本日のギャラリー巡りは市民→エッセ→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→たぴお→時計台→道新→大通→4プラ→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→丸井→たまご→OYOYO→CAI02の17か所。ちゃんと回っているようだが、町の中心部以外で取りこぼしが多い。どうも最近もう一つ意欲不足だ。
■市民ギャラリー「第64回全道展」。
絵画の部。
道源綾香「リオの森」:左目を手で隠した意味ありげな女性像。
梅津美佳「真夜中の食卓」:ファンタジー調だが、甘さがそれほどない。
會田千夏「katari-jima 2009.6.10」:「katari-jima」と「windpipe-sleety」が合体したような世界。なるほどね。
本間洋子「宙-何処へ」:石化したような人物と狐? の姿が面白い。
岩永総子「街角の詩」:アライグマの着ぐるみを着た可愛い子。渡辺貞之の小鬼に近いものを感じる。
池田宣弘「seanick」:海の上を爽快に飛ぶ岩か。
神田一明「狂女」:女性の顔にはそれほど狂おしいものはでていないが、周りに物が散らばった様子が感情を表しているのだろう。
本城義雄「退化の海「アンモナイト」」:手前に横たわる裸体女性。中間にいつもの小物があり、その向こうに家と工場街であろうか。この方のテクニックを十二分に発揮し、新境地といえよう。
矢元政行「未完のモニュメント」:いつも大勢の人物が登場するが、うって変わって今回は少ない。一瞬、無人かと思われるほどだ。
宮地明人「paradox」:今回はソファに横たわる女性と、その後ろに立つ女性。目が危険だ。
石本本子「CHAOS・A・D」:14マス×16マスのエリアに区切られ、貝殻や紐を配置した所と、タロットカードのような図柄になっている所がある。
八子直子「Your Story」:子供の巨大な顔だが、立体化する工夫が一筋縄ではいかない表現になっている。
輪島進一「インフィニティー」:相変わらずやってくれた。
高田健治「焦心1」:顔と体がうっすら浮かび上がって見える。
石本久美子「北へ」:白黒の世界の中で、力尽きた人たちが無残に死んでいるのか。
彫刻の部。
春藤聡子「the out skirts of しろ」:木や蝋に偏執的な感じで小さなピンが刺さっている。
川上加奈「はこぶ人」:大きな荷物に逆に取り込まれてしまうような人。考えさせられる作品だ。
版画の部。
藤林峰夫「張碓の漁家」:こういうクラシックなのもないとダメだ。
北川佳枝「other still」:鉄壁を描いたものか。地味でいい。
大高操「ワイングラス」:リアルなグラスとトランペット。好みである。
安藤康弘「ヒトクローン」:蝶の標本を前に、化け物のような姿。面白い。
■時計台ギャラリー「鈴木吾郎古希・テラコッタ自選展」。浮遊感とふわっと丸い女性の形がのびのびして良い。深刻な像だけが芸術じゃない。
■スカイホール「第10回グループ環 絵画展」。堅実な具象風景画展。中村哲泰の作品が私の好みだ。
■ARTスペース201「林啓一 PAPER WORKS 2009 「シトロン」小さな夏の個展」。ペーパーワークと聞くと、人は何を想像するだろう。何の期待もせずに行ってみたが、実に素晴らしい作品展だった。言葉で書いてしまうと「紙を材料に、懐かしい風景・人物像を再現した」ということになってしまうのだが、そんな陳腐なものではない。どこを見ても完成されているプロの仕事というのは、溜息がでるものだ。
■OYOYO「OYOYO写真部写真展vol.2「全紙でドン!」」。この建物も6階まで来ると、ことのほか怖い。写真は小樽の飲み屋街があったなあ。
ビールを飲みに行こうと思ったが、店に振られて大通公園で缶ビール。今日も暑かった。
■市民ギャラリー「第64回全道展」。
絵画の部。
道源綾香「リオの森」:左目を手で隠した意味ありげな女性像。
梅津美佳「真夜中の食卓」:ファンタジー調だが、甘さがそれほどない。
會田千夏「katari-jima 2009.6.10」:「katari-jima」と「windpipe-sleety」が合体したような世界。なるほどね。
本間洋子「宙-何処へ」:石化したような人物と狐? の姿が面白い。
岩永総子「街角の詩」:アライグマの着ぐるみを着た可愛い子。渡辺貞之の小鬼に近いものを感じる。
池田宣弘「seanick」:海の上を爽快に飛ぶ岩か。
神田一明「狂女」:女性の顔にはそれほど狂おしいものはでていないが、周りに物が散らばった様子が感情を表しているのだろう。
本城義雄「退化の海「アンモナイト」」:手前に横たわる裸体女性。中間にいつもの小物があり、その向こうに家と工場街であろうか。この方のテクニックを十二分に発揮し、新境地といえよう。
矢元政行「未完のモニュメント」:いつも大勢の人物が登場するが、うって変わって今回は少ない。一瞬、無人かと思われるほどだ。
宮地明人「paradox」:今回はソファに横たわる女性と、その後ろに立つ女性。目が危険だ。
石本本子「CHAOS・A・D」:14マス×16マスのエリアに区切られ、貝殻や紐を配置した所と、タロットカードのような図柄になっている所がある。
八子直子「Your Story」:子供の巨大な顔だが、立体化する工夫が一筋縄ではいかない表現になっている。
輪島進一「インフィニティー」:相変わらずやってくれた。
高田健治「焦心1」:顔と体がうっすら浮かび上がって見える。
石本久美子「北へ」:白黒の世界の中で、力尽きた人たちが無残に死んでいるのか。
彫刻の部。
春藤聡子「the out skirts of しろ」:木や蝋に偏執的な感じで小さなピンが刺さっている。
川上加奈「はこぶ人」:大きな荷物に逆に取り込まれてしまうような人。考えさせられる作品だ。
版画の部。
藤林峰夫「張碓の漁家」:こういうクラシックなのもないとダメだ。
北川佳枝「other still」:鉄壁を描いたものか。地味でいい。
大高操「ワイングラス」:リアルなグラスとトランペット。好みである。
安藤康弘「ヒトクローン」:蝶の標本を前に、化け物のような姿。面白い。
■時計台ギャラリー「鈴木吾郎古希・テラコッタ自選展」。浮遊感とふわっと丸い女性の形がのびのびして良い。深刻な像だけが芸術じゃない。
■スカイホール「第10回グループ環 絵画展」。堅実な具象風景画展。中村哲泰の作品が私の好みだ。
■ARTスペース201「林啓一 PAPER WORKS 2009 「シトロン」小さな夏の個展」。ペーパーワークと聞くと、人は何を想像するだろう。何の期待もせずに行ってみたが、実に素晴らしい作品展だった。言葉で書いてしまうと「紙を材料に、懐かしい風景・人物像を再現した」ということになってしまうのだが、そんな陳腐なものではない。どこを見ても完成されているプロの仕事というのは、溜息がでるものだ。
■OYOYO「OYOYO写真部写真展vol.2「全紙でドン!」」。この建物も6階まで来ると、ことのほか怖い。写真は小樽の飲み屋街があったなあ。
ビールを飲みに行こうと思ったが、店に振られて大通公園で缶ビール。今日も暑かった。