晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

福知山市立図書館に行く 6/27

2014-06-27 | 雨読

2014.6.27(金)曇り

 福知山市民交流プラザに福知山市立図書館中央館がオープンした。なんでも北近畿最大の蔵書数、規模などと新聞に載っていたので早速行ってみる。ギャラリーで福知山駅周辺の新旧写真展「時代」が開催されているということと、貸し出しの利用券が三たん地方なら発行可能というので行ってみた。
 というのは今まで府内では居住あるいは通勤、通学の実績が無いと貸し出し対象になっていなかったようで、もし福知山市立図書館が広範囲の地域に貸し出しを始めたのなら画期的なことだと思う。実はお隣の福井県では従前から、たとえ府県をまたいでも近隣地域への貸し出しを行っていた。そんなわけで高浜町の貸し出しカードを持っているわけだ。それだけで福井県内の書籍は取り寄せも可能なので大変便利である。今回の福知山市の措置は遠くは亀岡市、豊岡市まで範囲が拡がっているので素晴らしいサービスだと思う。
P1030288
さて駐車場は? 

 さて新築なった市民交流プラザだが案内が不十分で不満だった。例えば駐車場だが、新聞では200台、1時間半無料という記事があったが行ってみるとさてどこにあるのか解らない。交流プラザは駅北口と聞いていたのだが、ロータリーに入っても駐車場位置の表示はない。やむなく駅前の市営駐車場に置く。ここだと1時間は無料だ。
 わくわくして交流プラザに入るが、エントランスには写真展の案内がない。多くの人がウロウロしているが、どうやら写真展めあてのお客らしい。なにしろ各新聞に掲載されているので来客も多いだろう。案内の係員も居なければ、表示もない。ボタンを押して案内する装置もあるがどれを押しても写真展は出てこない。とにかく案内をする人が居ないので、図書館に入って聞く。「3階です、ここからは行けません」「?」「貸し出しカードの発行はどこですか」「2階です」「ありがとう」
 エントランスに出てエレベータで3階に行く。あったあった、先ほどウロウロしていた人も続々やってくる。
 写真展は駅周辺ばかりのもので物足りなかったが、そういうふれこみなので仕方ない。P1030285
P1030278 
 

昭和33年の駅前、中丹や省営のボンネットバスが懐かしい。
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今では見られないヤード、C57、SLで京都に行ったことを憶えている。
 さて2階に降りてカードの手続きをしようとしたら、エレベータは2階に停まらない。やむなく階段を降りると、裏に駐車場が見える。なるほどここか、どっかに書いとけよなあ。
P1030286


東側が駐車場になっているみたいだ。
 ところが階段からも2階には行けない。もうイライラする、ここで構造が解ってきた、2階は図書館の一部だから図書館の入口からしかいけないわけだ。そういうわけで構造的には理にかなっているのかも知れないが、それは一度訪れた人だけが解るわけで、初めての者にはすこぶる不案内だ。
 ただ図書館内部は書架にしても閲覧席にしても職員さんの対応も大変良かった。順次改良される事を望む。

【今日のじょん】じょんのび谷の鹿ネットの効果で、谷からの侵入は無くなった。ところが府道側は無防備なのでお構いなしに暴れ回っている。新たな鹿ネットを購入したが、とにかく侵入径路を突き止めないことには始まらない。P1030262
P1030263


一連の獣道は下から上に足跡がついている。どっから来ているのだ?。
P1030261  

この斜面を走り回っているのは確かなんだが、、。 

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穴虫考(84) 香芝市穴虫-6 6/26

2014-06-27 | 地名・山名考

2014.6.26(木)晴

 大坂山口神社から近鉄二上駅に向かう。狭い道なのだが両脇は何とも立派な家々がつづく。古い街並みが好きな方にはたまらないだろう。ところがその古い街並みに似つかわしくない若いお母さん達が自転車でどんどんやってくる。どうやら幼稚園のお迎え時間らしい。こんな古い家に嫁いだら何かと大変だろうなあと話していたら、どうやら大坂山口神社の西北に開発された巨大な住宅地の方々らしい。二上山駅の方向に市立の幼稚園があり、そこのお迎えのようだ。古代の神社と葬送の地、街道で栄えた古い街並み、そしてすこぶる近代的な住宅地に住まいする若い世代、なんとも奇妙な取り合わせだと思うのはわたしだけだろうか。
 二上駅から一駅の近鉄下田で降りて二上山博物館に急ぐ。駅から10分もかからない距離だけど、この暑さではかなり応える。
 二上山博物館のテーマは3つの石、すなわちサヌカイトと凝灰岩、金剛砂である。つまり旧石器時代から今日まで活躍してきた石材である。詳しく説明してあるのだが時間の関係でゆっくり見ていられない。特に旧石器時代関係は興味も無いので省いてしまう。P1030226
 


刳抜式長持型石棺蓋石、博物館前にあるのだが二上産ではなく、竜山石(兵庫県)製なのである。これらのことは宝殿のところで書く予定。
 もっとも関心のあったのが威奈大村骨蔵器というもので、このことを知ったことが今回の穴虫訪問のきっかけでもあった。
 この骨蔵器は発見の由来が古文書に詳しく書かれている。「明和年間(1770年以前)、和州葛下郡馬場村の農夫が穴虫山で開墾中に大甕を伏せた下から骨蔵器を発見した。云々」と展示解説シートに書かれている。発見場所の詳しい考察は後に譲るとして、この博物館に展示されているものは複製だが、本物は国宝になっており、それほどまでに貴重な遺物なのである。
P1030219
 

よくぞ発見されたものだ。
 また、この展示解説シートに書かれているゴボ山付近の条理図(大坂山口神社の裏山)には細かい地名が書かれているのだが判読が難しいので、原本を閲覧できないかという目的もあった。つづく

【今日のじょん】あんまりカイカイやお尻スリスリするのでファーミネーターしてやった。しっかり内側の毛が抜けると色が白くなってくる。「黒いベスト脱いだみたいやろ」P1030259



【作業日誌 6/26】草刈り(ドッグラン、芝生周り)

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