昨日ビハーラ(仏教版ホスピス)の会で、老人施設を訪問。
開始時刻になっても担当住職が来ない
・・・ホールには入所者の方々がお集まりというのに・・・
やむなく、その場にいた坊守二人でおつとめ、法話することに・・・もう一人のS寺坊守が「私がおつとめ(お経)するから、法話お願いね
」とさっさと美声で勤行を始め、私は突然、何を話したらいいか・・お経を称えつつ頭は、話の段取りで一杯。悪い頭をフル回転。
おつとめ終えたS寺坊守の彼女と「交代で10分ずつ話そう」と提案し、マイクを握る私。
まあ、お年寄りの前で何とか場をつなぐことができました。
遅れてビハーラの会代表のS寺住職H氏が登場
。私がバトンタッチして、話かけていたS寺坊守と交代(おばちゃん達は「彼女の話がもっと聞きたかった」と)、H氏ご法話が始まりました。ふう
突然のことであわてましたが、私なりの布施をさせていただきました。
梵語ダーナ、漢字で「檀那(だんな)」は「布施」の意味です。
あれ・・・夫を「だんな」と呼ぶのは、妻に布施をしろと言うことか
日本で「檀那」は施主の意味で使われるから、布施とは、ちょっと違うけど、やはり同じことのような気も・・・
「布施」と言うとお寺に差し出すお金、お経料みたいな誤解がありますが、布施もいろいろあるんです。
僧侶が仏法をお伝えするのは「法施」
お金や物を施すのが「財施」
人に慰安を施す「無畏施」
「無財の七施」というのもあるんです。
1.顔施(げんせ)= あたたかい眼差し
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)= にこやかな表情
3.言辞施(ごんじせ)= やさしい言葉
4.身施(しんせ)= 精一杯の行い
5.心施(しんせ)= 慈しみ深い心
6.床座施(しょうざせ)= 人にあたたかい席を
7.房舎施(ぼうしゃせ) = 人を気持ちよく迎える心がけ
いずれも「してやった」と恩着せがましく思うのは「ダーナ」にならないんです。
「させていただいて、ありがとう」の気持ちが「ダーナ」・布施であります。

開始時刻になっても担当住職が来ない


やむなく、その場にいた坊守二人でおつとめ、法話することに・・・もう一人のS寺坊守が「私がおつとめ(お経)するから、法話お願いね


おつとめ終えたS寺坊守の彼女と「交代で10分ずつ話そう」と提案し、マイクを握る私。

遅れてビハーラの会代表のS寺住職H氏が登場


突然のことであわてましたが、私なりの布施をさせていただきました。
梵語ダーナ、漢字で「檀那(だんな)」は「布施」の意味です。
あれ・・・夫を「だんな」と呼ぶのは、妻に布施をしろと言うことか

日本で「檀那」は施主の意味で使われるから、布施とは、ちょっと違うけど、やはり同じことのような気も・・・
「布施」と言うとお寺に差し出すお金、お経料みたいな誤解がありますが、布施もいろいろあるんです。
僧侶が仏法をお伝えするのは「法施」
お金や物を施すのが「財施」
人に慰安を施す「無畏施」
「無財の七施」というのもあるんです。
1.顔施(げんせ)= あたたかい眼差し
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)= にこやかな表情
3.言辞施(ごんじせ)= やさしい言葉
4.身施(しんせ)= 精一杯の行い
5.心施(しんせ)= 慈しみ深い心
6.床座施(しょうざせ)= 人にあたたかい席を
7.房舎施(ぼうしゃせ) = 人を気持ちよく迎える心がけ
いずれも「してやった」と恩着せがましく思うのは「ダーナ」にならないんです。
「させていただいて、ありがとう」の気持ちが「ダーナ」・布施であります。