関東から九州にかけて4月初旬以降、天候不順が続いた影響で、各地で日照時間が平年の半分程度にとどまり、収穫遅れの目立つ野菜の価格が高騰している。
平年の2倍近い価格の野菜もあり、消費者も頭を悩ませている。
東京都大田区の「ベニースーパー西蒲田」では24日、キャベツの売り場に「1玉250円」という値札が貼られていた。普段は200円未満というキャベツの値段をよく知る来店客の多くは、価格を一見して通り過ぎる。その一人の女性(60)も「安い時に買いだめしたり、3~4店の値段を見比べたりしているから」と、手に取らずに売り場を後にした。
23日夕にはキャベツを1玉148円で売る特売が行われ、用意した240玉は約30分で売り切れた。同店の青果主任、小泉博嗣さん(67)は「いつも安く売りたいのはやまやまだが、仕入れ値が高いので……」と、ため息をつく。
農林水産省によると、4月以降に野菜の価格高騰が目立ち始め、全国の主な市場のキャベツやキュウリなどの卸売価格は前年同期より4~9割も高い。関東産を多く扱う都内の市場でも前年比で2~5割ほど値上がりした野菜が多い。
平年の2倍近い価格の野菜もあり、消費者も頭を悩ませている。
東京都大田区の「ベニースーパー西蒲田」では24日、キャベツの売り場に「1玉250円」という値札が貼られていた。普段は200円未満というキャベツの値段をよく知る来店客の多くは、価格を一見して通り過ぎる。その一人の女性(60)も「安い時に買いだめしたり、3~4店の値段を見比べたりしているから」と、手に取らずに売り場を後にした。
23日夕にはキャベツを1玉148円で売る特売が行われ、用意した240玉は約30分で売り切れた。同店の青果主任、小泉博嗣さん(67)は「いつも安く売りたいのはやまやまだが、仕入れ値が高いので……」と、ため息をつく。
農林水産省によると、4月以降に野菜の価格高騰が目立ち始め、全国の主な市場のキャベツやキュウリなどの卸売価格は前年同期より4~9割も高い。関東産を多く扱う都内の市場でも前年比で2~5割ほど値上がりした野菜が多い。