新米の季節になった。よくランチでお邪魔する『人形町 田酔』の新米ランチが10月24、25日の2日間限定で開催された。昨年もお邪魔したのだが、新米に合うおかずを少しずつ盛り合わせたランチが1500円で食べることができるもの。
11時半の開店時間より5分ほど遅く店に到着したのだが、ようやく最後の1席を確保できた。但し、もちろんまだ、誰も食べておらず、待たされていた。そこから15分ようやく私のランチも到着した。
このランチはあくまで主役は新米、これは南魚沼十日町のコシヒカリで炊きたてつやつやである。まずはご飯とお味噌汁が到着、ご飯はもちろん食べ放題である。
おかずは『焼塩サバ』、もちろん焼きたてでパリッとした皮も脂の乗った身も大変美味い。
『真鯛のごま醤油刺し』、薄切りの真鯛の刺身を胡麻醤油とネギ、カイワレでサッと和えたもの。そのまま食べても、ご飯に乗せて海苔で巻いても美味い。
『五目ひじき』『焼き明太子』『鶏つくねの照り焼き』『漬物』、いずれもご飯が進んで仕方ない。
『烏賊の高菜辛子炒め』はピリ辛、九州の高菜の味がする。『自家製ワカメの佃煮』は優しい味で普段からこの店のランチには欠かせない一品。
『焼き海苔』が2枚、熱いご飯にはやはり焼き海苔が美味い。少し置いて到着した焼きたての『だし巻き』が登場、味は甘さ控えめ、ふわふわで出汁がたっぷり。酒のつまみにもよく合う。
これだけの飯の友があって1膳のご飯で済ませられる訳がない。私も一回だけおかわりしたが、本音を言うとあと半分くらいは食べたかった。
やはり新米の旨さがよくわかる秋を満喫できるランチ、今年も美味かった。ご馳走さまでした。
田酔
中央区日本橋人形町1ー7ー6
0356458588