10月27日から30日までは九州へ行って来ました。 「体験の風を吹かせようフォーラム in 阿蘇」での講演の光栄を頂きました。 3年ぶりくらいの九州かな。 広葉樹の色付きが終わり急に冬の様相を始めた北海道・我地から比べると、春のようでした。 熊本の盟友・山口bossと鹿児島の奈鼓さんと、歓迎の宴は大津にて。3件回って、700ml瓶の焼酎3本にジョッキ。最期はセット料金のスナックだったから、焼酎はもう1本分はあったな。洗礼を受けました。
フォーラム開始までは、boss直々ガイドの阿蘇エコツアー。 田舎の寂れた商店街が見事に再生した、阿蘇神社の門前商店街ではあちらこちらに地下水を使った工夫がされていて、ぷらぷらと歩くだけでも楽しい。
フォーラムの分科会では、自然災害避難ワークショップに参加しました。 水害や火山災害が頻発する九州。体験学習の中にも、災害教育プログラムがありました。 人生ゲームのようなカードを使ったゲームで、楽しみながら、災害事態の推移の中で、自分がどのように身を処するかを考えさせられるものでした。
3.11から来年は5年目です。 大災害は忘れた頃にやってくる。「憂いなかれば備えなし」になっていなか、我が身をしっかりとふりかえることができましたが・・・、それを帰り着て、身辺の防災対策を見直すか、しないか・・・、それは、まさしく「憂い」を持っているかにつながります。 学んでも行動に移さねば、なんにもならぬ。
九州は、フットパスを町村を越えて連環させる協議会や自然学校の協議会もあり、九州地域全体の体験活動の連携を強く感じさせます。グリーンツーリズムやフットパスや自然学校などが、同じ土俵の上で協働し、地域活性に寄与していると感じます。そういったネットワーキングに果たしているおふたりのご尽力に脱帽であります。 30前後の若手も面構えに活気ありです。
三晩づづけて、よく飲んだ。