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箕面の滝道 橋本亭 裏災害復旧対策で応急の追加の補正予算が提案される

2016年06月03日 22時12分00秒 | 市議会
6月3日(金)
箕面の滝道 橋本亭 裏災害復旧対策で応急の追加の補正予算が提案される
 
 阪急箕面駅から、箕面の滝道を上ってゆくと、一の橋 の手前に「橋本亭」と呼ばれる、明治時代に建てられた建築物を保存した建物があります。カフェやランチ、バーが営まれ、開設以来11年、多くの観光客に親しまれてきました。


 ところが5月16日の午後からの激しい雨で、裏山の崖が崩れて大きな岩の塊がずれ落ち、危険な状態になったため、17日からの営業を停止し、閉鎖されました。
 「散歩の帰りに素敵なカフェに寄るのを楽しみにしていたのに残念」など声がよせられました。11年、橋本亭を経営されてきたオーナーの方も、今後の再開の見通しも立たず、従業員に辞めてもらうことになったり、機材の処分をすべきかどうか途方に暮れておられます。


 橋本亭は、土地は箕面市が所有し、建物は、箕面FMまちそだて格式会社が市から無償譲渡され、オーナーに、家賃をとって経営を任せていました。まちそだて株は地代を市に払っていましす。
 今回の岩盤ずれ事故は、16日の激しい雨の影響で、大規模なものでしたが、昨年から、度々、周辺で小さい落石事故が起こってきました。5月は2日にも落石がありました。私たちは、オーナーのお話をお聞きしながら、オーナーへの補償と支援、市や府による早急な安全対策と橋本亭の保全など求めてきました。

 6月2日、箕面市から緊急の「橋本亭裏災害普及対策」の6月市議会に補正予算が追加提案されました。その内容をご紹介します。


災害応急対策事業費の補正について
(橋本亭裏災害復旧対策について )  議会への説明資料より転載

◆ 5月 16日 に橋本亭裏で崖崩れが進行し 危険な状況となったため、緊急に上 質調査を行つた結果、応急対策工事を早急に行わなければさらなる崩落の危険が高いことが判明しました。
◆ 橋本亭にはすでに推定120トンほどの大きな岩塊がもたれかかっており 、一刻も早く応急対策工事を実施するため、災害応急対策事業(現計予算額 2 干万円 )で対応することとしまし た。
◆ 応急対策工事には現時点の概算で2干万円程度かかると見込んでいます が、今後、台風等に 備えて災害応急対策費用が閉要となることから 、当初予算と同額の2干万円を補正予算に計上します。

1、 崖崩れの経過
・5/16(月)午後からの激し い雨により 、ガケ崩れが進行し 、大きな岩塊が崩落
・5/17(火)橋本亭を閉鎖(5/16は 定休日のため無人 )
05/16(月)~5/31(火)緊急土質調査を実施
06/1(水)調査結果報告あり(至急、応急対策工事が必要 )
※現在は、通行者の安全確保のため万能柵を設置

2、橋本亭裏の応急対策工事の概要
以下の手 順で 応急対策 工事を 実施します 。

①橋本亭の倒壊防止のために建物内部を補強。
②橋本亭の一部(向かって右側のショップの部分)を解体、撤去。    以上 200干円
③崖の岩塊を 撤去
④地山の状態を確認後、対策工事               
⑤地山の状態を確認後 、吹付などの応急対策 以上 18000干円

※ なお 、市では 応急対策工事を行うと同時に大阪府に対して本格対策 工事の実施を強く、要請しています 。

3、予算
 ■橋本亭裏の応急対策工事については、緊急性が非常に高いことから、 市民安全政策室所管の現計予算(災害応急対策事業)で実施します。
■ 今後、台風等に備えて必要となる災害応急対策費用について、20,OOO千円補正計上します(補正予 算の内訳は当初予算と同じです )。




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