hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』①

2025-02-11 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その258。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』①。1月末に東京メトロ半蔵門線の通路を歩いていたら、また見付けてしまった。

東京メトロ20周年を記念して20駅のスタンプラリーをはじめた、さらにそのうちな1駅に水天宮前駅が選ばれたことも縁とまた東京メトロに乗る羽目になったのである。

昨年、『東京メトロ全駅スタンプラリー』を完成したばかりで、さすがに我ながらよくやるとは思った。しかし、デジタルスタンプではなく、リアルスタンプラリー(実際にスタンプを台紙に押す)は久しぶりとすぐに台紙をもらった。(但し、台紙はスタンプラリー対象駅のみ配布中)

スタンプラリーの概要は9路線各1〜3駅に合計20個のスタンプが用意されているというもの。上がりは東西線葛西駅にある地下鉄博物館のスペシャルスタンプである。

駅の配置を考えるとかなり離れた駅もあり、慎重に選択、スタンプのデザインは各路線に使っていた名車両のスタンプである。

水天宮前駅のデザインは新しい18000系。2021年8月に8000系車両の乗換用車両として導入された。19編成190両が製造される予定、席の幅も狭かった8000系が1人あたり430mmであったのに対して18000系は480mmとかなりゆったり、特に端の2人で区切られた席は男性2人でも窮屈ではなくなった。
(全駅スタンプ)
問題はここをスタートにどの順番で回るかである。スタートは人形町駅、600円で一日乗車券を購入、日比谷線中目黒行に乗る。茅場町駅で東西線に乗換、高田馬場駅を目指す。乗っている時間は18分、JRへの乗換口近くにスタンプはある。



スタンプの意匠は営団5000系電車、この車両は1964年の開業以来使用され、2007年までは東西線、その後北綾瀬支線で2014年まで使われた。ベースとしたのはJR山手線などで使われていたJR103系電車であり、これをマイナーチェンジすることで設計代を抑えたものである。


(全駅スタンプ)

東西線を反対側に乗り換えて竹橋駅まで行く。竹橋駅は前と後ろに出口があるが、KKRに出る方に行くと改札口近くにスタンプがあった。



スタンプの意匠は営団05系、これは5000系の置き換えとして1988年から共用された車両で10編成430両が製造され、2004年に製造を終えている。現在では東西線で使われている車両では最も古いタイプとなる。


(全駅スタンプ) 

東西線で大手町駅まで行き、丸の内線に乗換えて茗荷谷駅で下車する。かつて利用していた駅だが、東京メトロでは後楽園駅、四ツ谷駅と共に最も古い地上駅。



ただ、私が利用していた頃と異なり、立派なビルに生まれ変わり、出口も拓殖大学などが便利なように小日向方面への出口もできた。今回のスタンプもこの改札口を出たところにあった。



スタンプの意匠は丸の内線2000系。丸の内線では最も新しい2021年に共用を開始した車両で前面が曲面となったユニークな『顔』をしている。


(全駅スタンプ)

また、前方のライトは300系の形状をモチーフとした鍵形を使用、またグローイング・スカーレット色の車体には開業当時から受け継がれてきたサインウェーブが配されている。(以下、次回)

魚と米〜横山町ランチグルメ

2025-02-10 05:00:00 | グルメ
横山町付近に魚料理を得意とするお店が幾つかあり、先日は『小伝馬』でお得な海鮮丼を頂いた。これに味を占め、今回は『魚と米』にお邪魔した。

この店は伝統ある魚一という割烹料理屋が閉店、しかし、これを惜しんだ今のオーナーが引継いだ。その際に元の看板を改造、魚と一の間に『と』を入れ、さらに『一』を『米』と少し書き足したとアド街で紹介していた。

入口にはその日のメニューが書かれていて売り切れになるとメニューの上に売切というシールが貼られるシステム。また、テイクアウトコーナーには弁当、しかしその下には生の良い太刀魚がならんでいた。


店に入るとまずは注文をおばさんに告げ、席に案内される。(お勘定は後払い)あまり悩む時間もなく、反射的にまぐろ丼(1300円)をお願いしてしまう。

2階に案内されると入口に水槽、中にはフグが泳いでいる。席は6人席が2つ並んだ隣(6人席)、左側には女性が12人座っていたが、彼女たちは全員『黄金アジフライ定食』(1300円)を食べているのだ。


