お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

その8 聞法(もんぼう)

2006年12月01日 | 仏教
 きょうは銀行、郵便局、お店など数カ所を雑用で回りました。 今さら始まったことではありませんが、最近ますます忘れっぽくなっているので、たくさんの用事がある時は外出前にしっかりメモ。 どういう順番でどこに寄って何の用事をすませるのかメモに書いてイメージしてから出発しないと、何か忘れて帰宅してしまう・・・ 何分、頭の血流が悪いもんですから。
 
 きょう、用事は全てバッチリ済ませたのですが、私にはもう一つ難問が・・・
そう、すごい方向音痴なんです。ウチからA、ウチからBに行けても、出先のAからBへ最短コースで行くには、どの道を選んだらいいかがわからない・・ きょうも大回りしてしまって苦笑。 トホホです。 カーナビも付いていませんし・・・

 さて、きょうの仏教語は「聞法」 
「もんぽう」でもいいのでしょうが「もんぼう」と、にごって発音するようです。

 意味は、そのまんま。仏法を聞くことです。

 浄土真宗では、厳しい修行(座禅をしたり、滝にうたれたり)がありませんが、ただ、繰り返し聞法することを大切に勧めています。

 本山から「大乗(だいじょう)」という月刊誌が出ていますが、以前(すみません、何月号かわかりません)あるご講師が聞法をカーナビに例えておられるのを読みました。

 人生をドライブに例えた時、きょうの私のように自分の判断だけに頼っていたのでは人生(道)を迷ってしまう。 
 カーナビに私の人生の目的地を「悟りの浄土」とインプットしておけば、私が人生の横道それて迷わないように、阿弥陀仏がガイドして導いてくださる。
 そのガイドが、法を聞くこと。聞法。

「聞法」のことを「聴く、聞く」を重ねて「聴聞(ちょうもん)」とも言います。

 何を聞くか・・・それは仏が、私に願われていること。ただ、ひたすら聞いて、聴こえてきたところが信心なんです。

 
コメント (4)
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