10月30日に藤川氏の飼育断念した池に残っていた三匹の錦鯉を救出して来ました。
二匹はすぐに井関の溜池に放流したんですが一匹は記念に我が家で飼おうと思い、我が家の錦鯉と同じ水槽にそのまま入れるのは危険なので事前に殺虫や殺菌の治療を隔離水槽で始めました。
入れたすぐはほとんど動く事もなく体調が悪そうだったので塩水浴と共にヒーターで水温を25度に上げると少し動き始めました。
しかし肩の辺りで赤く腫れて何かが寄生してるようなのでイカリムシと判断して何度も何度も殺虫剤のデミリンを投入しましたが治りませんでした。
他の寄生虫や病気も考えてデミリンと共に過マンガン酸カリやマラカイトグリーン、メチレンブルー等も入れました。
何が効いたのかはわからないけど赤く腫れてるのは少し小さくなり、錦鯉も元気になって餌も良く食べるようになりました。
しかし相変わらず何かが寄生してる事に間違いないので今朝美由紀に手伝ってもらって錦鯉を掬い出して麻酔を掛けました。
濡れた布の上に寝かして患部のウロコを剥がして見ると、、、、
イカリムシが居ると思ってたのに何も居ませんでした。
とりあえずイソジンを塗って、もう一ヶ所も少し赤くなってたのでそこもウロコを剥がしてイソジンを塗り隔離水槽に戻しました。
傷ついたので塩水浴とメチレンブルーで殺菌すると共にヒーターを入れて水温を25度に。
その後美由紀と慌てて鍛冶ヶ峰に登って来て昼飯。
美由紀がプールに行ってから私は本やインターネットで原因と治療方法を調べました。
一時は体表テロハネルス症と診断。
水温が25度から30度にしてたら治ると書かれていたので
少し良くなったのは水温を上げたからと思ったんですが、、、
それなら夏の間に藤川氏の池の鯉が次々死んだのはおかしいと思いまた他の寄生虫や病気を探す事に。
そして行き着いたのがギロダクチルス症かダクチロギルス症となりました。
これの治療方法はどちらも同じで過マンガン酸カリなので日暮れ前に投入しました。
現在は水温25度で125リットルの隔離水槽に塩を700グラムと粉末メチレンブルー0.2グラム、粉末過マンガン酸カリを0.4グラム入れています。
これらの治療薬やマラカイトグリーン等が今は規制されて入手が困難になり錦鯉飼育がだんだん難しくなっています。
薄めたものは売られていますが非常に高くつきますが今ある分がなくなればそれを買うしかありません。
さて今回の診断と治療方法があってるかどうかは数日すればわかるでしょう。
新しい錦鯉を調子良く育ってる錦鯉と一緒にするのは大変でなかなか心配で入れられません。
完全と思えるまで隔離水槽から出しません。
最後は井関の溜池かも??