このお店の目玉は釣りアジのようである。大きさはそれほどではないが、身が厚く、かなり旨そう。

少し待つとマグロ丼が到着、ご飯の上にびっしりと中トロ(?)のように脂の乗ったマグロの刺身が乗っている。

他には小鉢はマカロニサラダ、マグロの煮物、さらに味噌汁が付いてくる。小皿はないので上から醤油を掛けて、ワサビをつけながら食べ進める。

このマグロが美味い。一切れ口に入れると刺身がトロッと溶けて、熱いご飯との相性抜群。ついついかきこんでしまう。

マカロニサラダは単調な刺身には味が変わって有り難い存在、コーンの甘さもいい。味噌汁はあっさり、具はもやしだった。

マグロの煮物は醤油などで甘辛く煮付けたもの。これがレベルが高く、まるで牛肉のしぐれ煮を食べているようである。夜ならつまみの一品として取りたくなる。

それにつけてもこのマグロ丼は美味い。特にマグロの刺身が実に美味かった。



他にも食べたくなるメニュー満載のお店、是非とも再訪。次は取り敢えずアジフライかな?2月8日のアド街で紹介された。ご馳走さまでした、大満足。



魚と米
中央区日本橋大伝馬町12ー8
0368108821


目黒川の最下流部分を歩く

2025-02-09 05:00:00 | 川と橋とダム
『ぶらり橋巡り』その118。旧東海道を歩くうちに目黒川の最下流に掛かる品川橋に通りかかった。それならばと少し上流から橋を巡ることにした。スタートは第一京浜(国道15号線)が上を通る東海橋から。



東海橋は幅広い国道が上を通るだけあって立派な造りとなっている。特徴的なのは親柱の上に置かれている『鳳凰像』、青緑色(緑青をイメージしているのか?)でかなり目立つ存在。これは日本橋の麒麟像との対比で造られたのかもしれない。



ただ、竣工は比較的新しく、1997年である。因みに目黒川は品物が行き交う川のため、江戸時代には品川とも呼ばれた、これが品川という地名の由来となった説の1つと言われる。



下流に向かい、京浜急行の目黒川橋梁、荏川橋(えがわばし)と続く。橋の名前は旧町名の荏川町に由来する。



荏原神社の正面に向かう朱塗りの橋が鎮守橋。目黒川の川筋が変わったため、1928年9月に完成したコンクリート橋ではあるが、橋柱が左右6個ずつ、計12個あるが、青銅製の擬宝珠がついている。


旧東海道が上を通る品川橋は江戸時代の立派な石造灯台風の欄干となっている。品川橋は東海道五十三次で日本橋の次の本格的な橋であった。北品川宿と南品川宿を分ける橋で位置から江戸時代は中ノ橋、境(堺)橋、行合橋などと呼ばれていたが、品川宿の真ん中にあることから品川橋と呼ばれるようになった。目黒川の改修に伴い川の流れは変わったが、今の橋は江戸時代とほぼ同じ位置にある。



橋の上には庭園や東屋も立っている珍しい形態の橋である。江戸時代は木橋だったが、現在の橋は1991年に竣工したものである。



新品川橋はすぐ下流に架けられている。橋のところで立体交差となっていて川沿いの歩道はトンネルのように下を行く。架橋されたのは1972年である。



江戸時代の浦高札場(うらこうさつば)が新品川橋の南詰にあった。浦高札は全国津々浦々に立てたもので元は4枚あったが、今は『御城米船が難破した時の処置や心得を発したもの』『抜荷買いを禁止する旨を記したもの』の2枚が残されていると説明板にあった。



洲崎橋は目黒川の川筋変更により洲崎の漁師町と南品川1丁目が分断されたためこの2つの地区をつなぐ目的で作られたもの。橋が完成したのは1928年である。



昭和橋は目黒川最後の橋で上を海岸通りが通る。新目黒川開さくによって元の河口に作られた橋、1930年(昭和5年)に作られたので昭和橋と名付けられた。



その先は天王洲南運河、さらに京浜運河につながり、太平洋に注いでいる。

カレーハウス ボルツを覚えてますか?

