お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

その13 法座(ほうざ)

2006年12月06日 | 仏教
 昨日までの寒さがゆるみ、穏やかな快晴
 きょうは一日、本願寺佐賀会館(京都の本山・西本願寺を本店と例えたら佐賀支店にあたる )で過ごしました。
 
 ウチの寺が所属する11ヶ寺のグループ・巨瀬組(こせそ)の仏教婦人会で毎年12月6日に本願寺佐賀会館の境内清掃奉仕をしています。各寺から3名ずつ。今年、法専寺からは、組の仏教婦人会役員でもあるM・Yさんと総代さんM氏夫人のM・Sさんに同行していただきました。

 きょうの外掃除は青空の下、暖かくて気持ちよかった

 清掃奉仕の後は昼食とって、午後からは毎月6,16,26日に佐賀会館で勤修されている常例法座に参詣。
 
 「法座」とは、法を聞く集いのことです。

(そう言えば・・・法座と法要はどう違うのでしょう? 今ふと疑問に思いました。私は勉強不足でよくわかりませんが、大がかりな法座が法要なのかしら・・・どなたか教えて下さい)

 各お寺では、もちろんですが、佐賀で言えば佐賀教務所みたいな本山直属寺院が各地にあり(西本願寺のホームページをご覧ください)そこでも法座や講演会がよく開かれています。

 常例法座では、「正信偈」のおつとめ(お経)の後、布教使さんのご法話を聴聞します。きょうのご講師は○水組の○念寺さん。
 
 味わい深いご法話をいただきました。私め、途中少々居眠りをしてしまいました。穏やかなお人柄がにじみでたご住職のやさしいお声で、仏さまのお話を聞きながら安らかに眠る・・・う~ん何と幸せな時間 

 これが今せっぱ詰まった地獄のような事情をかかえていたら、いくら僧侶と言えども、とても居眠りどころか、夜も眠れないでしょうに・・・今、たまたま心がひどく波打つことがないので、安らかに眠ることができる幸せ
 
 でもこの先何が起こるかわかりません。

 恵まれた日常を「当たり前」と思わずに「有り難い」と思い、何か悲しい出来事に遭遇した時に「何で私だけが、こんな目に・・」と、どん底に落ち込んでしまわずに「この世は思い通りにならない娑婆世界だから、こういうことも起こりうるだろう」と思えるのが、本願力だと思います。
 
 ダサくも暗くも気持ち悪くもありませんから、どうぞいろいろな法座のご縁にあって「本願力(仏さまの願い)」についてお聴聞ください 
 
コメント
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