錦鯉を飼い始めるまで知らなかった事ですが
大きく育って池で泳いでる錦鯉のほとんどは「眠り病経験鯉」なんです
「眠り病」と言うくらいですから・・・仰向けになって眠ってしまう病気で、放置するとほぼ間違いなく死んでしまいますし、一旦眠り始めると温度を上げて薬浴させるんですが・・・何パーセントかは死にます。
この眠り病は人間の「ハシカ(麻疹)」の様なもので、一度罹って治れば眠り病経験鯉となって、その後に罹ることがありません
そんなんで多くの業者は選別で残した錦鯉には強制的に眠り病に罹らせて治療します
これは眠り病の経験してない鯉の中に経験してる鯉を入れても良いし、経験鯉を飼ってる池や水槽の水を入れるだけでも眠り病になります。
しかし一旦症状が出たら何パーセントかは死ぬので・・・症状が出てない時から治療を始めると・・・
まあ殆ど死ぬ事無く「眠り病経験鯉」になれます
我が家の去年や一昨年から飼ってる鯉は「経験鯉」でしたが、今年三段階に入れた稚魚はまだ眠り病を経験してませんでしたから・・・
今日から眠り病の治療を始めました
今年入れた稚魚でも紅白は40匹しか残っていませんが、黄金系は200匹近く残っています。
それから最後に入れた4種混合の分が100匹余り残っています
それを大きめのと小さ目のに分けて・・・二つの水槽に入れて・・・その水槽に眠り病経験鯉を飼ってる水槽から水を汲んできて入れて・・・眠り病に罹らせました
とは言っても眠り始めるまでだと潜伏期間が2日から5日ほどもありますので、症状は出てませんがすぐに伝染はしてるので・・・温度を25度に上げて・・・0.5パーセントの塩を溶かして入れています。(1トンの水に5キロの塩)
これで10日置けば・・・もう経験鯉なので・・・前から飼ってる鯉と同じ水槽に入れても大丈夫となります
10月12日からネパールに行くので・・・それまでに終わらせておこうと思ってた事です。
もう一つ思ってた・・・一番から三番までの水槽の錦鯉の大きめのを・・・40匹余りプール水槽に移し終わり・・・三番水槽に残った錦鯉を二番水槽に移動しました
昨日は集団になって動かなかったプール水槽の錦鯉ですが・・・今日はもうずいぶん慣れてきました。
明日、明後日と・・・すれば人が行くとエサを貰おうと集まってくる様になると思います
話は変わって・・・夜には涼しくなってきましたが・・・まだまだ日中は酷暑で水ものを二リットルほど飲んでしまいます
そんな阿南市ですが台風が近づいているようですね
水槽に入れた塩が台風の雨で薄まると治療効果が無くなるので・・・予想進路を見て雨になるようなら早めにシートを被せて雨が入らないようにしなければなりません。
それから・・・ネパールの山を歩く準備として・・・明日から朝に鍛冶が峰にでも行こうと考えています
膝が痛いんですが・・・筋肉を付けて膝痛を克服しなければなりません
ネパールの山小屋ではバッテリーの充電が難しいところもあるので(個室なのですがコンセントが無かったり夜は発電機が止まるなど)・・・欠陥と言ってもいい位バッテリーが非常に早く無くなる美由紀のカメラ(ニコン1V3)のバッテリーが現在三個しかないので・・・二個追加で注文したので5個持っていきます。
僕のニコンD7100は結構長持ちするんですが・・・電池4個準備してます
確実に眠り病を経験してる鯉が居る池や水槽の水を眠り病にかけようと思ってる鯉の水槽に鍋に一杯かバケツに一杯入れてやると五分もすれば確実に感染しています。
治療は5分後からでも水温を25度から27度に上げて塩を100リットルに500グラム(0.5パーセント)の割合で入れて1週間から一〇日治療します。
症状が出ないうちに治療するのが一番大事な事です。二歳魚や三歳魚4歳魚でもこの方法で治療すれば死ぬ事は殆どなく簡単に眠り病経験鯉にする事ができます。
最近鯉を飼い始めたものですが、一つ質問です。
当歳を眠りにかける際に、2歳以上のいる池に入れて感染させるのはわかるのですが、どれくらいの時間入れておけば良いのでしょうか?
こちらの記事ですと潜伏期間が2日から5日とありますが、記事のように発症する前に治療を開始するには、目安としてどれくらい2歳以上と同居させれば良いのかわかりません。
是非教えて頂ければ幸いです。