2025-02-08 05:00:00 | グルメ
我々の世代でカレーと言えば『ボルツ』を思い出す人は多いはず。渋谷駅近くに店があり、30倍カレーを水なしで食べ切ったと自慢する奴が確かいたように記憶している。

ボルツは元々日レス(日本レストランシステム)が展開していたチェーンであり、東京の各所に店があった。coco壱番屋などでは普通になったカレーの辛さを〇〇倍と初めて表記したのもボルツである。

しかし、ラーメンのどさん娘、つけ麺のつけ麺大王、天丼のいもやなどと共にその姿を見ることは滅多にない。そんな『ボルツ』の都内唯一になったお店にお邪魔した。

場所は神田、と言っても地下鉄東西線竹橋駅を降り、KKRホテル側に出て2分ほど。一本入った路地にお店はある。角を曲がるところにちゃんと案内が出ているのでまず迷わない。

店が近づくとあの懐かしいマークが見えてくる。店内は6人ほど入れるカウンター、奥に4人席が幾つかあるのみ。カウンターの中にはベテランの店主、ほかにおばさんが1人とこじんまりしている。

注文は悩んだが、昔よく食べたビーフカレー、辛さは4倍で900円(850円+50円の辛み増し)。ちなみに30倍でも350円増しである。

注文するとすぐにお冷と薬味。薬味は左からタマネギの酢漬け、福神漬、大根の塩漬である。店主はすぐに私のカレーを作りはじめ、スパイスを加えて煮込むとカレーポットが登場。

さらに皿に白いご飯をよそい、手渡される。あれ、こんなに少なかったかな?とふと思う。

皿に薬味の福神漬を乗せ、カレーをポットから3すくい掛けて食べる。一口食べるとスパイスが複雑に絡み合って旨みを感じ、次にタバスコ程度の辛みが追ってくる。まあ、この位は昔から食べていたので気にはならないが、味は懐かしいだけではなく、美味い。今も全く古くない、十分通用するルー。一つ言うならサラッとしたタイプで最近のカレーチェーンはもう少しねっとりしているのかも知れない。

残りのルーを全てご飯に掛け、食べ続ける。その間にどこのカレーに似ているのかを考えたが、これこそ私見だが高田馬場で食べたエチオピアのカレーに近いタイプなのかも知れない。やはり量的には少なく、あっという間に完食。もちろんその間に水は飲まなかった。

次回来る時はアサリカレーでも頂くことにしたい。このお店以外は関東にあと2軒のみ。この味は誰がが守って欲しいものだ。ご馳走さまでした。

カレーハウスボルツ神田店
千代田区神田錦町3ー17
0332333067

『東海七福神と旧東海道を巡る』③

2025-02-07 05:00:00 | 宿場町
『東海七福神と旧東海道を巡る』③。品川宿本陣跡から旧東海道を行くと目黒川に掛かる品川橋に出る。これを右に曲がると荏原神社の前に出る。



荏原神社の創立は709年、古くは貴船社、天王社などと呼ばれていた。今の社殿は1844年に完成したもので雨乞いの守護神である高龗神(たかおかみのかみ)をはじめ、天照大御神・須佐之男命などを祀り、品川の龍神様として信仰を集めてきた。


神社の境内は広く、狛犬も足元に2匹の子がいて愛らしい。入口には大きな恵比寿様の石像があり、ちゃんと釣竿も持っている。また、入口側には赤い欄干の橋、こちらは目黒川の橋でゆっくり見学することにした。



御朱印は社務所が無人のため、箱に入った書き置きを持って行くタイプでそのためか300円を納めた。(通常は500円)

再び品川橋まで歩き、旧東海道を右折する。角にはかつての駐在所、今はまちなか観光案内所になっている。

少し先に城南信用金庫がある。街並みに合わせた木を使ったデザインとなっているが、ここにはかつての脇本陣跡で百足屋治兵衛が営んでいたと説明板に書かれていた。



ちょうど小学生の下校時間で賑やかな声が聞こえてくる。街道沿いには馬肉を商う店や海苔屋などが並ぶ。時折、広場があり、トイレが完備されているのが有難い。



石積みの跡が現れたがこれは東海道を波から守るために積まれたもので現存するのは全長15m、高さ1.7m〜1.9mとなっている。



かつては高輪から大森まであったのだが、今残されているのはここだけ。江戸時代の東海道が海沿いの道であったことがわかる史跡である。



さらに街道沿いには看板造の懐かしい鐵工所や右書きの看板の畳屋さん、後からレトロな感じに作られた小学校など新旧取り混ぜながらもかつてのイメージを大切にした街造りが成されている。(以下、次回)


