hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ぷらっとスタンド酛〜吉祥寺グルメ

2024-10-28 05:00:00 | グルメ
吉祥寺で気楽にカウンターで日本酒が飲める『ぷらっとスタンド酛』に土曜日に出かけることにした。以前は土日の2名の予約は受けていなかったのだが、最近、ネット予約ができるようになり、可能となったからである。

酒飲みの一部では有名なのだが、この『酛』というお店は新橋の小さな居酒屋さんだったのだが、料理が美味く評判となり、なかなか予約の取れない店となった。規模拡大から本拠を京橋に移し、高級路線に走ると共に、立ち飲みやコの字の店も開店、その一つが吉祥寺のお店である。最近は京橋のお店はとんとご無沙汰で、吉祥寺の店も1年ぶりである。

店は1階に大きな靴屋さんのあるビルのB1、周りには世界のやまちゃんや吉祥寺砂場などが入っている。6時の予約時間に行くと奥の2席に案内された。このお店はメニューは黒板に書かれていて、日本酒以外の飲み物メニューはあるが、日本酒のメニューはない。普段は入口横の冷蔵庫の見える席に座るのだが、1番奥からは殆ど冷蔵庫が見えない、つまりピンチなのである。



まずは連れ合いとハートランドの小瓶を2人で分けて乾杯。涼しくなったとはいえ、最初のビール1杯は美味い。突き出しは秋らしく芋煮であった。

まずは『燻製仕立てのポテサラ』、上に乗る半分サイズのゆで卵を破壊してポテサラに混ぜて頂くのだが、燻製されていてベーコンやじゃがいもが美味い。

お酒をお願いするが、まずはおすすめを聞くと『鳳凰美田』(栃木県)のはつ絞り、相方は12度とやや度数の低い『川鶴』(香川県)を頂く。鳳凰美田はもちろんフレッシュで美味いが、川鶴はジュースみたいと評判は芳しくない。

刺身は『炙り〆さば』、包丁が丁寧に入り、生ワサビで頂くが、脂の乗りも上品で美味い。



すぐ1杯目を飲み干し、2杯目は『瀧自慢』(三重県)の飲み比べ。JAPAN PROUDは山田錦で醸した旨辛純米酒、PROUD EXTREME DRYは超辛口特別純米酒。前者の方が旨味が強く、後者はキレ良し、いずれもいい。因みな名前にある『瀧』は夏に遊びに行った赤目四十八滝のことで、お店の前を通過したことを思い出した。



『牡蠣ホイル焼きウニソース』は名前の通り、牡蠣を殻付きのまま温めてウニを加えてある。牡蠣ももちろん美味いが、ソースにバケットを漬けて頂くと日本酒によく合う。

お酒はとっときの『花陽浴 純米大吟醸』(埼玉県)と『飛露喜』(福島県)の特別純米。どちらを飲むか争ったが、今回は私が花陽浴。華やかに香る膨らみの多い旨さも素晴らしい。

『牛すじ塩煮込み』、最近よく居酒屋でお目にかかるが、この店は丁寧に煮込んでいて塩辛さもなく、添えてある柑橘系の酢を垂らすと味変もできる逸品。柚子胡椒で頂くのもいい。

次は『仙禽』(栃木県)の雄町を頂く。酸味と旨味のバランスがよく、好きな酒である。合わせるのは『いちじくの天ぷら』。

半分に切り、薄く衣を付けてカラッと揚げたシンプルな料理。揚げると甘味が強くなり、塩を付けて頂く。仙禽との取り合わせもいい。



相方は『雅楽代・月華』(新潟県佐渡市)の酒、私は最後に濁りを所望。『燗がえる』(滋賀県)が登場。



お店の人は冷たく冷やして飲むか、熱燗にするのがいいとのこと。見た目甘そうだが、実にさっぱりしたお酒、ラベルはとにかく面白いので驚いた。おでんもなかなか美味しかったです。

お酒の好きそうなお店の人と話しながら酒を飲んでいるとついつい飲み過ぎてしまうが、これでもトータル大1枚で仕上がりました。ご馳走さまでした。



外に出たら総選挙最終盤、菅元首相が演説されていました。
ぷらっとスタンド酛
武蔵野市吉祥寺本町1ー9ー10シュープラザ吉祥寺B1
05055967257



最新の画像もっと見る