Kとブルンネン あの場所から
PART2「伝統芸能」はこちら。
ふうううう。日本シリーズの興奮がさめやらぬままに。毎日こんな試合をされたんじゃこっちの身がもたない。
「フリースクールは日本の根幹を崩しかねない」
「不登校の大半は親の責任だ」
滋賀県東近江市の小椋正清市長の発言。
この人はひょっとしたら悪い人ではないのかもしれない。ただ、ものを知らず、想像するチカラを持っていないだけで。こういう考え方をする人はたーくさんいるしね。
およそ30万人にもおよぶ不登校児の問題を、フリースクールを認めることで
「学校は無理して行かなくてもいいところ」
になってしまうことを憂えている。それはどうして?言ってますよね。
「国家の根幹」と。
つまり、学校に行くことができない子どものケアをするより、親を𠮟咤激励して子どもを学校に行かせろと。そうでなければ日本は“ゆるい”国になってしまうぞ、というわけだ。
ゆるいのはあなたの考え方だろう。あなたの発想では、誰も幸せにはなれないのだ。子どもも、親も、学校も、そしておそらくは日本も。
本日の1曲はKとブルンネンの「あの場所から」あの名曲のオリジナルはこのデュオによるものだったのだ。知らなかった。わたしにとっては朝倉理恵バージョンがなじみ深かったけれど。で、このデュオは現在消息不明なのだとか。
PART4「給食」につづく。