outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ミンドロ島南端サンホセです

2007年05月05日 13時59分35秒 | ヨット世界一周クルージング
ミンダナオ島の低気圧の動きが遅いようなので昨日の朝九時にパナイ島南端を出発。出てから一時間はNENの風を横から受けて走れたのですが・・それから後はしっかり北の風となり北北西に向かうホロホロには僕の人生のようにずっと向かい風が続きました。

向かい風になるとセールは降ろしエンジン一本。直線で目的地に向け130マイル余りを24時間で走りましたが向かい風は当然向かい波なので暴れ馬に乗っているようにヨットが動きますからかなり疲れました。

着いたサンホセは大きな漁師街。大型のアウトリガーカヌーがイッパイでもしも台風が来てもヨットが非難できる場所はなさそうです。

ボンボノンを出てパナイ島までの間には小さいながら本マグロの子が二匹釣れましたが今回は期待していたのに坊主でした。

次ぎの予定は285マイル北のルソン島ボリナオハーバー。ここは台風でも安全な泊地なのですが・・遠いなあ~。  一般的日本人はハーバーなどと名前が付いているとしっかりした港を想像すると思うのですが・・全く何も無い自然の入り江なのです。

日本を除く世界中の港(日本人が考えるようなコンクリートの防波堤に囲まれた)の数は驚くほど少なく、おそらく日本の全港(漁港を含む)と世界の全港の数を比べると似たような数になると思います。

それほど「人工的に囲まれた港」は無く地中海全てでさえ数えるほどで徳島県の港の数に及ばないと思います。気象的に日本が厳しい場所にあること、漁船の数が異常に多いこと、他に港を造って「利を得る」人が多いことなどが理由と思いますが無さ過ぎるのは天気が変わると困ります。


相変わらず低気圧はあり、発達はしていないものの少しづつ北上を始めたようです。 「どう動こうか」と思案をしています。
コメント
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