晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(59) 7/24

2016-07-24 | 健康

2016.7.24(日)
 以前から歩いているときは考え事をしている。DIYの設計や研究している地名や民俗学的なこと、発明や腰痛の原因、治療法などよく考えながら歩いているのだが、実にすばらしいアイデアがわき出てくるのだ。松尾芭蕉も種田山頭火も歩いているときに多くの句が生まれたのではないかと思っている。2月頃からデュークズウオークを取り入れ、正しい歩き方を追求し始めた。この頃からムシャクシャしたときイライラしたときなどに歩くとそれらが解消され楽しく前向きな考え方に変わることに気づきはじめた。そして義務的に歩いていたのが楽しく歩けるようになり、歩きたいという気持ちが常にあるようになってきた。歩いていると嫌な思いが吹き飛んで、ポジティブな考えになり、良いアイデアがわくので最高である。
 現在はストレスによる病気が社会問題化し、企業などでもストレスチェックなどの対策が義務化され、ストレスの軽減が急務となっている。先日、企業や学校などで行われているストレス解消の方法「マインドフルネス」がテレビで紹介されていた。これは一種の瞑想で未来や過去のことを考えずに、現在の呼吸をしている自分のことだけに集中するのである。これはまさに禅そのものである。何も考えずにただ座る、只管打坐(しかんたざ)の爽快感、充実感は禅の経験のある者にはすぐに理解できるだろう。禅の中には歩く禅というのもある。これは実にゆっくりだが体を動かしながら、同様の境地に至るものである。
 ウオーキングもこのマインドフルネスにつながるものではないかと考えている。いろんな事を考えて歩いているということと矛盾するではないかと言われそうだが、楽しいことを考えて歩くことと、現在の(歩いている)自分だけに集中していることは精神的には同様の効果があると思っている。
 結論的に歩くことはマインドフルネスと同様の効果が得られるということである。歩くことでストレスの軽減、ストレスの解消ができるのである。つづく

ウオーキングにはつらい季節となってきた。帽子、水、岩塩は熱中症予防の三種の神器。もちろん腰紐バンドも忘れずに、、。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする