高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

夜のかくれんぼ

2017-03-30 19:47:13 | プログラム 子ども

夜のかくれんぼ、通称「ヨルカク」は、子どもたちに大人気の活動です。子どもたちに夜の活動は何をする?と問えば、必ず「ヨルカク!!」と要求があがります。経験者は未経験者へ「面白いから、やろ!!」と強くアッピールします。

この活動は、何を隠そうアタシが考え創り出しました。もう、20年以上前になるかなあ。 子ども自然体験活動イエティくらぶは、毎月第二土日に札幌から車で1時間半圏内の場所でテント泊活動をしていました。 確か、石狩市高岡に行った時に始めて実施しました。 当初は野外実施でした。3~5人で行動するようにして、探し役の鬼はひと班。残りが隠れるという活動でした。 夜の闇に本気で隠れてしまうとこれは見つけらることは不可能に近い。なので、ルールは、昼間にやったらすぐわかってしまうような場所に隠れる、つまり暗闇を利用するというものだったのです。立ち木や岩の姿を真似たり、建物の角に立ったりするのです。これは毎回のように実施していました。 大人の研修でもやりました。これは個人戦でした。

最近は、旧校舎内を利用しています。電気を消すと非常灯が異様に明るいので、遊びの時間だけはシードをかけます。 校内ではグループ対抗、2班に分かれて、交互に鬼となり、相手チームで何人みつけたかで勝負をつけます。

暗闇に身を潜める、暗闇を探索するという行動は、アドレナリンが分泌されて、興奮しますなあ。終わって明かりのしたに集まると、皆、目がランランと輝いております。

鬼ごっこやかくれんぼという遊びは、子どもの成長にとって大切な活動です。 逃げ通せた、隠れ通せた、捕まえた、発見したという行為は、小さな成功体験でもあります。「やりとげた」自分について、自分は他者に対して影響力を持つという自己効力感を持ち、それを自己肯定するという自己認知を健全に育む活動だと私は考えています。

その遊びの間は、事務所の電気も消灯させられるので、はなはだ不便ではありますが・・・。

 

 

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雪中キャンプ

2017-03-29 19:21:33 | プログラム 子ども

やや空模様が怪しいのですが、10人の子どもとスタッフ6人でニセコへ。正確には蘭越町になるのかな。チセヌプリのキャンプ場を目指しました。 キャンプ場と言っても、例年より格段に積雪が少ないのですが、自炊場は雪に埋もれています。

途中、五色温泉にてニセコアンヌプリの秀峰を仰ぎ見ながらオニギリ昼食をとってから、キャンプ場へ移動。さっそく設営・・と思いきや、昨日の子どもたちからの聞き取りで、ビバーク(野宿)希望者が多く、風よけの雪壁(雪のブロックを切り出して積み上げる)だけをつくり、その中に寝転がるという寝床づくりを開始。 10人ほどが転がれる囲いと3人だけの場所を造成しました。 夕食は薪を炊いての親子丼づくり。暗くなる前に仕事を終えました。

ビバークとは言え、雪の上に銀マットを敷いて、夏用寝袋を2つ重ね、毛布をかけました。私はひとり用の小テントに入り込みましたが、予想外に気温が下がり、夜中に何度も目を覚ましました。厳冬期ではありませんが、それでもマイナス10度は下回ったかな。

みんな、根をあげずに元気に朝起きしました。

ビバークは希望者、8名が行いました。テントの中も極寒だったので、年長さん、低学年で初めての雪中キャンプ経験の小さい子にとっても眠れない夜だったでしょう。

自分で選んで、(大人のアドバイスはあるが)自分で考えてひと晩過ごした体験は、とてもいい思い出になるとともに、「どうにかするチカラ」を育めた活動でしょう。

翌日は、若干の雪中ハイキングをした後は、近くの温泉が開業と同時に入館。

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雪崩事故に思う。

2017-03-28 22:36:54 | コラム風味

福島、栃木で雪崩事故があいついだ。高校山岳部の遭難は各高校山岳部の合同研修中で8名の命を失い、今も不明者がいるという山岳史上にも記憶を残してゆくような悲惨な結果となっている。 

私も山ノボラー現役の頃に3月の利尻岳の長浜稜で表層雪崩に遭遇している。当時は社会人山岳会に所属していた。 急激に発達した低気圧で夜半から荒れ模様となり、起き上がりテントポールが折れないように背中で支えるという強風であった。 しかし、テントに切れ目が入りそれが徐々に拡大した。危険を感じ、夜が明け始めた頃に一気に皆で外へ出て、強風の中でテント撤収をした。そして、稜線を下山し始めた。森林限界を超えた場所なので、吹きっさらしであった。ピッケルを雪面に差し込んで身をかがめ、飛ばされぬように身体を支える耐風姿勢をとり、風が弱まったのを見極め、ザクザクザクとステップを切って少しずつ下降してゆく。確か6名のパーティだった。全員がロープでアンザイレンをしていた。 目の前で風に煽られて人がほんとうに空に浮き上がったのを見た。凧のようにバタついていた。左側から吹いてくるそんな強風を心理的に避けながら下ったのだと思う。風雪の中でなんとか見わたすと、稜線は上にあり右側にスロープを感じる大きな谷側斜面に入ってしまっていた。沢の源頭部のすり鉢状傾斜地だった。

