散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

長い道のり

2009年06月09日 21時33分29秒 | 飲み歩き・琴似界隈

本日は新さっぽろから琴似まで地下鉄で移動し、さらに歩いてバー「D」へ。1杯目は今月の新入荷から「ピートリーク(ブラックアダー)」をまず行こう。カリラながら非常にさらっとした味、しかし余韻が長く煙くさい感じがいつまでも残る。

2杯目はマンダリンウォッカ+ラム+ガリアーノ+レモンのカクテルだ。ガリアーノは悪くすると甘くくどい感じがするのだが、量を控えめにしてくれたおかげで、さっぱりした中に甘みのあるカクテルだ。

3杯目はやっちゃいましたよ「グレンモーレンジ・シグネット」。熟成年数は表示されていないが、かなりの年数であることは間違いないゴージャスな味だ。心地よい刺激と、酸味、滑らかさなど様々な味わいがバランスよく統合されている。

今日はこの辺でと、月末のウィスキー試飲会の予約をしておいた。SMWSの各種ウィスキーが大量に揃う試飲会なのである。非常に楽しみだ。

冒頭写真は、暗闇に浮かぶボトル。

20090609最近読んだ本

2009年06月09日 20時23分03秒 | 読書
■「札幌秘境100選」青木由直
最近リニューアル&新取材された同様の本がでたようだ。この本は2006年版だが、かなり更新されてしまったのだろうか(再読)。

以下、図書館の6冊。
■「札幌物語」菅原澄子
すすきののある飲み屋に集まる人々の物語。本当に一昔前の常連たちという感じだ。ちなみに私もある程度の頻度で通う店はあるが、常連という感じはしないだろう。名前で呼び合う人もいないし、お店の外で付き合いのあるケースもほとんどない。

■「「社会調査」のウソ」谷岡一郎
間違いなく相当ひどい調査が大手を振っているだろう。私の感ずるにはまず母集団の偏り、それから意図的な選択肢、結果の偏った分析あたりが問題であると思う。

■「境界線上の人々」山本智恵子
妻を亡くしたカウンセラーの周辺に集う人々の物語。どうせ…、と思っていたら、意外と面白い。

■「人間味はうまい」千羽翔
うーん、テーマがあまりにも広すぎるエッセイ。無名の人の場合はテーマを絞った方が良いと思う。

■「北海道で輝く丹野先生と3組のクラスメート」大谷忠
昭和20年代、実在の小学校の先生をもとにしたストーリー。いや、なかなか面白い。しかしこれに比べると、現在の親の度量が小さいか間違っているケースが多いのだろうなあ。

■「小樽街と家並み」小林金三
小樽の街と家並みも、絵になるところがどんどん減少しているのではないだろうか。