事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2023年10月号PART3 フリースクール

2023-11-02 | 受験・学校

Kとブルンネン あの場所から

PART2「伝統芸能」はこちら

ふうううう。日本シリーズの興奮がさめやらぬままに。毎日こんな試合をされたんじゃこっちの身がもたない。

「フリースクールは日本の根幹を崩しかねない」

「不登校の大半は親の責任だ」

滋賀県東近江市の小椋正清市長の発言。

この人はひょっとしたら悪い人ではないのかもしれない。ただ、ものを知らず、想像するチカラを持っていないだけで。こういう考え方をする人はたーくさんいるしね。

およそ30万人にもおよぶ不登校児の問題を、フリースクールを認めることで

「学校は無理して行かなくてもいいところ」

になってしまうことを憂えている。それはどうして?言ってますよね。

国家の根幹」と。

つまり、学校に行くことができない子どものケアをするより、親を𠮟咤激励して子どもを学校に行かせろと。そうでなければ日本は“ゆるい”国になってしまうぞ、というわけだ。

ゆるいのはあなたの考え方だろう。あなたの発想では、誰も幸せにはなれないのだ。子どもも、親も、学校も、そしておそらくは日本も。

本日の1曲はKとブルンネンの「あの場所から」あの名曲のオリジナルはこのデュオによるものだったのだ。知らなかった。わたしにとっては朝倉理恵バージョンがなじみ深かったけれど。で、このデュオは現在消息不明なのだとか。

PART4「給食」につづく

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