高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

頼りになるディレクター陣

2019-07-28 23:00:55 | 日記

キャンプ期間中はボランティアを含めた全体ミーティングを野外泊日以外は、夜09:00くらいから毎晩実施しています。そして、運営ディレクター陣の打ち合せにその後に続き、夜11時まで続くこともあります。 今年は、ふったをチーフに、チコ、ぺん、おがっち、毎夏の強力助っ人のぼーぼー、中期的に昨年のチーフだったくまちゃんも参画して手堅いディレクター陣となっています。 子どもたちひとりひとりの動き、様子もチェックしており、頼もしい布陣です。 子育て中のスタッフもいますが、ほとんどは独身者なのですが、子どもの面倒を本当によく観ていて、ココロや気持ちも診ています。 

私の想いとしては、彼らが親となり自分自身の子等を育ててゆく時の大いなる経験となることを願っています。

 

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2019 夏休み子ども長期体験村スタート

2019-07-28 22:01:45 | 日記

2019長期村 1日目 7月28日

(北海道黒松内にしては・・・)蒸し暑い日でした。 札幌駅と千歳空港への出迎え便のワゴン車が自然学校を7時過ぎに出発し、午後3時過ぎには、直接到着組も含めて30数名の子どもたちが自然学校に集合しました。 「ぶな森だくさん」と銘打った初心者、低学年も参加できる5泊6日の最初のコースがスタートしました。 6,7年前までは3週間コース一本で募集をしていました。6月1日からの参加申込受付で1週間で定員の30名が埋まりキャンセル待ちがでるほどでしたが、なかなか集まりにくくなり、4年前からかな・・、1週間ごとにコースを作り、連続参加も可能な形態に変えました。おかげで各週は2~30名ほどが参加してくれています。 今回は、4週目に拠点としている黒松内を離れて道東へのキャラバンキャンプを予定しているので全4コース1ヶ月の夏プログラムとなります。 全日程参加のお子さんは二人しかいません・・・。

ぼーぼー指導のアイスブレイクゲーム、開村パーティは体育館で。スタッフの余興の一芸もありました。

私は、オープニングで、怒髪天の♫大人のススメ♫を熱唱したのでありました。

スタッフ打ち合せが10時に引けて・・、コアスタッフのみであすのディレクションの確認中です。

がんばります・・。

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いよいよスタート、20回目の夏の長期村

2019-07-26 17:33:05 | 日記

20回目の夏休み子ども長期村がスタートします。 この事業の沿革を整理しておくと・・・。

20数年前、神戸で子どもが子どもを殺人、それも首を切り落とすという猟奇的な事件がありました。私の理解では、それが大きな契機となり、社会教育事業に国が力を入れ出しました。それまで、私たちのような団体は、特に文部科学省の管轄もなく、勝手に社会教育をしている「塾」のような存在でしたが、時の中教審で始めて「民間教育事業者」という言葉が政府への答申で使われました。

「民間教育事業者って,おれらのことか?」という感じでした。この時から、子どもたちに育むべき力として「生きる力」なることが言われ始め、自然体験活動のそれも長期の体験活動の効果ということが問われ研究が始まりました。 初の1ヶ月キャンプが文科省のモデル事業として山梨県で国際自然大学校(NOTS)が試験的に実施されデーターなどが取られ、研究者も解析し、一定の効果が認められる(たとえば、自尊心や自己肯定感が高まるなど)とされて、国が財政的支援(補助)をする、長期子ども自然体験活動事業が始まりました。3週間以上の体験活動をする団体に事業補助をするというものでした。当時の私たちの北海道自然体験学校NEOSはまだまだ経験も浅く5泊6日の活動が最長でした。

たしか、1999か2000年のことだったと思います。文科省が事業実施団体の公募を始めましたが、そんなに長期な自然体験キャンプを実施している団体は全国にはほとんどなく、要件が2週間に下がったような記憶があります。補助事業組み立て段階でもいろいろな資料を提供していた私たちはそれを良い機会と捉えて呼応しました。当初は30箇所程度の募集で、手を挙げれば、補助決定は間違いないといわれていたのですが、驚くことに200団体位が応募したのでした。(補助金も今考えれば高額だった・・1箇所500万円位)

文科省の事業組立をしていた側からも(国会議員とかの推薦とかもらった方がいい・・など口利きなんでしょうか、そんな助言があったことも事実でした) しかし、そんなルートもなかったので、大学の先生やらの推薦状を書いてもらったりし、この「長期試験体験村事業」の補助金応募をしました。 文科省は、今考えると「良くやった!!」と顧みることができるのですが、ほぼ全部の応募団体に予算付しましたと聞いています。当然当初の予定金額を下回りましたが・・・それでも何百万の補助金でした・・・)

