outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

思案中です

2007年05月04日 09時06分18秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日パナイ島南端にアンカーを入れて朝食をとり、一口眠ろうとしたけど眠れず・・元気が出ないまま夕方になり天気をとるとミンダナオ島の東にあった低気圧が発達していた。あの周辺に出来る低気圧は殆どが消滅するのだけれど熱低にまで発達し台風に変わる可能性がないとも言えないので様子を見るためここで泊りました。

ここは約70マイル東にイロイロ市があり以前入港して台風の非難港として心配ないことが確認で来ているのです。次に行こうと考えているミンドロ島の南端サンホセも大丈夫とは思えるのですが以前寄ったときに中まで入らなかったのでイマイチ確信が持てません。


ヨットはキャンピングカーと違い台風や低気圧に会うと強い風だけでなく波が出来ます。これは台風時に停めている車の駐車場の地面が超大型地震のように数メートルアップダウンを数十時間繰り返すようなものですから極めて快適ではありません。

おまけに地面についておらずアンカーチェーンで止めているだけなので約100メートルの範囲ですが動き続けます。強い風と雨、数メートルアップダウンする地面、勝手に百メートル動き回る車の中に居ることを想像してみてください。車ならたとえぶつかっても死ぬようなことはありませんがヨットの場合アンカーが引けて座礁となると間違いなく沈没し泡立つ海面に投げ出されます。昼間はまだいいのですが真っ暗な夜などかなり不安なもので時にかなり焦ります退屈している人にお奨めです。絶対に退屈はしませんと保証できます。


しかし日本近海(フィリピンも含む)以外で一年中台風が発生する可能性がある海域はなく、まるで線を引いたように「ある期間」の天候は全く安定しているのでそれほどの心配はありません。

パイロットチャート(数年間の平均から出した風向きや強さ流れなどを表したもの)によると5月のフィリピンは台風が一つ出来るようです。そして上陸するものはミンダナオの近くで発生し、北に上がりフィリピンに影響しないものはかなり東の海上で発生しています。と言うことは現在の低気圧が発達した場合北に上がってやってくる可能性がかなり高いことになります。

そんなわけで・・どうなるか解らない天気に「悩んでいる」状態です。




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