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冬のボーナスはいくら? サラリーマン、国家公務員の平均は

2014年12月02日 08時24分06秒 | 経済
 「夏のボーナスでタブレット端末を買った」「夏休みは奮発して海外旅行に行った」といった感じで、“景気のいい人”が多かったのでは。

 というのも、2014年夏のボーナスの支給額をみると(厚生労働省の「毎月勤労統計」)、平均で37万550円(前年比3.1%増)となり、2年連続で増加している。夏のボーナスとしては、リーマンショック前の2005年、2006年(ともに前年比1.9%増)を上回り、バブル経済の余韻が残っていた1991年以来の高い伸びとなったのだ。

 となると、気になるのは「冬のボーナス」。消費増税後の景気が精彩を欠いているのはマイナス材料だが、サラリーマンはこの冬、どのくらいのボーナスを手にすることができるのだろうか。

 主要シンクタンクが発表した「冬のボーナス予測」を見てみると、支給額はいずれも“増える”見通しであることが分かった。では、どのくらい増えるのだろうか。三菱UFJリサーチ&コンサルティグは前年比3.1%増の37万550円、日本総研は同2.8%増の37万7000円、第一生命経済研究所は同1.9%増の37万4000円をそれぞれ予測している。「なーんだ、2~3%しかアップしないのか……」と思われるかもしれないが、夏のボーナスに引き続いて冬も高い伸びが期待できそうだ。

 「ボーナスをもらえる人がうらやましいよ。ウチの会社は昨年も出なかったからなあ」という人もいるだろう。しかし、今年の冬は懐が暖まるかもしれない。三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、「冬のボーナスを受け取る人の数が増えるだろう」と見込んでいる。支給される労働者数は、前年比2.5%増の4025万人を試算しているのだ。

 明るい話ばかりが続いたが、残念ながら懸念点もある。夏のボーナス支給額を企業規模別にみると、大企業と中小企業で明暗がくっきり分かれているのだ。従業員数30人以上の企業では、1人当たりの平均支給額は43万1479円(前年比5.6%増)と大きく増えたが、5人~29人の企業では25万3315円(同2.1%減)と減少している。「夏のボーナスでは、企業規模が小さくなるほどボーナスの伸びが低くなる傾向があったが、冬ではその傾向が一層顕著になるだろう」(第一生命経済研究所)。

 円安の影響を受け、日経平均株価が上昇傾向にある。「会社の売り上げも伸びているようだし、冬のボーナスはアップするに違いない」と早合点せず、明細を見てから冷静に行動したほうがよさそうだ。
国家公務員の支給額

 会社で働くサラリーマンの冬のボーナスは増えそうだが、国家公務員はどうなのか。第一生命経済研究所は前年比20.4%増、日本総研は同13.9%増の63万1000円と予測している。

 な、なんで、そんなに増えるの? と思われるかもしれないが、これには理由がある。東日本大震災の復興財源捻出の一環として、国家公務員のボーナスは9.77%削減されていたが、この特例措置は2014年3月に終了。以前の水準に戻ったことと、人事院勧告によって支給月数が0.15カ月分引き上げられたことによって、高い伸びになりそうなのだ。

 ボーナスの支給額が増えることで、「足元で伸び悩んでいる個人消費が持ち直すきっかけになるのでは」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)といった見方もあるが……さてさて、庶民の財布のヒモは緩むのだろうか。
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ビジネスパーソンの平均年収はいくら? DODA調べ

2014年12月02日 08時19分32秒 | お役立ち情報
 インテリジェンスが運営している転職サービス「DODA(デューダ)」は12月1日、ビジネスパーソンの「平均年収 2014」を発表した。2013年9月~2014年8月に同サービスに登録したビジネスパーソン約16万人(22~59歳)のデータをまとめたところ、平均年収は442万円(平均年齢33歳)で、前年比マイナス4万円であることが分かった。



 平均年収は2009年から継続して下がり続けていたが、前回(2013年)は4年ぶりに増加に転じた。「企業の業績回復やベアの実施による賃金アップが期待されてきた中で、平均年収も前回に引き続きアップするかと思われたが、期待に反してダウンという結果になった」(DODA)

●年収ランキング(職種別)

 年収ランキングを職種別でみると、「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」が935万円でトップ。2位が「投資銀行業務」で709万円、3位が「MR」で703万円だった。トップ10の中で前回から年収が上がったのは3位の「MR」のみで、その他の9職種については軒並み平均年収を下げており、ここでも全体と同様の傾向がうかがえた。

 前年比で年収が最も大きく増加したのは、「研究開発(IT/通信)」(+48万円)。次いで「営業-証券」(+43万円)。「IT・通信業界では、クラウドサービスやビックデータを用いた新規サービスへのニーズが高まり、それらのコアとなるテクノロジーを研究・開発する人材の給与が上昇したものと思われる」(DODA)

 逆に、減少幅が最も大きかったのは「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」(-120万円)。金融系専門職では「投資銀行業務」(-31万円)、「バックオフィス/ミドルオフィス」(-26万円)など、前回よりも年収を下げた職種が目立った。「金融系専門職における相対的な年収ベースは今なお高いものの、今回は平均を引き上げる年収3000万円を超えるような高年収層が例年に比べて少なかったため、数値の上では減少して見える結果になった」(同)
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香港民主派デモ隊学生リーダーら、ハンガーストライキに突入

2014年12月02日 08時00分41秒 | 海外情報
香港(Hong Kong)の民主派デモ隊の学生リーダー、ジョシュア・ウォン(Joshua Wong、黄之鋒)さん(18)と2人のデモ参加者が1日、ハンガーストライキを開始した。前夜、デモ隊と当局はこれまでで最も激しく衝突しており、緊張はさらに高まっている。

 香港の梁振英(Leung Chun-ying)行政長官が、「容認しかねる」抗議行動は無駄に終わると警告し、間もなく警察がさらなる措置を講じると示唆した数時間後、学生団体「学民思潮(Scholarism)」を率いるウォンさんと2人の女性は「無期限」のハンガーストライキを宣言。

 学生が中心となったデモ隊は、完全な自由選挙による次期行政長官選挙の実施を求めている。デモ隊の最大キャンプは、現在も引き続き香港中心部の幹線高速道路を占拠している。

 ハンガーストライキを宣言したのは、いわゆる「雨傘革命」で最も注目を集めているデモ参加者の一人であるウォンさんに加え、大学生のイザベラ・ロー(Isabella Lo)さん(18)と高校生のプリンス・ウォン(Prince Wong)さん(17)の2人。政府が要求に応じざるを得ない状況に持ち込むのが狙いとみられる。

 最大デモキャンプでこのハンガーストライキが宣言された後、学生らはフェイスブック(Facebook)に、「このような困難な時代に生きている以上、義務がある。われわれは犠牲を払い、責任を負う用意がある。われわれの未来は自分たちで取り戻す」と投稿した。
【翻訳編集】AFPBB News
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