私のやや後方にいた仲間が、 「雪崩だ!!」と叫んだ。 瞬間に私も上方へ振り向いた。雪崩は大きな波が押し寄せるように落ちてくるものだと漠然に想像していたが、その様子はなかった・・・が、瞬時に異変に気がついた。  上方から地面が全体に動いているのであった。 全面の表層雪崩だ。

あっという間に足元をすくわれるようにして流された。右手のピッケルにロープが絡み、先にロープを結んでいる人に引っ張られるように、右肩を下方にしてスピードを上げていった。顔に雪が被り埋もれてゆく危険を感じ、懸命に左手で襲ってくる雪をかき分けた。落ちるに従い、雲が切れ周辺の樹木が目視できた。まるで走馬灯のように右から左へと回っていた。 流れた時間は、1分もなかったのかもしれないが、数分もあったような気がした。 なぜか身体が浮き出して、段差がある場所(たぶん小滝だろう)でストンと落ちるようにして足から刺さって止まった。幸い埋まったのは腰までであった。慌てて自分で掘り出した。 その時、再び上方から雪が流れてくる音が聞こえた。私は、その雪崩に乗ろうと身構えた・・・。が、すぐ右側にドスンと落ちてきたのは、私のロープにつながった後方の仲間だった。その仲間も同様な埋まり具合だった。周辺はデブリ(雪崩の最終到達地点で大きな雪の塊が散乱している場所)状態で、赤いロープがその先に続いていた。先に流された仲間だ。名前を呼びながら必死にロープをたぐって降りた。すぐに下方からもコールがかえってきた。彼も自力脱出していた。

残りの3人も自力脱出して、その後合流することができた。沢筋から尾根斜面に逃げるようにして這いよじ登り、樹林帯の斜面で、テントを被るようにして休息場をこしらえた。 全員無事で大きな怪我もなかった。 身体が浮き上がったのは、急な谷間が右に折れたため、水流の中の流木が左岸に押し出されるのと同じ原理だったのだろう。

で、長くなりますが、今回の福島の高校生の雪崩事故ですが・・・、

私は千葉高校山岳部に所属していた時代がありました。もう半世紀位昔の話ですがね・・・。 高校をまたいでの登山研修会など我が校ではありませんでした。というか、当時から国体に山岳部門の競技がありましたが、私たちの部活では県高体連の山岳部門に所属していなかったというか、そういう競技に出場をしなかったので、合同研修なる合宿に参加しなかったのかもしれない。 とは言え、夏山合宿は関東と東北、上信越の県境の藪山縦走というのにこだわっていた山岳部で、当時としては大学のワンダーホーゲル部が目指すようなルートを高校生が夏合宿で歩いていました。今思うと、我らのような高校生坊主を簡単なエスケープルートもない山奥に引率してくださった顧問の先生方に敬服です。が、現役登山家や大学山岳部に所属しているOBがついてくれました。

しかし、冬山登山は部活動としても個人山行としても禁止でした。 高校生の技量と経験では冬山登山は無理でしょう。自己責任で行くこともできない、社会的にも認めがたいものがあると思います。 という中で、冬山の訓練を高校が学校活動としての部活で顧問という教員が引率しても、それを実施するのは、私としてはいかがなものかと思います。 そういう地域があったことにちょっと驚きを覚えております。

既にオフシーズンになっていたとは言え、スキー場という管理された場所での実施であったことに油断があったのかもしれませんが、私の経験は強風による圧力がたぶん直接原因の表層雪崩でありましたが、表層雪崩が起こるメカニズムは、暖かくなった後に雪の表面が霜ざらめという脆弱な雪の層に変化します。その上にさらに降った新雪が重たくなり、霜ざらめ層を崩壊(この場合はラッセルが原因だった可能性がある)させることで雪崩が発生します。春先に大雪が降った中で、ラッセル訓練など果たして高校山岳部として、そもそもトレーニングの必要性があったのか・・・。私としては、はなはだ疑問です。監督(この場合は顧問か)の言うがままの体育会系的な練習みたいだな。 これは責任賠償を学校、教員、所轄教育委員会等を相手に訴訟できる人災に思えてなりませんし、警察も刑事事件の立件可能性をもって捜査を始めているようですね。

