けの活動だけではなく、幼児時から自然体験活動に馴染みを持たせなければ、自然離れが進んでしまうとの危惧や、幼児期に脳の発達が急激に進むのでもっと幼い頃から体験活動をさせたいとの思いがあって当初から参画しました。 第二回目の大会はNPOねおすが事務局役となり、北海道の登別フォレスト鉱山を会場に約80名が集まり、第3回目は国際自然学校が東京で開催、この時は一気に300人規模の参加者にふくれあがり、参加者も企業やボランティアの市民セクター、子育て支援の母親層がグッと増え、今回につながっています。

干支で一回りして、来年度は北海道に再び大会を誘致しました。来年11月初旬で、函館大沼を会場に行います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日終了。

2015-11-20 01:03:55 | 日記

 

11月2度目の巡業開始。 千歳病院での森林療法時間。 ほんのちょっとの散策の後は、いつものようにたき火を囲んでわらわらと過ごしました。 ハーブ湯の手湯、マッサージ。木の卵磨き。 同じ大きさの卵状に成型した木の卵を紙やすりで磨きます。それを他の卵と混ぜて、目をつぶって自分の卵を探す活動。 これ、ほぼ100%が当てます。 認知症など精神障害のある患者さんに自分の身体で感じることをして頂きました。

札幌に回って、ねおす本部スタッフと面談・・・。来年は大きな機構改革をします。その前にスタッフの気持ちもできるかぎり直接聞いておきたい・・・・。 前の会社勤めの時も含め、スタッフ・社員を巻き込むような機構改革をなんどかしてきましたが、

巻き込まれるスタッフのことを考えると、とても複雑です。今回は自分でゼロから育ててきた組織ですから、なおさら大きな決断をせねばならぬ・・・・。なんと、罪づくりな奴なんだ・・・俺はとも思いつつも、変化をせんことには皆、倒れてしまう。

「決断」の晩秋であります・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 明日からは、森のようちえん全国大会に出席に長崎へ。来年、北海道に誘致します。 完全アウエィのような場所なので、どうふるまえばいいんでしょ・・、との不安多々。 私自身の C-zoneをこの年になっても広げんと、頑張ろう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

余市エコビレッジとのスタッフ交流

2015-11-12 14:44:41 | 日記

11月11日 死んだおふくろの誕生日だなあ。生きていれば80代の婆さんだった・・・・。

さて、その11日は、エコビレッジをテーマに活動を展開している余市エコビレッジhttp://ecovillage.greenwebs.net/に札幌出張の帰りに立ち寄りました。 場所が古覚えなので、札幌ー黒松内間はよく走っている割にはなかなか立ち寄る機会がつくれませんでしたが、今日は時間の余裕があったので探しました。 その気になればスマホからHP検索すれば、すぐに道順のナビしてくれるのでした。ちょっと右往左往しましたが、難なく拠点発見。

以前は古い農家を拠点としていましたが、エコ建築のセミナーハウスが完成。スタッフ宿舎棟の建設にもとりかかっていました。 代表のSJKさんにはじめてお会いしたのは、もう10年近くなるかもしれません。 ねおすの監事役であるIGMさんから、「イギリスなどでエコビレッジを実際にたくさん体験した人がいるんだけど、高木さん会ってみる?」と紹介されたのがはじめてでした。 イギリスのフィンドホンだったかな? 人々が住み暮らすエコビレッジという学校があるという話は知っていたので、そこにも滞在したことがあるというSJKさんにすぐさまお引合せをしてもらいました。

まさしく理想型の「仕事と暮らし」がある生き様なビレッジでした。世界には各地にあるそうです。 ここ、ぶなの森自然学校も言わば、エコビレッジでしょうが、「エコ」という言葉だけで照らし合わせると、そうでもない・・・・。 しかし、自らの暮らしとシゴトを創り出しながら、複数の人間が生活を共にする時空としては、少しずつではあるが機能しつつあります。

ねおすのフィールドである、大沼、いぶり、東川でも ここぶなの森自然学校とは形態は違いますが、シゴトに暮らしが、暮らしにシゴトが重ね合わさった生き方をしている仲間がいます。 若い人たちにそんな私たちの「生活」を知ってもらう、体験してもらうことも、これからの時代のオルタナティブな生き方として大切な使命だと私は考えています。

余市エコビレッジとの交流をこれからも続けてゆきたいものです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねおすカフェ

2015-11-12 14:43:38 | 日記

ここのところ、myブログへの力の入れ方が落ちていると同時にアクセス数も激減しています。 Facebookに日常投稿が多くなっているためもありますが、ブログに向き合うのは、facebookのようにチャチャチャとはいかず、多少の手間暇をかけますから、自分と向き合うことにもなりますので、もっと時間をかけるようにしたいものです。

さて、11月9日の「ねおすカフェ」は、福井県県議である辻一憲氏をゲストとしてお迎えしました。 そもそもねおすカフェとは・・・、月に1回開催されている気楽な集まりです。 ねおすの活動に参加してくれるボランティアさんや関係者を中心にお声がけしていますが、クローズな会ではありません。 正式名称は、ねおすフラットかふぇ。 主催は、NPOねおす共育ファンドとしています。

フラットは、ふらっと来てふらっと帰れるお気楽性、そして、集まった人たちの関係性もFlatにという思いで命名されています。 飲食・アルコールも可、但し、持ち寄りで、しかも参加費が 社会人1000円、学生500円です。 これは共育ファンドに寄付されます。(ちゃんと集めているかなあ・・・)

共育ファンドの活動目的に、ねおす活動全体のミッションでもある「若者の人材育成・そだちば」事業があります。この活動支援があります。「自分で自分の暮らしとシゴトが作れる人になろう」が合言葉です。

参加者はそれぞれが自身の近況を交えた自己紹介をしてもらいます。その中から話題を拾い広げるという手法をとっています。ゲストをお迎えすることもありますが、何か講演するというよりも、ご自身の活動を長めに自己紹介していただくことにしています。

今回は、10代から60代まで10名ほどに集まって頂きました。高校生、大学院生、議員さん、プロボノ、環境市民ネットワークの代表、看護師さんなど、普段は同席するような立場、仕事にない人たちの交流の場となっています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北ネットフォーラム

2015-11-07 16:01:26 | 日記



北ネットは、北海道の環境系活動をしている団体の中間支援ネットワーク団体です。年に一度のフォーラムが、食と環境をテーマに活動している大会と併存するカタチで北大の新しい素敵な研究棟で開催されています。久しぶりに顔を合わせる方々も多く、

主軸テーマが持続可能な暮らし、具体的にそこへ移行してゆくための概念と実践、「トランジッション」
これからの10年をどのように生きて行くかを模索中の私にとっては、よい刺激になっちます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デリュデジュ??

2015-11-02 14:06:59 | 日記

違うな・・・ ディジュリドゥかな???

孫がとにかく鳴らしたのでびっくりした。 じじはできないのだ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする