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『宿場町を歩く』その9。杉戸宿②、近津神社から少し歩くと左側に再現された『高札場』がでてくる。
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高札場とは幕府や諸藩のお触れを一般民衆に知らしめるために屋根のついた木製の掲示板に貼り出したものでこれを往来の激しい地点などに設置した。この高札は日本工業大学の学生などが再興したものでよく見ると英語で書かれたものもある。
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隣には『豊嶋屋』という造り酒屋があり、屋号は関口酒造と名乗る。メインは豊泉という銘柄だが、この日光道中を記念した『杉戸宿』という清酒も発売されている。
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次の角を左に曲がった所に杉戸町役場がある。杉戸町は明治22年に杉戸宿、清戸村、倉松村が合併してできた町で埼玉県北葛飾郡に属する。市町村合併では春日部市、北埼玉郡宮代町と交渉はしたが、実ってはいない。
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お茶の販売店、『お茶のいとや』は明治10年創業の老舗であり、カフェを併設していた抹茶を使ったメニューが色々とある。暑いので抹茶かき氷や抹茶オレなど入りたい衝動に駆られる。入口近くにあるカエルはお客様に帰ってきてもらいたいという思いを込めたものだとか。
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向日葵の花が咲き乱れている咲きの民家の中に『三本木一里塚跡』の説明板がある。板の説明書きによると、このあたりに縦横9mかという大きな一里塚があり、さらにその上に榎が植えられていたが。
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しかし、残念ながら明治中頃に交通の邪魔になると言うことで取り壊されてしまい、説明板が残るのみであった。(以下、次回)