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<中国・百度>無償入力ソフト 福島県の個人情報流出か

2013年12月28日 11時37分47秒 | ニュース
 福島県は27日、職員に貸与しているパソコン10台に、中国のインターネット検索最大手「百度(バイドゥ)」が無償提供する日本語入力ソフト「バイドゥIME」がインストールされ、同社のサーバーにデータが自動送信されていたと発表した。うち4台は個人情報を扱っており、外部に流出した可能性があるという。県によると、自治体の被害が明らかになったのは初めてとみられる。

 県によると、このソフトが入ったパソコンで文字を漢字変換した際、無断で日本国内にある同社のサーバーへ送信されるとの報道を受け、同日に調査を開始。インターネットに接続されている県のパソコン約8000台の通信記録を昨年5月までさかのぼって調べると、10台から同社のサーバーにデータが自動送信されていた。送信された内容は暗号化されているため不明だが、うち4台は県立職業訓練校に在籍している生徒の氏名や住所、理容店への立ち入り検査結果などの個人情報を扱っていた。

 県の聞き取りでは、10台のパソコンを使っていた職員が「ソフトに身に覚えがない」と話していることから、別の製品をネットからダウンロードする際に「バイドゥIME」も一緒にインストールされたとみられる。県は10台のパソコンからこのソフトを削除し、注意喚起するとともに、来年1月上旬、同社のサーバーに接続できなくする仕組みを構築する。【蓬田正志】
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来年2月は一斉値上げ=原油、LNG高で―電力・ガス14社

2013年12月27日 08時53分05秒 | ニュース
 電力10社と都市ガス大手4社は26日、来年2月の電気・ガス料金を値上げするとそろって発表した。原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇が原因で、一斉値上げは8月以来半年ぶり。標準家庭の場合、電気料金が前月より6~27円、ガス料金が8~11円それぞれ高くなる。

 東京電力は5カ月ぶりの値上げで、前月比26円高の7873円となる。北海道電力は16円高の7046円と過去最高を更新する。他の電力会社の値上げ幅は、沖縄27円▽関西21円▽中国15円▽四国12円▽北陸、九州各9円▽東北、中部各6円。都市ガス最大手の東京ガスは8円高の5619円となる。 
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ナンバー2処刑の裏に、金正恩の裏資金 経済八方塞がりの北朝鮮

2013年12月26日 08時51分52秒 | 海外情報
 ナンバー2処刑の裏には「金正恩の裏資金」発覚の犯人探しがあった──.「暴力的、かつ誇大妄想的独裁者」正恩氏は、またも核とミサイルに走るか。


 処刑された張成澤(チャンソンテク)氏の手による「エンマ帳」が、どこかに隠されているとの噂がある。

 金正恩(キムジョンウン)第1書記(30)の叔父で正恩体制ナンバーツーと呼ばれていたのが一転、「体制転覆を計画した国家反逆者」と断罪、12月12日に処刑されたあの張氏のことである。

 ロイヤルファミリーの一員として約40年間、金正日(キムジョンイル)、金正恩父子の側近として権力中枢にいた張氏。その彼が、北朝鮮中枢のからむ様々な謎や事件の真相を個人的につづった備忘録が存在するというのだ。

 本当に実在するなら、正恩氏を筆頭に、彼を手にかけた面々にとっては何としても回収したい代物だろう。「知りすぎた男」張氏は外貨稼ぎ機関の責任者を長く務め、金正恩時代では正恩氏の「裏資金」を深く知る立場にいた。

 逮捕わずか4日後に処刑したのも「生かしておくと、王朝のカネの問題がいつ本人や部下の口から飛び出すかわからない」と恐れたためか──。

第三経済委員会

 北にとって外貨は「体制維持の生命線」そのものだ。自国通貨の朝鮮ウォンは国外で通用せず紙くず同然。国内でさえ米ドルやユーロ、日本円、人民元がはるかに幅を利かせている。

 「何をするにも外貨なしではやっていけないのが実情だ」(労働党の外貨調達部門元幹部)

 だからこそ中国やアジア、欧州などに貿易会社や北朝鮮レストランを出し、伐採工など労働者の派遣、麻薬密売にも手を染め外貨稼ぎに必死になる。

 とりわけ重要なのがロイヤルファミリーの裏資金だ。「統治資金」とも呼ばれる。彼らが楽しむ贅沢品や別荘の関連物資、軍幹部の歓心を買うため贈られるベンツなど高級外車の購入に主として使われてきた。2012年初めの金正恩体制本格スタート以来、遊園地など娯楽施設が正恩氏の肝いりで次々と平壌(ピョンヤン)に造られた。その建設にも裏資金の一部が使われたという。

 裏資金の原資は、金の国際市場への販売のほか、党、軍、政府の各機関から強制的に上納させるカネが中心とみられ、カネを海外株式市場や投資銀行で運用してもいるようだ。

 故・金正日総書記の息子たち、正男(ジョンナム)、正哲(ジョンチョル)、正恩の3人が子どものころ、いずれもスイスに留学した。当時彼らを世話したスイス駐在大使が「ロイヤルファミリーの金庫番」といわれた人物だったのも、顧客の秘密を漏らさないスイスの銀行に裏資金を預けていたためだ。

 金正日時代、この裏資金の調達・管理を任されていたのが「労働党38号室」という特別機関である。ところが金正恩氏の代になって間もない12年5月に38号室は解体、新たな機関に移管された。その新機関が「第三経済委員会」で、組織を実質的に取り仕切るのが労働党行政部だった。それにとどまらず、行政部は軍や党所有の他の鉱山や工場も勢力下に収め利権を急膨張させた。そのトップが行政部長の張成澤氏。11月末に銃殺された張氏の側近2人も行政部所属だ。

