晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

市志から菅坂峠 11/19

2016-11-19 | 山・峠

2016.11.19(土)雨、曇り

 山行記録 2016.11.18(金)快晴

メンバー:小原英明、工忠照幸
行程   
市志駐車場発 11:45
林道分岐   12:20     出発 12:25
八代峠着   12:40     出発 12:55
舞鶴要塞石柱発見
眺めのよいピーク(510m)13:15
引き返し地点 13:53
八代峠手前昼食14:20~14:40
市志駐車場着 15:20

 今回の目的は八代峠から菅坂峠の尾根道ルートを確定することである。お互い仕事のために出発が遅れる。まあ行けるところまで行って、時間になれば引き返そうと気楽に出発する。いつもの工忠天気は見事に覆され、快晴の秋空、山々の紅葉も最盛期だ。五泉町辻のあたりでこれから向かう稜線の写真を撮る。

正面が今日歩くルート
 観光地の紅葉のように赤い色は無く、黄色と茶色の紅葉だけど、これが自然本来の姿かと嬉しくなる。紅葉では無くて黄葉でいいのだ。市志の銀杏も最盛期で、秋原さん家の銀杏はログハウスと相まって素晴らしい景色だ。手前の畑のワイヤメッシュが無ければ綾部の宣伝ポスターにもなるなあと話し合う。
 さて八代峠へのとりつきなのだが、前回報告では(10.25)二つ目の橋と言っているが、実は三つ目の橋を過ぎたところと言うのが正しい。森林組合の人に一つ目の橋のところで、「二つ目の橋を云々」と聞いたのでそのまま書いてしまったようだ。林道に入って3っつ目の橋を過ぎ、左手に堰堤が見えるところが分岐である。

黄色と緑とログのコントラストがいい(左)、おっと熊の糞(中)、堰堤の見えるところがとりつき(右)

 この分岐からは右の尾根を直接登っていくもので、これは送電線の作業道と思われる。国土地理院地図に載せられた本来の道は谷に沿って登って行き、左手から峠にたどり着くものだが、現在の道は尾根を辿り、444mのピークを右から捲いて、右手から峠に着いているようである。堰堤から谷筋を探してみたが道らしいものは見当たらないようだ。残念だけど歩きやすい尾根道ルートを正式ルートとして道標を作りたい。
 峠で温かいコーヒーを飲む、山で飲むコーヒーは実においしい。
 峠からの道も送電線作業道のようで実に歩きやすい。と、その路上に見慣れた石柱が倒れている。例の舞鶴要塞の石柱だ。「SM3?Z 舞鶴要塞第二地帯標」と書かれている。裏面の表記を確かめようと持ち上げてみるがびくともしない。どこにあったか知らないが、市志の稲荷社の石段に使うべくあの石柱を運んだ市志の人々の苦労が忍ばれる。さてこの位置だが、すぐ横に送電線の鉄塔があるので、峠から最初の小ピーク(480m)の先と思われる。

峠からの道はプロムナード、舞鶴要塞またも発見
 歩きやすい尾根道をどんどん行くとやがて南面が急に開けたピークに出る。512mのピークだろうか、作業用の切り開きとは思われるが、ずいぶん見事な景色だ。君尾山をめぐる稜線、シデ山をめぐる稜線が墨絵のようになって望める。

しばし眺めを楽しむが、先が不安なので出発する。このあたりから送電線が稜線を離れるので、作業道が期待できない。しっかり地図を頭に入れて、北西方向に歩いて行く。稜線上は歩きやすいが、はっきりした道は無い、何度か支尾根に下っては登り返す。この方面に来はじめて初めてテープを取り出す。他にも作業用の目印などが入り乱れている。赤のビニールテープと紫の帯テープがどうやら登山者の目印のようだ。秋の山は木々の間から周囲の景色が見えて位置がわかりやすい。与保呂の水源地や養老山がよく見える。


その後はこんな感じ、灌木で気分はいい

 菅坂峠まで1/3ぐらいのところでタイムアウトとなった。明るい内に菅坂峠に着くのは無理と判断し、引き返すことにする。八代峠のすぐ手前、目途のついたところで遅い昼食をとり、早々に元来た道を辿る。秋の山行は昼頃出発していては難しい。次回は朝に出発して、完走目指したい。

【今日のじょん】夕べは強風が吹き荒れたみたいで、怖がってゴミ箱掘り出していた。桐の落ち葉もこの通り、慌てたら左手がアイタタタ

 

 



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