日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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11月1日投開票から10日。 大阪市廃止=「都構想」が住民投票で廃案に!改めて振り返りました

2020年11月12日 01時06分00秒 | 地方政治
11月11日(水)

11月1日投開票から10日になりました。
大阪市廃止=「都構想」が住民投票で廃案に!改めて振り返りました


反対と賛成の差が前回より反対が増えた
 11月1日投開票された大阪市を廃止し、4つの特別をつくる「大阪都構想」の大阪市民による住民投票で、「反対」69万2千、「賛成」67万5千で約1万7千票差で「反対多数」になりました。
 5年前に続く僅差での否決でしたが「反対」「賛成」の差が約6400票さらに反対が増えました。大阪維新の会が10年にわたって提案し続けてきた、いわゆる「大阪市廃止、大阪都構想」を大阪市民は、再び廃案にしました。

   

 テレビで開票速報をご覧になられて、10時43分ころの「反対多数の確実」が出るまで、冷や冷や、ヤキモキされたことでしょう。私も、開票の数字を見つめながら、前半が賛成票がリードし、その差がジワジワ広がり、1万票も広がってゆくなか、暗たんたる気持ちになりましたが、58万9千票を超えたところで賛成が59万2千票なのに、「反対多数確保」の報道となりました。南部の生野区、東住吉区、平野区で反対票が上回ったのが上乗せされるとの見込みだったようですね。結局、東成区でも反対が上回りました。

対立と分断やめ未来の大阪を
 開票後の会見で、日本共産党山中大阪市議団長は、「対立と分断のやり方をノー・サイド、終わりにして政令市で住んでよかった大阪市を思える市政をつくろう!」と呼びかけました。
 私も、東淀川区の担当地域への支援に、宣伝カーを5度入れて、最終盤の土曜と投票日にも3、4時間、「大阪市をなくせば、サービスは削られる、政令指定都市の力を生かそう」と呼びかけてきました。

権限と財源を地方に移して住民の
暮しと福祉、医療、教育を守る自治体に

 結果をうけて、松井市長は再来年4月で退任、吉村知事も「『都構想』は二度と提案しない、進退は任期までに判断する」と言わざるを得ませんでした。
 権限と財源を大阪府に一元化して、大阪市を廃止する「都構想」のやり方は、特別区をつくってもその区に権限も財源もなければ住民サービスは守れないことをはっきりしました。
 箕面市でも、「権限は大阪府」とコロナ対策や国保、医療、暮らしの施策で、大阪府や国まかせが横行しています。国や府に対して市に権限と財源を要求するとともに箕面市独自で市民の暮らし、教育の拡充を図ることが大事ではないでしょうか?

 総選挙で日本共産党の躍進と
 市民と野党の共闘で国政を変えよう

 解散総選挙が1年以内に必ず行われます。いつあってもおかしくありません。日本共産党の躍進と市民と野党の共闘で、行き詰まった菅政権、自民、公明、維新の政治をかえましょう。
                市会議員 名手宏樹


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