今年も深大寺へ初詣に出かけた。初詣と言っても1月最終週、ただ、ポスターに『深大寺は1月中を初詣期間とします』にほだされ、行くことを決めた。晴れてはいるが風が強く、かなり寒い中、11時に家を出た。
駐車場はあまり混んでおらず、神代植物公園の横を通る。園内は葉が殆どない欅の林が印象的。まずは蕎麦を食べに行く。
深大寺そばと言えば我が家は大師茶屋。珍しく待たずに入店、店内もお正月と節分モード。
いつものように味噌田楽、ざるそば、たぬきそばを注文、シェアして頂く。あったかいこんにゃくに甘い味噌が嬉しい。
すぐにざるそばも到着、手打ち蕎麦はやはりコシが強く、いい歯応え。こちらの蕎麦つゆはやや甘めで好きな味である。たぬきそばは揚げ玉たっぷり、七味唐辛子を振って頂く。蕎麦のコシは強く、普段食べる立喰そばとは別物。食べると途端に暖かくなった。
座った席の隣に貼ってあった節分の手拭いをパチリ。鬼が豆を浴びて痛そうな表情がいい。
12時を少し過ぎた頃に店を出る。いつも頂く揚げ玉をもらい、外に出るとやはり2組ほどが待っていて駐車場は満車。並びにある水車小屋を覗くが、中の仕組みは単純で水車が回るとその動きが歯車を通して蕎麦などを挽く石臼に直結する。
この日は使っていなかったが、いつでも繋げるようになっていた。
水神苑の先を左に曲がり、水路に沿って歩く。大きな大黒像と恵比寿像の前を通り、奥の深沙大王が祀られている大王堂の前まで行く。
門は閉ざされていて奥の厨子の中には秘仏深沙大王像が安置されているとのこと。また、江戸末期の絵師河鍋暁斎が製作した『絹本着色釈迦三尊十六善神図』も納められている。
深大寺に向かうと左右、特に水車のあるお蕎麦屋さんは大混雑、山門の方に歩くが手前、不動明王三尊像前に滝がある。こちらにも手を合わせたのちに山門に入る。(以下、次回)