それも、今考えると、正しく官民協働の先駆けであり、従前は国⇒都道府県⇒市町村⇒民間と補助事業の案内があり、申請を決めても、また逆に決裁があがってゆくというのは普通であったのですが、国(文科省)に直接、現場民間から補助申請をあげるという斬新な形式が取られました。 補助決定は通知されたものの 補助金の送金がないままに夏休みの事業がスタートして、疑心暗鬼になった時もありました。 何しろ、文科省の財務と直接やりとりするのですから・・・、当時としては考えられないようなことでした。  8月に入りやっと、国から直接「黒松内ぶなの森自然学校運営協議会 運営委員長 高木晴光」名義の口座にお金が振り込まれた時には、時代が動いたという妙な感動があったなあ・・・。

当時の補助金は使用用途があまり厳しくなく使いやすかった。まさしく初動資金として貴重な財源であった。お陰で私達も3週間のロングキャンプを多くの人々の助けを受けて、多少の装備も手に入れて実施ができたのでした。黒松内ぶなの森自然学校の運営・事業基盤が作れたのは、この国の補助と、地元行政・黒松内町の支援があったからこそです。

あれから20年、今は国からの補助金もなくなりました。代わりにというか、ゆめ基金という社会教育を応援する国のファンドも立ち上がりました。国からの直接補助がなくなってからも数年はこの基金の補助を受けていましたが、お金の使い道の制限がどんどんと厳しくなり「使い勝って」が悪いわりには、事前申請や事後報告がやっかいなので、6,7年前からは補助金をもらわずに参加者(受益者)負担のみで事業収支を組み立ててきました。 

当時の国の長期自然体験村事業を実施した地域・団体で今も3週間以上の事業を続けているのは、全国でも数は、すでに10箇所もないのではないかなあ・・・。

関わるスタッフも国際ボランティアネットワークや大学・民間団体の実習受入など複数のルートを作って人材も集めて20年続けてきました。 長期のキャンプ運営のノウハウも歴代のディレクター陣が積み重ね、溜まってきました。4、5人の運営経験者がいれば、新しい年度の事業を回せるというのは、このノウハウの賜物だと感じています。

そんな20年目の2019年の夏です。

21年目からどのように運営してゆくかは・・、実は今は白紙の状態です。 

私の体力がそろそろ限界かなが一番の理由ではありますが、この夏の終わりには「次」があるのか、ないのか、その運営について考えてゆかねばなりません・・・。

 

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海外ボラ勢

2019-07-24 17:21:34 | 日記

夏休みの子どもプログラムのボランティア陣が結集中です。

例年の国際ワークキャンプNICE経由では、スペイン(独立運動中のカタロニア人)のラモさん、メキシコのオスカル、台湾の静宣大の実習生として Yuri & Kuri、常連のAlex@England,2年連続のターニャ@ロシアと合計6人の外国勢と例年より少ないです。コアスタッフは、ぶな森スタッフの高木、ふった、ちこ、ぺん、おがっち、夏の強力スタッフの ぼーぼー、キッチンのまりこさん、おかばあ、あきさん、癒しのおかじぃが全日参加のコアスタッフで、数日参加で,北星学園大の学生実習や教職員の研修生も入ります。

海、川、救急の事前トレーニングが続いています。

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ぶな森20周年記念手拭い

2019-07-22 18:18:56 | 日記

黒松内ぶなの森自然学校の設立20周年を記念して手拭いを製作しました。 3Birdsの藤井さんにデザインをして頂きました。

定価1200円(送料別)となります。 

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不思議なネンキン生活のススメ

2019-07-21 17:56:05 | 日記

夏の海外からのボランティアも続々と参集中の自然学校でが、午後はみんなでブナセンター主催の「不思議なネンキン生活講座」に参加しました。

一般的にはネンキン=年金でしょうが、ここでいうのは、アメーバー性な生き物である粘菌です。小さい生き物なので森では見つけにくいし、不思議な生態を説明できないので、見ないで見れないふりをしていたのですが、見つけてみると実に美しく不思議な生き物でありました。

                

参加者のみなさんもその世界に魅せられて、観察会は森の中をなかなか前進しません。

                

 

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作開げんき市場

2019-07-21 17:33:13 | 日記

7月21日

昨日、到着予定の夏の海外ボランティア勢(NICE国際ワークキャンプセンター経由)は、メキシコのオスカー、スペインのラモン、台湾静宣大実習生2名 (あとは、英国人アレックスとNICEOBのロシア人ターニャ)と参集中。

今日は忙しい日でした。 午前中は地域コミュニティ活動「作開げんき市場」野菜はあまり集まりませんでしたが、Mさんがバックホーを使って掘り出した山わさび、Iさんのキュウリやシシトウ、手作りな小物達が販売され、いつものように御近所さんのOCHANOVA(お茶の場)開催でした。 海外勢も加わっての国際交流もできました。

午後は、スタッフ研修も兼ねて、ブナセンター主催の「不思議なネンキン生活講座」。 一般的にはネンキン=年金でしょうが、 アメーバーな生き物 粘菌を森でみつけようとの観察会に参加。

興味はあるものの、あまりにも小さいので森で見つけにくいし、解説が難しいので、見ないで見えぬフリをしていましたが、森のアチラこちらに生息している美しいやつらでした。 ネンキンファンになりました。

