散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

結局飲み過ぎた

2009年06月13日 21時32分55秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は少し控えめにと思っていたのだが、結果的に飲み過ぎてしまった。今日はいろいろ良いことがあったなあと、創成川東のバー「R」へ。1杯目はジン+ソーダ+レモンでさっぱり。2杯目はブロンクステラス。これもライムでさっぱり味だ。

どうも変な催しから瘴気(←言いすぎ?)が出ているせいか湿度が高い。3杯目はサイドカーで酸味がありながらも、少しコクのある味を楽しむ。これで帰ればよかったのに、晩飯も外で食べることになり、その間に酔いがまわって抑制が外れてきたのだろうか。



カレースパゲッティを食べてから、すすきののバー「N」へ。結果的に他の客が誰も来なかったのだが、やはりバー好きの人も外出を避けているのだろうか。1杯目はそろそろシーズンインか、スイカ+ジンのカクテルだ。このカクテルはまだ完熟しないうちが良いので、今日くらいの青臭い感じがぴったりだ。


→ちょっと珍しい通し

2杯目はボウモア+コアントロー+レモンのサイドカー調のカクテル。ボウモアの塩っ気がサイドカーのマイルドさとは一線を画している。3杯目はアクアビット+ボウモアカスクストレングス22年。これは香りが滅茶苦茶いいなあ。飲む前から只者ではなさが感じられるが、飲むとこれは大傑作カクテルだ。しかし、贅沢にすぎる気もする。



誰も来ないので、シャルトリューズ1605(製造当初の製法を復活させた限定品らしい)を味見させてもらう。他の客が来るまでと私も頑張ってみたのだが、限界だ。ベロベロでギャラリーNEW STARを見てから帰宅。


20090613ギャラリー巡り

2009年06月13日 16時21分38秒 | ART

6月10日に札幌市写真ライブラリー。
6月11日にCAI02。

本日は道新→時計台→たぴお→クロスホテル→大同→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→三越→4プラ→スカイホール→さいとう→ivory→旧WanderArchi建築設計事務所→NEW STARの14か所。

■CAI02「黒岩絵里子×松久恵理二人展」。向いあった白壁に二人が黙々と作品を描き続けている。片方は紫色の目立つ渦巻き、もう片方は黄色が目立つ爆発する生物のような作品だ。聞いてみたところ、最初はどちら側に描くという訳でもなく、作品は一部入り混じっているそうだ。面白い勝負と言えるだろう。

■時計台ギャラリー「主体美術北海道グループ展」。

工藤悦子「悠久の華」:青系から赤系へと中心色を変えてもさすがである。リボン状の物体から、表面がざらっとしたものに描かれている形も変わっている。
齋藤典久「kilronan」:風景画と抽象画の間というか、色彩が素晴らしい。
前川アキ「氷原」:特徴的な線がいいのだが、今回少々ひかえめに見えた。

■大同ギャラリー「山崎賢六郎水彩画展」。「廃棄物」は巨大な存在感のある廃棄施設を重々しく描いた水彩。「早朝配達」はまだ暗い朝の様子と雪の白さが対照的。

■紀伊国屋「『万葉集』享受の世界」。平安時代の写本があり、かな文字の美しさが良く分かる。面白い所では折口信夫の「口訳万葉集」に折口信夫本人と武田祐吉の書き込みがされたものだ。折口のは改訂を考えての推敲、武田のは折口の口訳に対する疑問点が記されているらしい。

■旧WanderArchi建築設計事務所「612621」。小林麻美さん(←今回挨拶したので、”さん”付けだ)の作品を楽しみに東区役所前で地下鉄を降りる。旧WanderArchi建築設計事務所というのが何なのかと思っていたのだが(冒頭写真)、元小学校前の文具屋さん→喫茶店→設計事務所となった建物らしい。

小林さんの「通り過ぎるひとつ前」は”網目”シリーズの作品だ。直接壁に油彩・アクリル・白ペンキで描かれたものである。白ペンキというのは風景を描いた上に縦しまの格子のように引かれた線のことだろう。今回、前面に白い格子、その奥に謎の人物と金網が配置される2重構造になっているのだ(どうも網目のことだけが気になってしまっていけない)。それよりも記憶の中の風景ということを追及している人なのだと、勝手に思うのだ。

謎の人物は最初「パンチパーマをかけて、悪趣味な縞背広を着たオジサン」かと思っていたのだが、「おばさんパーマの和服の女性」らしい。かように人間というのは勝手なものを見るものである。

2階に上がる途中の階段にも画が描いてあり、さらにこの建物を外から見た「ひととき」という作品がもう一点あった。この建物は非常に窓が広く、なかなか興味深い建物のようである。作品を描いているときも、特に夜は外から良く見え状態になって、覗きこんでいく人が多かったそうである。

他にもいろいろと話を伺ったのだが、”あがってしまい”覚えてない。

スタートレック

2009年06月13日 12時46分44秒 | Weblog
私はほとんど映画を見ない。理由はコストパフォーマンスが本に比べて落ちると思っているからだ。それに「映画館で映画を見ていると、その間本が読めませんよね」等と読書至上主義な発言をして、映画ファンに怒られたこともある。

そんな私も「スタートレック」となれば話は別で、ファクトリーの映画館に行ってみた。ネタを割ってはいかんので、簡単な感想を箇条書きで書く。

・スポックの少年時代は非常に可愛かった。
・スポック、ウフーラ、マッコイ、スコットと実に元のシリーズに近い人を持ってきたな。
・クリストファー・パイクが若林豪似だった。
・敵がちょっとしょぼい。
・レナード・ニモイ大先生が登場してくれるとは…

・エンドロールがTVの「宇宙大作戦」を上手く取り込んでいて良かった。
・エンタープライズが登場するだけで感激。
・カークが「宇宙のスケコマシ」っぷりをいかんなく発揮。宇宙艦隊本部でも通り過ぎる女の子を全部チェックして、声をかけているのだ。
・しかし簡単に艦長職を降りたり、立候補で職についたり、宇宙艦隊は軍隊にあるまじきゆるい組織だ。

あっという間の2時間で、「宇宙大作戦」を見てない人には全てわかるまい。