浅草橋駅近くで喫茶店ランチをいただく

2025-02-06 05:00:00 | グルメ
昼過ぎに浅草橋駅近くでランチタイムとなった。しかし、駅周辺のお店は皆列ができていて『かつや』などはカウンターに座る人の後ろをぐるりと待つ人が取り囲んでいる状態。少し急いでいたため、早く入れそうな店をさがす。

見つけたのがJR浅草橋駅の大通りを渡った角にある『久(きゅう)』という喫茶店。もちろんランチタイム、メニューはビーフカレー、ハヤシライス、ドライカレー、エビピラフ、オムライスの5種類のご飯もの。

ナポリタン、ミートソース、カルボナーラ、明太子、ペペロンチーノの5種類のスパゲッティ、計10種類から選んでサラダ、スープ、飲み物付で900円均一である。



中に入るとあまり混雑はしていないが、中は小綺麗で明るい。席はどこでも可と言われて窓に近い4人席に座る。

メニューはオムライスとエビピラフで悩んだが、エビピラフにした。注文直後に厨房からフライパンで何かを炒める音がした。



まずはサラダとスープが到着。サラダはマカロニサラダ、下にはキャベツとコーンが入っており、さらに上にはオーロラソースが彩りに乗せてある。よく冷えていてコーンの甘みとマヨネーズソースが良く合い、美味い。スープはコンソメ、具はわずかに玉ねぎが入っていたが、ごく普通。

5分ほどでエビピラフも到着。ピラフというより焼き飯風で玉子もいれて炒めてあるのはご愛嬌。味は単純だが、海老がたっぷり入っていて私くらいの年齢の人は誰でも懐かしくなる感覚。

ピラフの味付けは昭和の喫茶店で食べた優しい塩味である。胡椒があればなおいいが、今回は我慢した。量的にはやや少ないかな、だからあっという間に完食してしまった。

だんだんお客さんも増えてきて食後のコーヒーを飲む客と私のようにランチを食べる客が半々。奥でずっーと電話をしていたうるさいオヤジも店が混んできて声のトーンが下がった。

食後のコーヒーは間髪を入れずにフロアを仕切るおばちゃんが持ってきてくれる。なかなかサービスがいい。

また、人が入れてくれたコーヒーの旨さは格別、急いでいたのについ長居してしまった。ご馳走さまでした。


久(きゅう)
台東区柳橋1ー19ー7
033861


深大寺に遅い初詣③〜冬の植物園で花を探して歩く

2025-02-05 05:00:00 | 日記
深大寺にて初詣参拝を終え、神代植物公園にも足を伸ばす。どんな花が咲いているのか甚だ疑問ではあったものの、立春までもう少し、花を見つけられるかなと楽観的に植物園の切符を買った。


入園してくぬぎや欅の中をバラ園の方に向かうが、全く花はない。バラ園にもほぼドライフラワーのようになった薔薇の花はあるが、全て茶色っぽくなってしまっている。





やむなく大温室の方に向かう。大温室は熱帯植物、ラン・ベゴニア、熱帯スイレンなどの植物に分かれている。



熱帯植物は馴染みのないものが多く、知っているのはオニバスくらい。毛虫のような花を咲かす植物やウツボカズラなどの食虫植物などあまり美しい花がない。



隣の部屋のランやベゴニアは大きな花が多く、かなり派手な雰囲気。ポインセチアも我が家にあるものよりはかなり大きかった。



私が大温室で最も美しいと感じたのは熱帯スイレン。スイレンの白い花はよく見るが、輝くようなピンクや青、紫色の花には目を見張った。



他にも色々な形のサボテンなど砂漠のような水の少ない地域に生える植物のコーナーもある。



続いて企画展をやっていた盆栽を見に行く。入口にあった紅白の梅がいい。室内に入り、愛好家グループのおじいさんたちが熱心に説明してくれる。



黄色い福寿草、大ぶりの白梅、入口近くに展示されていた250年ものの松など手塩にかけたご自慢の作品が並んでいた。受付では大きな黒松の松ぼっくりを無料配布中。松ぼっくりから芽をださせて盆栽とするらしい。