かくゆう私たちも、雪のあるシーズンに人々を連れて雪山へも行きますので、気持ちを引き締める大きな教訓たる事故でもあります。

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、登山のみならず、野外自然活動、青少年活動の健全なる発展にブレーキがかからんことも、安全管理についてキモに命じながらも祈る次第です。

 

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酪農体験

2017-03-27 21:10:15 | プログラム 子ども

26日から春の子ども自然体験村がスタートしています。初心者向けの2泊3日とリピーターと高学年中心の5泊コースです。 合わせて20名ほどの参加者です。スタッフとして、かつてぶな森自然学校の職員だった こんちゃん@近藤さんも参加しています。 

チーフディレクターは、初のくまちゃん担当です。けっこう盛り沢山の内容となっています。初日の午後から月越峠の巨大ミズナラ広場にでかけて雪遊びでした。 そして、二日目の今日の朝は、6時半出発で、武田さん、後藤さんの2軒の酪農家の朝のお仕事時にお邪魔をさせて頂きました。 もう数年前の狂牛病騒ぎから、部外者が牛舎に入ることはとてもセンシティブとなり、たぶん所轄行政からも「入牛舎禁止」が推奨されるようでした。 今回の2軒はぶな森でも始めて訪問する酪農家でした。 チーフディレクターの事前のプログラム仕込みに拍手です。

牛のえさやりやら、搾乳の体験もさせて頂きました。農家の決断にも感謝です。

午後は、じゃがいも農家の富田さんを訪問。 トラクターやスノーモービルの乗車体験、じゃがいも料理体験をさせて頂きました。 

地元の方々とより交流ができるプログラムづくりは新年度の大きなテーマにしてゆきたいです。

 

 

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ファシリテーションセミナー

2017-03-25 14:41:10 | お知らせ

ひさしぶりに、黒松内ぶなの森自然学校主催のセミナーを開催します。 アイスブレイク&ファシリテーションがテーマです。

講師には、梅崎靖志さんをお招きします。山梨県でパーマカルチャーをベースにファミリーサイズの循環型自然学校を主宰し、ファシリテーショントレーナーとして活躍しています。彼のスキルと論理はスマートで明快であり、私おススメの折り紙つきの先生です。 さんかしゃの不安・緊張を安心と期待へと変化させるオープイングトークの組立て方、場に活気を生むインタラクティブ・リスニング法、1wayコミュニケーションから2ways,3waysコミュニケーションへの展開法などを学びます。

すでにいろいろな場面で進行役をしている人、これから学ぶ人にもおススメの講習会です。

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懐かしい来訪者

2017-03-25 12:38:17 | 来訪者

旅の帰りは、千歳空港で近藤君とも合流しました。春キャンプのボラスタッフで参加です。 近ちゃんは、ぶな森に2年間かな、スタッフとして活動をしてくれました。もう、7年前かなあ、大震災の前でしたね。 親戚関係にある三重県の大杉谷自然学校のスタッフとしてその後は活動し、今は夏は、大杉谷渓谷の桃木山荘の従業員をしています。冬は八ヶ岳の小屋番をしているそうで、下山して帰りがけに(逆方向ですが)、黒松内に来てくれました。 ありがとうね。

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旅回り

2017-03-25 03:01:55 | 日記

父親の100か日法要と納骨式に参上を兼ねて新潟から北関東方面をMRKさんと旅してきました。

3月21日は千歳から新潟に飛びました。 高校時代からの親友である戸貝さん一家に加えて山形からいなり夫婦も来て懇親宴会。翌日は新潟の水族館と物産館をみて、早めに宇都宮を目指して出発したのですが、意外に遠かった。時間読みを間違えて、宇都宮の宴会予定時間に2時間も遅れて菊池一家と合流。ごめんなさいどころではありませんでした。 こうして楽しいフタ夜を終えて、23日は目的地の千葉県船橋市へ。昼までには到着ということで、ひと悶着ありながらも予定通りに到着。弟に迎えられ、無事に娘孫たちとも合流し、年末に亡くなった父親の100か日法要と納骨式を済ませ、夜はひきつづき、近親者のみでの法要精進宴会でありました。

帰りは24日。春キャンプ参加予定のみいちゃんの梅澤一家にも空港で出逢え、一路千歳へ。千歳では元スタッフの近藤君とも合流して、黒松内に戻った次第でありました。 ちょっと慌ただしい旅ではありましたが、それぞれの地で旧友、親戚とも出会えて、まずは良い旅ではありました。 

残念だったのは、桜前線が東京で開花との報道はあったものの、故郷の浅間神社はもとより、一度も桜にお目にかかれなかった。2,3週間前に東京石神井公園では咲いていたのになあ。