統治資金の証拠を確保

 北朝鮮の核ミサイル開発に対する米国中心の経済制裁網の中、北の外貨は枯渇の危機にあるという。虎の子の裏資金も、かつて数百億円とも数千億円ともいわれたが、いまは減少の一途。だが世界各地に隠された裏資金の内実は厚いベールに覆われたままだ。

 その裏資金にまつわる「事件」が、こんどの張氏粛清と深い関係があるという。

 きっかけは13年2月に北朝鮮が国際社会の制止を無視して3度目の核実験を強行したことだった。ある中朝関係筋が明かす。

 「あの核実験は中国共産党もメンツをかけて阻止しようとしたが、北は応じようとしなかった。そこで中国は『積極的な不満の表示』として、国内大手銀行の口座から北朝鮮関係を締め出す措置に出たが、もう一つ、水面下で脅しの手に出た。『金正恩氏の統治資金の証拠を確保した。内容を暴露してやる』というものだった」

 ちらつかせたのは、香港、マカオ、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどに隠した裏資金の詳細だったという。

 「場合によっては香港とマカオの裏資金は凍結、他の国に隠した裏資金の公開も辞さない、と脅しに出た」(同)

 驚愕した北朝鮮側は隠匿先がなぜ漏れたか内偵に入り、疑われたのが張氏と行政部の側近たち。張氏はかねて「中国式の改革開放に前向きな親中派」とみられていた。マレーシアとインドネシアの大使は張氏の親族が務めていた。

自信過剰とムラ気

 この5月に正恩氏の名代として訪中したのが張氏でなく、現在「新ナンバーツー」とみられる崔竜海(チェリョンヘ)・軍総政治局長だったのも、「裏資金問題」が背景にあった可能性がある。

 張氏への反感はすでに軍や党で強まる一方だった。それに「裏資金の内情を漏らした疑い」まで加わり、「夫は金王朝を乗っ取るつもりでは」と猜疑心を強める「女帝」、妻の金慶喜(キムギョンヒ)氏に見限られたとなれば、張氏の運命は先が見えたも同然だった。

 北朝鮮は経済的に八方塞がりだ。張氏処刑後、北の当局は「経済を意図的に破綻寸前に追い込み、金正恩体制への国民の信頼を失墜させ、軍をも味方に引き入れて政変を起こそうとした」と張氏が自白したと弾劾したが、これは経済が崩壊寸前と自ら暗に認めたに等しい。

 「米国は正恩氏のスイス留学時代の友人たちからも話を聞いた。当時から予測不能で暴力的、かつ誇大妄想的な人物だったと結論づけた」(米オバマ政権のキャンベル前国務次官補。CNNのインタビュー)

 いまや「世界指折りの暴虐な独裁者」と国際社会の評価が決定づけられた正恩氏。北朝鮮は11月、国内全域に13の経済特区を作る外資誘致策を明らかにしたが、食指を動かす外資はまずあるまい。

 どうにもならなくなった北の指導部が、またも強硬路線に踏み切るのも十分あり得る。

 「14年1月下旬~3月上旬に核実験やミサイル発射、もしくは韓国への軍事挑発を仕掛ける可能性がある」と韓国の国防長官が最近発言した。韓国の一部新聞は「北を脱出した張氏側近が韓国政府に渡した軍事情報に基づいた判断」と報じた。

 自信過剰でムラ気が強く、表向き阿諛追従の側近たちに囲まれた30歳の指導者は「アメリカも中国も、しょせん我が国の敵ではない」と本気で思っているかもしれないのだ。

 (編集部 小北清人)

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世界の富豪ランキング、アジア首位は香港の李嘉誠氏=「李氏超え」期待のマカオの呂氏は2位―中国メディア

2013年12月26日 08時37分05秒 | 海外情報
2013年12月24日、最新のブルームバーグ・ビリオネア指数によると、香港の実業家で長江実業グループ創業者、李嘉誠氏が純資産297億ドル(約3兆円)でアジア首位。2位はマカオでカジノビジネスを展開する銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント)の呂志和主席。純資産は247億ドル(約2兆5800億円)。ニュースサイトの網易(Net Ease)が伝えた。

香港メディアは先ごろ、ギャラクシー・エンターテインメントの株価が10香港ドルほど上昇すれば、呂志和氏の保有する純資産の総額が李嘉誠氏を超え、アジア首位となる見通しだと伝えていた。

呂氏は、ギャラクシー・エンターテインメントのほか、香港嘉華国際集団有限公司、嘉華地産集団有限公司、香港酒店業主聯会、東尖沙咀地産発展商聯会の主席も兼務している。

アジア3位は恒基不動産の李兆基主席で純資産は220億ドル(約2兆3000億円)。
4位はインドの実業家、ムケシュ・アンバニ氏。純資産は206億ドル(約2兆1500万円)。
5位が日本の柳井正ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。純資産204億ドル(約2兆1300万円)。(翻訳・編集/NY)
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北京最悪レベル「409」…中国、クリスマスイブに深刻な大気汚染

2013年12月25日 08時29分47秒 | ニュース
 中国では24日、北京市などが深刻な大気汚染に見舞われ、米大使館サイトによると、微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染の指数は同日午後、最悪レベル(危険)の409となった。同日付の中国夕刊紙は500を観測した場所もあると伝えた。

 北京市と隣接する河北省では石家荘市などで500を記録。内陸部の陝西省西安市でも500となったほか、山東省や河南省などでは400を超した。

 北京市内では有害物質を含んだ霧により、数十メートル先の建物が白くかすみ、車両は日中もヘッドライトを点灯。街中ではマスク姿の人が目立った。

 北京市で飲食店を経営する河北省出身の女性(27)は「故郷の汚染もひどい。逃げようがない」と話した。
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