室内だけでなく、屋外の花がないと探したが、ようやく見つけたのが紅梅(早咲八重梅)。



他には椿、山茶花の木には花をみつけることができた。




ただ、枝垂れ桜や楓、ユリノキはやはり葉も全てなくなった寒そうな裸木が続く。梅のコーナーに行っても咲いていたのは白梅1本、それも上の方の枝のみだった。



ただ、最後の最後に通常の梅の花より少し早く咲く蝋梅(黄色い梅)を見つけた。蝋梅は今が見頃、ようやくたくさんの花をつけた木が並ぶ風景があった。この時期に植物園に来た時はまず蝋梅から見に行くといい。
色々な花が咲く植物園といえども、さすがに今はオフシーズン、次は桜の咲く頃に来てみたいものである。

麻辣先生〜日本橋ランチグルメ

2025-02-04 05:00:00 | グルメ
寒い日のランチ、どこに行こうかを考えたが、先日お邪魔した四川料理を食べさせてくれる『麻辣先生』に行くことにした。前回は5月に麻婆豆腐(中辛)をいただき、そこそこ辛く、ちょうど良いと考えたからである。

11時40分頃に店に到着、まだ席は多く空いていたが、次々とお客さんが来店。かなり人気があり、やはり麻婆豆腐が一番人気のようである。



ただ、同じものを食べるのも芸がないとメニューをチェック、『よだれ鶏』もかなり辣そうな料理と見た。

お願いしたのは2色のよだれ鶏、ソースが2つあり、通常の唐辛子(辣油)に漬けたものと青山椒のソースに漬けたものの両方が食べれるものが半々になった定食(1100円)にした。

5分ほどで料理は到着、赤と緑の2色が鮮やか。ほかにコーンスープ、搾菜、杏仁豆腐が付いてくる。

まずは緑色から頂くが、ここで初めて知ったのはよだれ鶏は冷菜であること。緑の山椒はかなり効いて、痺れる味で美味い。しかし、冷たいため、身体は温かくはならない。

次に赤い唐辛子の四川風よだれ鶏を食べるが、こちらはかなり辛い。下に茹でもやしがひいてあるが、これまで辛い。ソースには揚げニンニクやナッツ、香辛料がたっぷりと入り、食感もしっとりの肉とカリカリのソースの相性は抜群だった。

しかし、冷たい食べ物で冷たく身体が温まるわけではない。ご飯が温かいのとスープが熱いことが救い。

いずれのよだれ鶏も味がよく、ご飯も進むが身体を温めたいのであれば麺か麻婆豆腐がお勧め、これだけ辛い料理と痺れる料理を頂けば身体もポカポカという構想は見事に壊れた。



よだれ鶏は暖かくなってからいただいたほうがいいというのが今回の結論。ご馳走さまでした。

次回はもっとよく考えてからメニューを選択することにしたい。ご馳走さまでした。
麻辣先生 日本橋店
中央区日本橋本町3ー2ー12
05055925883

深大寺に遅い初詣②〜今年は大開帳です

2025-02-03 05:00:00 | 日記
深大寺の山門を登り、境内に入る。普段は左側の小さな小屋でお守りや土鈴、破魔矢などを売っているが、お正月期間は右側に大きな小屋があり、何列も人が並んでいた。



まずはご本堂にお参りする。今年4月26日〜6月2日に大開帳が行われる旨を告知したポスター、白鳳仏を安置する白鳳堂建築に向けた寄付の要請ポスターなども並んで置かれていた。

本堂にも5人程度人が並んでおり、その後ろに付きお参りを済ませた。

初詣で今年の運勢をということもあり、元三大師みくじを200円支払いお願いする。出てきたのは79番、吉が出た。



普通の寺社のおみくじの吉は大したことがないが、深大寺はおみくじの始祖と言われた元三大師が始めた。

しかし、中身はなかなか厳しい。案内文を読むと①凶が30%と凶の確率が高く、②下から『凶、末小吉、末吉、小吉、半吉、吉、大吉』の順番で吉は上から2番めなのである。引いた時はガッカリしたが、これを読んで思っていたよりいい内容にホッとした。