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小さな来訪者

2017-03-24 18:00:23 | 来訪者

 旅の帰りに羽田空港から26日から始まる春の子ども体験村に参加する みーちゃんをピックアップして2日早く連れてきました。年長さんで春から新1年生です。 まだ、他の子ども達は来ていませんが、スタッフとともに過ごしています。

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お宝

2017-03-20 16:37:20 | 日記

なかなか片付けられない身辺です。春だから・・、事務机の周りも家の自室も、私物倉庫も片付けたいのですが・・・。 明日からもでかけてしまうので、またまた中途のままでありますが、今日は、私物倉庫を片付けました。自室の方は、4月から山村留学生が下宿するので、MRKさんが見事に整理してくれました。 

そして、現れてきたのがトップ写真の年代代物です。

この器具の名前と使い方をしっている人は・・・、

昭和40年代に自炊を伴う山登りをしていた人でしょうね。 私が高校山岳部であったのは、昭和46,47,48年でしたから。これはホエーブスという燃焼器具です。Phoebusというスペルであることに今日気づきましたが。 燃料はガソリンなので、けっこう取り扱い注意物。気化させるための余熱(プレヒーティング)が足りないと、ブスブスと断続的に未燃焼のガスとともに炎があがり、時には大きな音を立てて火柱が上がるような扱いにくい代物でしたが、当時としては火力も強い画期的な燃焼器具でした。

 一方、スベアとかオプティマスという商品名の石油を燃料とする器具もありました。これらは皆外国製品で高校生にとってはかなり高価なものでした。石油コンロ(人によっては石油ストーブともよぶ)はその原型を変えずに、マナスルという国産品としてなお今も健在です。とはいえ、安全なガソリン携帯コンロも多様になり、マナスルは生産中止になったかもしれず風前の灯火ではありますが。

ホエーブスは、高校時代、姥さんという大先輩と丹沢の沢登りに行き、前夜に出合いでツエルト(野宿用の簡易テント)泊まりしていた夜に使った折に、火柱が上がり、天井に引火、「うあぁぁ~~!! 出ろ出ろ!」とホウホウのていで避難。二人が出た瞬間にあっという間に、ツエルト全体が燃え上がって全焼したという事件があったなあ。

写真のブス(当時そうよんでいた)は、確か、山岳ガイドとして旧ねおす設立当初から一緒に仕事をしていた鳥羽晃一さんが所有していたもので、「たかぎさん、これいるぅ。高木さんだったら大事にしておいてくれそうだから」と譲り受けたものです。

懐かしや、懐かしや。 本日のお片付けの収穫でした。 これからも大事にとっておこう。

 

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自然体験教育ブックレット

2017-03-19 13:32:53 | 日記

自然体験活動の背景、意義について北海道教育大学の能條先生が、特に学校教育の側面から「学校教育を活かす自然体験教育」という小冊子を製作出版されました。 先生とは子ども農山漁村交流プロジェクトの推進時に学校と自然体験活動の意義についての解説テキストを一緒に制作したり、また、その成果から「人と自然をつなぐ教育」などの冊子も独自出版されました。

自然体験活動は、学校側からみると、「体験あって学びなし」「這い回る体験主義」と批判的な指摘もされたことがあります。私もかつて、とある国立の青少年自然の家と呼ばれる宿泊体験施設の所長さんから「高木さんたちのやっていることは楽しさの提供だろうけれど、私達の活動は教育ですから」と面と向かって言われたことがありました。

確かに、私たちは自分たちの仕事を「自然体験活動」と自称してきました。しかし、それは、社会教育と考えて来ました。そもそも、私が教育嫌いということもあるんでしょうが、「野外教育」ではなくて、「自然体験活動」という言葉に固執していた感があります。 

時代は、何を学ぶかでなくて、学んだことをいかに活かすか、学びと評価の新しいカタチ・21世紀型スキルということが問われるようになっています。リテラシーからコンペティシーの学び。 これぞ、自然体験活動+教育によって育まれる最適な手法ではなかろうか。

自然の中だからこその体験

自然との距離を縮める体験、多様性や変化を実感できる体験、感性を研ぎ澄ませる体験、言語の獲得につながる体験、事象同士や自然と自分の’つながり’を実感する体験、心身の機能が発達・維持される体験

そこから得ることができる「学び」とは・・・

情報過多社会だからこそ、実感から学ぶことは大切です。主体的・能動的に生活してゆくことが、これからの社会に求められています。 発達可能な領域・最近接領域にアプローチしてゆく教育としての自然体験活動=自然体験教育。

チャレンジの場面をつくる、段階的な状況をつくる、自分で自分の成長がみえるしかけを提供する

暗黙知的な活動を形式知化する視座がいくつもありました。

このブックレットは①とあるので、次の②や③が楽しみです。

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