2009.12.4(金)曇、小雨
沖縄には何度も行ったが、沖縄には美味しいものが少ない。最初にいった時には沖縄料理の店に行き、色々と食したがどーも口に合わなかった。ゴーヤチャンプルー、足テビチ、耳皮さしみなんぞも食べた記憶がある。これは返還の翌年だったので30年以上も前のことである。初めて宮古島トライアスロンに出場したとき、ソーキそばを食べたが、これが妙な味で、「おいしい、おいしい」と言っている他の選手達が異様に思えた。この時初めてもずくなる物を食した。これと海ブドウだけは最初から気に入ったが、そう一般的に食べられるものではない時代であった。そして八度目の沖縄で、やみつきになったのがソーキそばである。数十年かかって好きになったソーキそばとはなんと奥の深い食べ物なのか。
金武湾、沖縄にはソーキそばがよく似合う。
ソーキとはブタのあばら肉を煮込んだものだが、これが地方により、店により味が違っていて美味しい。焼き豚と違って分厚いのが多いところでは三枚も入っていてうれしい。そばは中華麺とおもえばいいが、ややうどんっぽいという感じか。スープは和風だし風である。紅生姜がのっており、島とうがらしをたっぷりかけて、毎日のように食べていた。沖縄はたべものの値が安いのだが、大抵の店で、ソーキそば、ご飯、漬け物で500円程度であった。ご飯のお代わりは自由のところが多く、自転車旅行の昼食には最適であった。
島とうがらしというのは、沖縄産の島唐辛子(鷹の爪よりずんぐりしていて小さいが辛さは強烈)を泡盛に漬けたもので、麺類や鍋物やその他なんにでもかけて食するとなんとも表現のしようがない味と香りの香辛料である。
今夏プッコチを栽培して、初体験の色々の味に出合うことが出来た。最後にプッコチと焼酎で偽物ではあるが島とうがらしを作った。昨晩餃子に初めて使用し、あの島とうがらしの味と香りが蘇ったのに驚いた。試行のため小瓶に少しだけ作ったので、今少し大量に作りたい。
右はプッコチにニンニクやチリソースを混ぜ、ペースト状にしたもの。
左は味噌にプッコチを混ぜ込んだもの。真ん中がじょんのび版島とうがらし。
【作業日誌 12/4】
水菜、菊菜苗植え付け
杉皮むき
今日のじょん:夕方の散歩、帰ってこないなあと思ったら、マーブルとファイトしていたそうだ。相当疲れるのか、ストレスが解消できるのか、夕食はしっかり食うわ、いうことはよく聞くわ、大変よいこちゃんですぐに寝てしまった。マーブルファイトは特効薬である。