夏の風物詩といえばアサガオ、うちわ、蚊取り線香、花火。食べ物では鰻、鱧、鱸の洗い、水ナス、トウモロコシと沢山あるが、立ち食い蕎麦の『小諸そば』でもちゃんとある。7月(今年は8日から)供せられる『穴子』である。
メニューは3種類、穴子天せいろ(590円)、穴子天丼セット(630円)、穴子海老天丼セット(690円)である。街中の蕎麦屋さんでも穴子天せいろは1000円は取られるメニューで私は必ず食べに行く。
今回は『穴子天せいろ、大盛』(620円)をお願いする。ちょうど蕎麦を茹でるところで茹でたてを食べることができた。
せいろに蕎麦がこんもり盛られ、蕎麦つゆに備え付けとワサビとネギを投入、まずはかけそばで頂く。茹でたて麺は喉越しも良く、立ち食い蕎麦のチェーン店ではレベルが高い。本当ならば天つゆと蕎麦つゆは別々が好きなのだが、立ち食い蕎麦ではそこまでの贅沢は言えない。
大きな穴子天は苦労して箸で4つに分け、ツユに付けて頂く。もちろん揚げたてというわけには行かないが、カリッと揚がっていて中々美味い。さらに添えてある獅子唐を頂くがこちらは先祖返りしていてかなり辛い。
大ぶりの穴子は大盛蕎麦でも十分、大根おろしを付けながら味わう。普段なら梅雨明け近くだが、ちゃんと戻り梅雨の雨の日に美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
もちろん、そば湯も頂きました。
小諸そば小舟町店
中央区日本橋小舟町14ー12
0336673077
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