事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2023年11月号PART1 熊殺しウィリー

2023-11-29 | ニュース

伊東四朗さん 浅草軽演劇ほか

2023年10月号PART5「NGリスト」はこちら

「殺処分するな」

「武器を使うのは卑怯だ」

「素手で対応しろ」

今年、特に出没数が多い熊。餌不足や、住宅地が山に進出しているとか様々な理由が背景にはあるとか。悪意がない存在である熊を、人間の都合で殺していいのか、という理屈には一定の真理はあるんでしょう。

しかし、殺処分せざるをえなかった自治体に抗議の電話をかけるというメンタリティがわたしにはどうもわからない。この人たちから感じるのは、自分を上位に置いた正義感の薄っぺらさだ。殺す側の痛みも、少しは理解してほしいというのはないものねだりなのだろうか。それにしたって「素手で対応しろ」には笑ってしまいましたが。ウィリーしかできないってそんなこと。

PART2「NO MORE映画泥棒」につづく。

本日は伊東四朗を紹介。で、わたしは伊東さんの面白さは承知していても、この番組の山田邦子の仕切りにびっくり。うまい人だったんだね。彼女の面白さに背を向けていたので(だから今月の訃報でKANをやる予定はない)ちょっと反省。

PART2「NO MORE 映画泥棒」につづく

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今月の訃報2023年11月号その1 伊集院静(73才没)

2023-11-29 | ニュース

まことに不穏当で縁起でもない特集を開始。訃報を取り扱おうというのだ。偉大なる先達、山田風太郎さんの「人間臨終図巻」に及ぶべくもないけれど、訃報によって人物が定まるものがあるような気がするの。最初は伊集院静

最初に読んだのは直木賞を受賞した「受け月」だったろうか。あの中にあった、母と息子がキャッチボールする短篇には泣かされたなあ。自伝的小説「海峡」、色川武大、というより阿佐田哲也との交流を描いた「いねむり先生」などが印象深い。大作家だけれども、西原理恵子と組んでエッセイの連載をかますというリスキーなことも嬉々としてやっている感じが大人だった。

ではあるけれども、なんといってもこの人は夏目雅子篠ひろ子と結婚したわけで、どんだけもてるんだってことですかね。さすが、大人です。

鈴木瑞穂篇につづく

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