帰宅困難地区の大熊町から会津若松に避難されておられる女性方が立ち上げられたブランド・會空(あいくー)です。写真 ↑
パリにも行かれ、海外デビューも果たされたそうです。(ネットで購入できるそうです)
さて、昨日の続きです。
H寺さんでの、大熊町の方々との意見交換会で、大変つらい、厳しいお話を伺った後、
「あいくー」の若手女性の方々が、これまた見事な手作り布芝居をご披露くださいました。
演目は、小夜姫さんと、大熊町の美しい自然、川のせせらぎ が出てくる大熊町の民話。← すみません、題名を失念しました。
布芝居を終えられて、代表者が挨拶の折、美しかった大熊町を大切に思う旨を語られ、涙ぐんでおられました。
今回の大熊町の方々との交流会は、私自身の問題として自分の生き方を振り返る、尊い有り難いご縁でした。
ご参加くださった大熊町と楢葉町の25名の皆様に深く感謝申し上げます
また、場所を提供くださったH寺さまにも御礼申し上げます。
私が聞かせていただいた原発事故被災の皆様の言葉です。
「東京オリンピックは、日本全体の国益になるのかもしれないけれど、自分たちの気持ちとしては、わりきれない」
「福島のことが、だんだん忘れ去られるのがつらい」
「原発再稼働と聞くと、福島のことを他人事と思っている原発のある地域で、また、同じ思いをする人が出るのではないか心配」
などなど・・・
少なくとも、今回、福島にお邪魔した佐賀のメンバーは、福島被災地の方々のお気持ちを決して忘れないと思います