散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090620ギャラリー巡り

2009年06月20日 15時22分35秒 | ART

本日は近美→三岸→資料館→コンチネンタル→テンポラリー→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→時計台→道新→三越→スカイホール→さいとう→ラルズの14か所。

■三岸好太郎美術館「31歳-駆けぬけた生涯」。彼が東京在住時代は、雑司ヶ谷、北千住、巣鴨等を転々としたらしい。私は北千住にしか行ったことがないのだが、今でこそかなりの都会っぷりに驚くが、当時は原っぱ状態だったかもしれない。

■札幌市資料館「藤女子大学写真部新人展「写(ショット)☆お嬢さん」」。在間和音の街写真がお気に入りだ。金川史歩の割れた測量標や捨てられた麻雀牌の寂しさもなかなか。

■富士フィルムフォトサロン「米美知子写真展 水のゆくえ」。ご本人が「全くの独学で、入門書を自分で読んで始めた」と言っていたが、良い風景をとらえた写真展だと思う。
「静謐」:水辺にブロントサウルス(*)が集っているように、木の幹が伸びている写真。
「まわる季節」:川のちょっとしたくぼみで、落葉が回転している。
「ニョロニョロ宮殿」:これは氷筍というのかな。不思議な棒状の氷の集まりだ。

(*)現在ではアパトサウルスが正式名称とされている。

■時計台ギャラリー「橋本礼奈展」。実に見どころのある展覧会だ。ただし私の好みは少々偏りがある。
「木漏れ日・鳥居」:鳥居の向こうが光で見えないほど明るくなっている。
「同じ日は二度とこない」:子供が夕焼け空を見上げている場面。空全体は魚眼レンズで捕らえられたように歪んでいる。

「遠い町で」:子供がしゃがみ込んでいるなか、向こう側に「エコノミー」とドアに描かれた建物。何の建物だか分からないが気になる。安ホテルだろうか。
「小石川三丁目」:横尾忠則のY字路を描いた作品を思い起こさせる。しかし写実でありながら歪んだ風景は独特のもの。まだ東京にもこのような場所があるのだろう。

詳しくは北海道美術ネットさんを見てほしい。会期は終了してしまったのだが…

■道新ぎゃらりー「日本貴金属粘土協会展」。展覧会名を見て「何だこれ」と思ったが、意外と面白かった。銀を含んだ粘土を成型して焼くもののようだ。アクセサリーには何の興味も湧かないが、小さな人形のようなものは見ていて楽しい。

さえない気分を酒で紛らわす

2009年06月20日 15時03分07秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
最近はアルコール依存(自分で言うから、中毒でもいいが)傾向が顕著だ。今日も15時になるなり、札幌駅の「E」へ。何も考えずに黒ホッピー、つまみは豚・鶏串にしてみた。





しかし今日は客層がなんだか珍しい。現在9人中6人が女性だ。あまり今までないパターンだなあ。私は静かに黒ホッピーを飲み、焼きものは豚串の方がかなり美味しい肉だと感じられた(しかし今日は肉ばっかりだ。夕飯は考えよう)。

週末は天気が悪い

2009年06月20日 11時54分42秒 | 食べ歩き
最近の札幌は週末必ず天気がもう一つだ。本日も小雨がぱらつき、私の気分も沈み込み中だ。そんな中、地下鉄の北18条駅で降り、北大通りまで行くと「ラーメンT」の文字が見えた。そういえば20年前は結構行ってたなあ(同名の北20条店だけど)。

ボリューム面での不安を感じつつ、思い切って行ってみた。シンプルな塩・醤油ラーメンもあるのだが、この店に来たら肉みそラーメンだ。多すぎたらどうしようと不安を感じていたが、他の客にいくものを見ていると、通常サイズは食べきれないほど多いということはないようだ。

しばし待ち、肉みそラーメンがやってきた。これはちょっとピリ辛のみそラーメンの上に、野菜・ゆで卵一つ・味付けバラ肉がかなり多めにのっているラーメンなのである。いわゆるひき肉と味噌を炒めた「肉みそ」がのっているわけではない。



久々に食べてみると、うーむ、このやや甘くどいスープと肉の味付けがたまらない。肉たっぷり(150グラム位?)、野菜もたっぷりで、これがなかなかどうして美味しい。しかし今の年齢の私にとっては年に1回とても食べたくなるくらいが、関の山だろう。今日は朝食が早くて軽過ぎて、かなり腹が減っていたのであった。