日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市一般会計予算案 修正案への賛成討論 その⑦

2021年04月09日 22時34分00秒 | 市議会
4月7日(金)
 3月24日の市議会本会議に名手ひろきがおこなった、
 2021年度(令和3年度)箕面市一般会計予算案に反対し、日本共産党と市民派クラブで共同して出した修正案への賛成討論の続きをご紹介します その⑦

 次に2021年度(R3)年度一般会計予算案の修正案への賛成討論をおこないます。
 箕面市新改革プランの方針に基づき、21年度からごみ収集業務を88%、22年度から100%民間委託にする計画をすすめようとしていますが、修正案は、これまでどおり直営を25%残す提案です。さらに、たい肥化事業を存続させようとする修正提案です。
 
 ごみ収集業務25%の直営を残こす
 これまでもアウトソーシング計画でも、燃えるごみの収集業務を100%委託した場合、民間の委託事業に市内すべて占められ力関係でも民間優位になってしまうことや、市にはごみ収集のノウハウ・手段がなくなってしまう点や、委託費用の値上げなど委託料の適正な管理が働くのかが懸念される点、大規模な災害時に委託業者が収集できない不測の事態が起こるかもしれない点など議論があり、75%の委託にとどまってきました。先の民生常任委員会の議論でもすでに100%収集業務を委託している自治体の実績や課題などまだ、これからで、「細かい聴取を確認できていない」とのことでした。また、直営の収集体制が3人なのに、委託契約では2名以上であり、安全確保、トラブル回避など2名の民間職員の負担は当然増えることになります。これまで、25%の直営を残こすと議論されてきており、それを変えようとする時に、100%委託している自治体の調査や研究も十分できていない課題や克服する内容も明らかにできないのでは、100%委託化は進められません。ここは、立ち止まってしっかりと25%の直営収集を守ったうえでさらなる調査・検証を行うべきです。



 循環型社会を追求し「たい肥化事業」を継続
 また、21年度予算案に廃止された「たい肥化事業」は、学校給食の残菜や街路樹の選定を混ぜ合わせ、収支を別にしても循環型社会の推進として市民や子どもたちに発信してきたものです。民生常任委員会の答弁では「食品ロスを減らす取り組みなど次の循環型社会の追求を行う」旨の答弁がありましたが、それならば、市民や子どもたちにもしっかり説明や公報を行ってゆくべきではないでしょうか?その方向性が明らかになるまで「たい肥化事業」を継続すべきです。
 この本予算案への二つの事業の修正についての賛成の意見をのべ、
 以上、2021年、令和3年度箕面市一般会計予算について原案反対、神田隆生議員他4名提案の修正案への賛成討論といたします。 おわり