ゲンジボタルとヘイケボタルの光り方の違いについて動画で分かりやすくしたものを作成してみた。
撮影した千葉県の谷戸では、同じ水田で5月末にゲンジボタルが発生し、6月末になるとヘイケボタルが発生する。ゲンジボタルは、幼虫が水田脇を流れる小さな流れに生息しており、
成虫もその小川上を飛翔する。林が隣接しており、時には梢高くまで飛ぶ様子が見受けられる。>
一方、ヘイケボタルは小川とは反対側の畔付近のみで飛び回る。あまり高くは飛ばない。発光の様子も、ヘイケボタルはゲンジボタルのような集団同期明滅はなく、それぞれがタイミングを合わせることなくバラバラに発光している様子が
分かる。
両種が生息する場所は日本各地にあるが、その多くは発生時期がずれている。しかしながら、両種が同時に発生し同じ場所で乱舞する生息地もある。映像では、後半にゲンジボタルとヘイケボタルが乱舞する様子も収めている。また、
動画を撮影した生息地での写真も参考までに掲載した。
写真では、集団同期明滅の様子は分からないが、それぞれが発光飛翔する場所や写った光跡が全く異なっていることは分かると思う。
関連動画
以下の掲載写真は、1920×1280ピクセルで投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。 また動画は 1920×1080ピクセルのフルハイビジョンで投稿しています。設定をクリックした後、画質から1080p60 HDをお選び頂きフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。
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