6月24日(木)
NHK 関西 NEWS WEB
大阪 箕面 病院で新型コロナ89人感染 患者11人死亡
06月23日 17時31分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210623/2000047513.html
すでに、5月初めから、発生していた「クラスター」でした。いま、なぜ大きく、マスコミ各社が報道されたのか、わかりませんが、病院はすでに、11回にわたってHPで、検査の実行、感染の広がりなどをその都度、公表されてきました。府の対応や医療のひっ迫状況、市へ対応が、適切であったのかが問われます。
昨日の、箕面市議会本会議の一般質問でこの問題にかかわり質問しています。
ご紹介します。
日本共産党 名手宏樹 一般質問 2021年6月23日 予定 最終原稿
1,コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について
③市内の病院での感染拡大と対応について
5月10日の為永温泉病院のHP「お知らせ」で「当院における新型コロナウイルス感染者の発生について」が公表され、「5月7日、当院職員1名の・・・感染が判明。同日、抗原検査にて、患者様4名の感染が判明。当該病棟の患者様と職員全員のPCR検査・・を行い、5月8日患者様1名、職員3名の感染が判明。9日患者様3名の感染が判明、急激な重症化により1名の患者様が亡くなられました。累計の感染者数は、患者様8名、職員4名、合計12名、うち死亡者数1名。」と公表されました。その後、順次、約ひと月の間に11回の報告をHPに掲載されています。6月10日第11報では「累計の感染者数は、患者様70名、職員19名、合計89名、うち死亡者数11名。亡くなられた患者様には、心からご冥福をお祈り致します。」「引き続き、入院の受け入れは停止、外来診察・・・についても一部制限。デイケアは8日より通常通りの対応。」とHPで繰り返し公表されてきました。さらに「池田保健所等と連携をして、職員一丸となって感染拡大防止にあたっております。安全で安心できる精神科医療をご提供できるよう取り組んで参ります」と奮闘される決意をのべておられます。この間、市民の方からは「病院職員が感染し亡くなった患者さんの対応で、感染が広がった」とも聞き及んでいます。
箕面市では状況把握や病院への支援について行われてこなかったのでしょうか?
病院の関係者はその対策に忙殺され、周辺の市民・住民をはじめ多くの市民の方々も感染の拡大を心配されてきました。民生常任委員会では「保健所の要請で市立病院から療養方法のアドバイス、ゾーニング、消毒、防護服の着脱研修などの支援に入った」と答弁もあり、少しは救われましたが、「クラスターが発生」し、5月初めから公表されていても「医療機関は府の管轄、府の要請がなければ動けない」なら、直接市民の命や暮らしに直結する基礎自治体の役割がはたせるのでしょうか? 委員会で村川議員が述べたように「行政の支援は命綱で早く来てほしかった」が病院側の切実な声です。情報の提供のスピードと共有、連携、そして対応が何にも増して必要ではないでしょうか?
答弁;医療機関への対応は府が行うもの。府と市の役割分担で適切に対応してゆく。保健所からの情報提供、連携と対応は適切に対応している。
再質問:「医療機関への対応は府が担うもの」ですが、「併設された障害者施設の状況把握は必要」だった。と答えもありました、5月初めに病院HPで公表もされ、いつ、どこからの情報で、市が院内の感染者の広がりを把握して、市立病院の専門職員が、いつ支援にはいったのでしょうか?府市の役割分担するにも、「情報の提供と共有」は必要ではないのでしょうか?
