2016.11.21(月)曇り
絵図・古図・古地図・どこの地図? という綾部市資料館の特別展示を見に行く。最近どこの資料館も古地図などの展示が多くて、どこも行きたいのだがそうもいかない。せめて綾部の資料館は行くべしと思っていたら、残り一週間となってしまった。11月27日までなので興味ある方は今すぐ行くべし。
古地図を見ると面白い発見が必ずある。今では在るや無しやの山道もかつては主要街道であったり、ただの薮山にも集落があったりして楽しい。ただ漫然と目的も無く古地図を見るよりもここぞとばかりに何かを見つけようとする方が断然価値がある。目的があるということは、何かを知りたいと言うことが第一で、わたしの場合上林を巡る峠、上杉の穴虫、井倉新町と味方の石風呂などが古地図でどうなっているかと言う目的がある。
というわけで、陣屋や社寺の絵図などはさっと見るだけで、古地図を丹念に見てゆく。最も興味深いのは丹波国の古地図で、元禄、天保の丹波国絵図が写真複製で文字が全く読めず残念であった。昔の複製技術で、単に写真に撮ったものを引き伸ばしただけのもので、文字の読めないようなものを展示するのはいかがなものかと思う。丹波国大絵図全(寛政版)は資料館所蔵のものでしっかり読めるのだが、これは複写が出回っており、手持ちもあるので見る必要もなかった。
綾部市全図・綾部市街図は昭和25年綾部市が誕生した後の図だが、当時の綾部の様子はうかがい知れるも、わたしの目的地はいずれも畑地、田地でめぼしい建物も施設も見当たらなかった。
丹波国何鹿郡綾部町村及井倉新町全図は非常に細かな地籍図で、井倉新町の石風呂地名を調査中のわたしにはうってつけの地籍図である。付近に神社は無いものか目を皿のようにして見つめるが、残念ながら見当たらない。特に石風呂は田畑一色である。やはり石風呂と関連あるのは宮代町の綾部八幡宮かなあと予想しているのだが。
井倉新町は写真右手の向こうに広がる住宅地だが古地図の中に神社は見当たらない。
【今日のじょん】19日の夕方、ニューモモちゃんがきた。来るたびに元気にはしゃぎ回るので、じょんもこちらもたじたじ、、、。閉店後なので店に入れたら、部屋の中まで走り回っていた。フー、、、。