日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市の止々呂美の新名神高速道路建設事故現場を辰巳参議院議員と府市議員団が調査

2016年05月20日 22時56分00秒 | 日本共産党
5月20日(金)
 箕面市の止々呂美の新名神高速道路建設事故現場を辰巳参議院議員と府市議員団が調査

 19日、箕面市の止々呂美の新名神高速道路建設現場で、橋桁を支える支柱が倒壊した事故が発生しました。この事故をうけて、20日の午後、日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が現地調査に入りました。
調査には、石川たえ府議、党大阪国政事務所のスタッフ、箕面市議団らが同行しました。

 現場で、西日本高速道路㈱の担当者から事故発生の経緯や事故状況、原因究明のとりくみなどの説明を受け、聞き取りをおこないました。
辰巳議員は、「倒れるはずがないベントが倒れた。施工体系図どおりにすすめたのか」、「IHIインフラと下請けで工事をしていたということだが、管理責任者はいたのか」など次々と質問。「施工概要など原因究明に必要な資料は提供されたい」と要望しました。

 担当者は、「事故原因の究明は、会社の技術検討委員会で調査中」であることを繰り返し述べるにとどまりました。
 
 参加者も、「工期の2年短縮で設計変更されたのではないか」、「原因究明はどういう形で行い、私たちに知らされるのか」、「第三者委員会を立ち上げて原因を究明すべきではないか」などを質問しました。

神戸北で起こった事故に続き、今回は箕面・止々呂美と新名神工事現場で連続して支柱倒壊の不可思議な事故が起こっています。今回の事故では幸い死亡事故にはなりませんでしたが、たまたま赤信号で有料道路を車が通過していなかっただけで、一歩間違えば、大事故になっていたものです。箕面ではトンネル内の湧水問題も解決していません。こんどの事故も、工事を2年間も前倒しして推進してきたことにも遠因がありそうです。
新名神工事はいったん全線で中止して、事故原因究明と計画の見直しをやるべきです。
   質問する辰巳コータロー参議院議員
  
   頭上が新名神、奥側の高架の道路が箕面有料道路 
   倒れた仮の金属支柱はすでに撤去されていた

   新たに仮の金属支柱が作られていた

   説明を聞き入る府市議員団など

   最後に撮影してもらいました 私。右端が、記者に取材を受ける辰巳参議院議員