答弁;5月8日に池田保健所から支援依頼があり、当日感染制御部の看護師が支援に入りました。「役割を分担するにしても情報の提供と共有が必要ではないか」については、先ほどご答弁したとおりです。
「5月8日に、感染制御部の看護師が支援に入った」とのことですので、7日に病院で患者が判明し直後に支援に入ったと考えます。しかし、その後、ひと月にわたって感染が広がり、患者・職員の89人が感染し、11人もの方々が亡くなられるという、コロナ感染症では非常に大変な状況が広がることが分かりました。病院はHPで感染情報を繰り返し発信されているのですから、市の対応も積極的に明らかにすることが、市民のなかの無用の不安や憶測を広げず、力合わせた対応ができるのではないかと思います。
NHK 関西 NEWS WEB
大阪 箕面 病院で新型コロナ89人感染 患者11人死亡
06月23日 17時31分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210623/2000047513.html
すでに、5月初めから、発生していた「クラスター」でした。いま、なぜ大きく、マスコミ各社が報道されたのか、わかりませんが、病院はすでに、11回にわたってHPで、検査の実行、感染の広がりなどをその都度、公表されてきました。府の対応や医療のひっ迫状況、市へ対応が、適切であったのかが問われます。
昨日の、箕面市議会本会議の一般質問でこの問題にかかわり質問しています。
ご紹介します。
日本共産党 名手宏樹 一般質問 2021年6月23日 予定 最終原稿
1,コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について
③市内の病院での感染拡大と対応について
5月10日の為永温泉病院のHP「お知らせ」で「当院における新型コロナウイルス感染者の発生について」が公表され、「5月7日、当院職員1名の・・・感染が判明。同日、抗原検査にて、患者様4名の感染が判明。当該病棟の患者様と職員全員のPCR検査・・を行い、5月8日患者様1名、職員3名の感染が判明。9日患者様3名の感染が判明、急激な重症化により1名の患者様が亡くなられました。累計の感染者数は、患者様8名、職員4名、合計12名、うち死亡者数1名。」と公表されました。その後、順次、約ひと月の間に11回の報告をHPに掲載されています。6月10日第11報では「累計の感染者数は、患者様70名、職員19名、合計89名、うち死亡者数11名。亡くなられた患者様には、心からご冥福をお祈り致します。」「引き続き、入院の受け入れは停止、外来診察・・・についても一部制限。デイケアは8日より通常通りの対応。」とHPで繰り返し公表されてきました。さらに「池田保健所等と連携をして、職員一丸となって感染拡大防止にあたっております。安全で安心できる精神科医療をご提供できるよう取り組んで参ります」と奮闘される決意をのべておられます。この間、市民の方からは「病院職員が感染し亡くなった患者さんの対応で、感染が広がった」とも聞き及んでいます。
箕面市では状況把握や病院への支援について行われてこなかったのでしょうか?
病院の関係者はその対策に忙殺され、周辺の市民・住民をはじめ多くの市民の方々も感染の拡大を心配されてきました。民生常任委員会では「保健所の要請で市立病院から療養方法のアドバイス、ゾーニング、消毒、防護服の着脱研修などの支援に入った」と答弁もあり、少しは救われましたが、「クラスターが発生」し、5月初めから公表されていても「医療機関は府の管轄、府の要請がなければ動けない」なら、直接市民の命や暮らしに直結する基礎自治体の役割がはたせるのでしょうか? 委員会で村川議員が述べたように「行政の支援は命綱で早く来てほしかった」が病院側の切実な声です。情報の提供のスピードと共有、連携、そして対応が何にも増して必要ではないでしょうか?
答弁;医療機関への対応は府が行うもの。府と市の役割分担で適切に対応してゆく。保健所からの情報提供、連携と対応は適切に対応している。
再質問:「医療機関への対応は府が担うもの」ですが、「併設された障害者施設の状況把握は必要」だった。と答えもありました、5月初めに病院HPで公表もされ、いつ、どこからの情報で、市が院内の感染者の広がりを把握して、市立病院の専門職員が、いつ支援にはいったのでしょうか?府市の役割分担するにも、「情報の提供と共有」は必要ではないのでしょうか?
答弁;5月8日に池田保健所から支援依頼があり、当日感染制御部の看護師が支援に入りました。「役割を分担するにしても情報の提供と共有が必要ではないか」については、先ほどご答弁したとおりです。
「5月8日に、感染制御部の看護師が支援に入った」とのことですので、7日に病院で患者が判明し直後に支援に入ったと考えます。しかし、その後、ひと月にわたって感染が広がり、患者・職員の89人が感染し、11人もの方々が亡くなられるという、コロナ感染症では非常に大変な状況が広がることが分かりました。病院はHPで感染情報を繰り返し発信されているのですから、市の対応も積極的に明らかにすることが、市民のなかの無用の不安や憶測を広げず、力合わせた対応ができるのではないかと思います。
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