今までの私はヨットもキャンピングカーも常に「座敷」に改造していました。
私が座敷と言うのは「平床」で基本的に膝を組んだり、足を投げ出したり場合によっては正座もする事なんですが・・・
何よりすぐに「そのまま横になれる」と言うのが良いからなんです。
また正座出来る事は「うんこすわり」同様、健康な人であれば出来なければいけない姿勢と思っていました。
そしてそれは今もそう思ってるんですが・・・・
うんこすわりは今も出来ますが正座は右の膝が痛くて曲がらず・・・座る事が出来ません。
それだけでなく、床に座って長く居て・・・立ち上がろうとすると「膝がさび付いた」ように固まってしまって・・・イタイイタイと言いながら正常に歩けるようになるのにかなりの時間が掛かるようになりました。
美由紀は今でも正座も出来るし、立ち上がる時も全然平気なんですが・・・・
そしてどちらかと言うと長い時間になると椅子に座ってるより正座の方が良いと言う位なんですが・・・・
私中心なので・・・・今回キャンピングカーのリビングルームを平床座敷から・・・椅子の様に座れるようにしました。
これが今まで改造して乗っていたリビングの平床です。
ちゃぶ台を除けていますが・・・真ん中にどのようにも動かせるちゃぶ台がありました。
今回の改造は・・・この真ん中の平床を外し、ヒーターの吹き出し口も元に戻しました。
そして椅子に座るように座れるようにしたんですが・・・本来ならその左右にはソファーや背もたれがあるんですが・・・・
それは外したままにしました。
そうすると椅子が低くてテーブルが高すぎるので・・・座布団を厚くして見ました。
ソファーを置かなかったのは・・・もともとこの様に改造した理由の一つに「物入れの確保」と言うのがあります。
私達はコロナ前までは一度旅に出ると五か月間戻ることなく山に登っていましたから・・・・
夏用から冬用まですべての衣料が必要な上に、山の用品もテントから寝袋まで膨大な量になり、通常のキャンピングカーの物入れでは全然足りません。
この様な平床の下は全て物入れにしてますから・・・ソファーを置くと荷物の出し入れが大変なんです。
その内どの様にまた改造するか分かりませんが・・・・
今年はこれで旅をしてみようと思っています。
昼過ぎに世界一周クルーズで知り合った徳島市内の相原さんから電話があって、寄ってくれると言うので倉庫の掃除もして待っていました。
美由紀が四時頃に戻って来ると言ってあったので四時前に来て・・・・
改造したばかりのキャンピングカーの中でお茶を飲みながら話をしました。
ピースボートに乗ってた人は殆どが二度三度と乗るのが普通ですから・・・・美由紀もまた乗りたいと言っていますが・・・
来年の四月北周りの航海に行こうと誘われました。
私達が乗った106回クルーズは長いコロナのブランクがあった上に大きな船に変わって二回目の航海でしたから・・・殆どの人が病気に苦しみ多くの死者も出ましたが・・・
利益優先で人命軽視の社風は変わらないと思いますが、回を重ねるにしたがってもう少し対処も出来るようになるでしょう。
自分の体力や気力が衰えて自力で旅が出来なくなったら・・・また行くようになるかも知れません。
ただ私は多分人の何倍も死にたくない人で・・・病気になったら日本で最高の治療を受けたいと思ってる人ですから・・・世界一周のピースボートでは世界の最低の最低の治療しか受けらませんから・・・死ななくて良い人がまともな治療を受けれないまま次々死んでいきます。
その覚悟が出来れば行けますが・・・・それがなかなか難しいです。
何度も乗ってる人はその覚悟が出来てるのも凄いと思います。
私が乗った時には30人ほどが(もっとかも知れない)途中でこの船は危ないと言って逃げて日本へ戻りましたが・・・・
ただ一人でも安い四人部屋だと全費用200万円程と海外でなら食事だけでももっと掛かりますから・・・非常に安く一応豪華客船で世界一周できますから・・・そんなクルーズ船は他にはありませんから・・・参加者の殆どは一人で来てますから・・・乗る人は多いです。
普通のクルーズ船のようなまともなショーは一つもありませんが・・・毎日何十もの教室があってただで教えてくれますから・・・・
特に美由紀は二つの社交ダンス教室と二つのサルサダンス教室、二つの太極拳教室と歌謡演歌教室と昔の歌をみんなで歌う教室に行ってましたから…食事をする時間もなかなかない程でした。
特に気に入ってたのは社交ダンス教室で二度の発表会もあって・・・・気合が入っていました。
日本に帰っても後遺症で社交ダンス教室に週に二度夜に通っています・・・連休でこのところ休みですけど・・・