2014.5.30(金) 晴
馬場町(ばんばちょう)といってもそこいら中にあるので一体どこか解らないだろうが、今回の場合は草津市馬場町である。いつものように小字一覧の写しを持って市役所に行く。今回は電車で行って、駅のレンタル自転車を利用した。遺跡などを廻るにはこの方法が最適である。ただし、都市部や観光地でないと貸し自転車自体がないことが多い。
今回何十年ぶりかで山陰線に乗る、電車もすっかり通勤電車になっており、靴脱いでビールでも飲みながらという思いは吹っ飛んでしまった。写真は京都駅山陰線ホーム、以前は随分うら寂しいホームだったのだが。
草津市の市役所は随分立派な建物である。高島市も凄かったがそれ以上だ。草津市は随分以前に新住居表示となっているようで、果たして明治15年の小字が解るだろうか。小字一覧では志津村馬場となっており、目指す小字は、穴虫(穴虫、植カケ田、馬場)となっている。
立派な市役所ですぞ。
予想通り旧字名を示す資料は無かった。地方の役場なんかだとその地域の職員さんが居たり、その地域の出先機関に電話してもらったりすることもあるのだが、これだけ大きな街となるとそれも難しい。
そこで交通政策課で、市営バスのまめバスの路線図を見せてもらうことにする。停留所名に古い地名が残っていることがよくあるからだ。ところが目的地の路線が昨年に廃止になっている。なんとか以前の路線図が無いものかと聞くと、一部残っておりコピーをいただいた。
地名と位置関係を調べるのにバス路線図は有効だ。
バス停で解ったのは仕掛田、茨谷の二箇所である。小字一覧には茨谷はあるが、仕掛田は無い。代わりに植カケ田があるのだ。よみは不明だが、”しょくかけだ”と読んで仕掛田(しかけだ)に代わったのだろうか。
とにかく現地で聞くしかないということで、市役所内のレストランで昼食をとって出発する。市役所のレストランはどこでも安いが、ここはとびきり安くて400円台で定食があった。
【今日のじょん】朝七時前に散歩に出たら随分と寒かった。そのせいか例の場所に蛇影は無し。その代わり出したての猪のウンコが落ちていた。その辺にいるんじゃないかとヒヤヒヤ。