  

みなさん、真剣に探して観察するので、なかなか前に進めませんでした。

 

 

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トドマツ油精製

2019-07-20 17:37:14 | プログラム

7月20日

黒松内町教育委員会主催でも森林療法の取り組みを始めています。今日は町民対象にした2回目の実施の日。

ブナセンターから歩いてゆける ブナの小径を歩いたあとは、1回目は実施しませんでしたが、私たちからの提案で自然学校で実施しているOCHANOVAほどのワラワラ交流の場ほどではありませんが、休息コーナを作りました。 今回はトドマツ精油づくりとハーブやトドマツの手湯(手浴)を実施。

大きな圧力釜を使って蒸留。冷却が今ひとつでしたが、それでも1時間ほど煮立てて、三角フラスコに1/3くらいを蒸留。ホントの精油はその上に浮かぶ油層なのですが、今回は手湯でどうせ薄めるので、そのまま利用しました。 トドマツにはαピネンという揮発物質が含まれており、それは血圧を下げるなどのリラックス効果が実証されています。

自然学校でも理科の実験のような簡便な装置があります。まだ使っていないのですが、これは油分も分離できるのか・・、ちょっと楽しみですが、蒸留にはアルコールランプを使うのですが、アルコールが手に入らんのです・・・。

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どこまで食い込むか!!?

2019-07-18 12:23:10 | 日記

2019参議院選挙投票日まで1週間を切りました。

現安倍政権に対する批判が巷には溢れているのに、過去の選挙で何度も自公政権が勝ち続け、憲法改悪勢力が議席多数を占めてきた。その都度、力結集できぬ野党勢力に落胆してきたものだ。

そして、今回、山本太郎氏が、ただ一人で吠え続け、3億円に迫る寄付金を集めて「れいわ新選組」という政党を立ち上げて、その仲間と共に正しく命懸けで選挙戦を戦っている。 ただ、この大きなムーブメントは、テレビも大新聞もとりあげず、SNSのみで大きく拡散応援されながら選挙選終盤にさしかかった。

既存社会経済勢力の既得権に牛耳られている日本。アメリカが仕掛ける戦争に参戦できる仕組みは着実に進み、国家権力も政権に忖度し、国会ではなく内閣のみの政令で法律運用が変わってゆく今の社会・・、どう見ても正常な民主主義社会とは言えなくなっている。 なのに選挙のたびに現自公政権が勝ってしまう・・・。

有権者の3割が固い自公応援、今の政権権力をあてにしている人々だろう。そして3割がそれぞれの野党勢力を押すことが確実な人々。そして、残り4割の人々が支持政党がない いわゆる浮動層であることが今の日本の実勢だろう。この4割の人の投票行動で、過去には自民党が勝ったり負けたりしてきて、政権が変わったこともあった。

れいわ新選組の登場で、野党支持勢力はまたしてもさらに割れて、自公政権が維持されることはほぼ確実だろう。 しかし、この山本太郎の本気度も確実にその他我々のココロに楔を打ち込んでいることも確かであるだろう。

しかし、大新聞やTVニュースショーなどでもこのムーブメントは伝えない。 ネットでは確実に広がっているが、ネットを使わない人々には伝わらない、ましてや田舎では、「れいわ新選組」のポスターも新聞広報もないわけだから、現実としてこの政党の存在すらしらない人は大勢いるだろう。

れいわ新選組はどこまで食い込めるか。 代表の山本太郎氏は比例の第三位に登録している。比例票400万票くらい集まらないと当選は確実にならないかもしれない・・・。 最後の追い込み・

れいわ新選組、がんばれぃ!!

 

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夏雑感

2019-07-18 09:55:27 | 日記

今日はちょっと夏らしい日差しが戻って来ています。午後に町の放課後活動にスタッフが出る以外は、滞在者も事業もなく静かな自然学校です。 週末からは夏の長期ボランティアも集結し賑やかな1ヶ月間が始まります。例年に比べてちょっとスタッフが少ないので、できれば1週間以上滞在できるボランティアさんの募集を継続しています。

一昨年の夏の終わりに遭った交通事故の後遺症ほどのものはないのですが、まあ、体力が落ちたぁ・・・。この夏を乗りきれるか若干不安でもあります。

        

ここのところキュウリが飛んできます。自然学校の農場野菜はさっぱりなのですが・・・。 ベランダのズッキーニの実がついたのですが、勢いがなくなってしまった。作付面積が狭すぎるのかなあ・・・。 8月の滞在者が多い時期には収穫できず8月も終わりになってから採れだす、いつもどおりのうちの農園です・・・。 だめだなあ・・。

        

 毎朝、私が出勤で通過する(といっても30mくらいの住職近接)軒先に巣を張るクモ、なぜか姿はいつも見えないのですが、申し訳ないが、毎朝取り払うのですが、律儀にも次の朝まではまた巣掛けしています。 獲物もかかっている様子はないので、別の場所にすればいいのになあ・・・。 ごめん・・。

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