続いて元三大師堂にお参り、こちらは元三大師像が安置されているお堂だが、今年は4月末から6月まで大開帳がなされ、中開帳(2009年11月27日〜12月3日)以来久しぶりに大師像を拝むことができるのが今から楽しみである。大師堂にはいつものように厄払いを乞う人の列ができていた。

次に釈迦堂、こちらには国宝の白鳳仏(釈迦如来像)と毘沙門天像(平安時代後期)、梵鐘が納めてある。白鳳仏が国宝に指定され、納めるための白鳳堂は現在建築中、私もご利益をいただきたく、寄付したいと考えている。また、お隣にはおびんづるさまと願掛けだるまも移ってきており、いつものようにおびんづるさまの頭と足を撫でて痛くならないこと、よく働けることを祈った。



隣にある白山神社に手を合わせ、最後は開山堂に足を運ぶ。開山堂は1983年に開山1250年を記念して作られたお堂で中には薬師如来、脇侍に弥勒菩薩と十一面観音菩薩が安置されている。周囲には代々の住職のお墓もあり、また最も高いところに作られているため、お寺の伽藍が一望できる。ただ、あまり知れていないのか、訪れる人は少ない。

と、これだけ(但し、全てではない)をぐるぐると周りようやく初詣が完了、まずは今年の平穏を祈ることができた。(以下、次回)


ハイテク吉野家で牛魯珈カレーを頂く

2025-02-02 05:00:00 | グルメ
人形町周辺に3軒目の吉野家が開店したのは12月末近く。お店は甘酒横丁から人形町通りを挟んで反対側、親子丼で有名な『玉ひで』(建て替え中)のお隣。元はファミリーマート→飲食店と短期間で店がコロコロ変わる場所である。

既存のお店は『人形町通りの人形町と水天宮の真ん中あたり』と『同じ通りの堀留町』にあり、普通の吉野家である。しかし、新しい店は全く違う。

注文は①席のタブレットで全て行い、②席番号がモニターに出て、③カウンターに取りに行く、④食べ終われば食器を返し、⑤清算カウンターでお金を払う(ここは有人)というもの。



お冷などはセルフサービスで席を離れる時(手洗いとう)の場合は離席を示す板を席に立てると決まっている。最近のJR構内にある立喰そばによく似たシステムである。

最近、吉野家では冬に入ると『牛魯珈肉だくカレー』(834円)いうメニューが登場し、このカレーがそこそこ辛く、スパイシー。さらにご飯に乗った牛丼のあたまで牛丼としても食べられる画期的なメニューである。これを選んだのだが、ついつい味噌汁をサイドメニューで頼むついでに唐揚げ1つを追加、結果1000円超になってしまった。

8番席に座り、モニターを見ながらできるのを待つ。後から来た人もやはり牛丼を頼むとすぐ出来上がるが、カレーはもう少し掛かる。

出されたカレーはライスにルーがかかり、反対側に煮た牛肉と玉ねぎが乗った状態で出される。まずはルーを味わうが、スパイスがよく効いて香り高く、さらに辛味も割に強い。

味付けは塩や酸味のバランスがよく、また嬉しいのがライスもルーも大変熱い。ぬるいカレーとぬるいツユのそばが嫌いな私に取っては実に有難い。スプーンで食べるとどうしても牛肉と玉ねぎが食べにくいため、やむなく箸を使って頂く。そのまま白飯を食べると牛丼となるが、ルーをまぶしたライスとも相性抜群。



普通なら福神漬がつくところだが、代わりに紅生姜を齧るのが吉野家スタイル。塩気の効いた紅生姜もよく合う。ハフハフ言いながら食べる。



鶏唐揚げももちろん揚げたて、途中で単体で食べるが、これもボリュームがあっていい。まあ、なくても困りはしないが。

味噌汁を飲みながらカレーかよ、と思っていたが、やはり味噌汁は万能。日本人だね。吉野家にしてはやや高額メニューだが、十分に満足がいくランチとなった。ご馳走さまでした。

吉野家人形町1丁目店
中央区日本橋人形町1丁目7ー9
0335273829