私が読書を始めたのは3歳頃らしい。決して外遊びをしなかった訳ではないが、本を与えておけばずーっと読んでいたらしい。一般的に親というものは「本を読みなさい」というらしいが、私の場合はあまりに集中しすぎて声をかけても聞こえていなかったりするので「お願いだからもうやめて頂戴」と言われたものである。
子供の記憶力はなかなか恐ろしいもので、批判力なくすべて受け入れて暗記してしまうものだ。私の自然科学知識のベースはかなりの部分、この頃蓄えられている。もっとも現在では否定された説を妙に覚えてしまっているのは困ったものである(信じているわけではないが、コアセルベート説とか)。
幼稚園までの間、私の愛読書は図鑑であった。一番好きなのは天文で、後は自然科学全般を読んでいたと思う。それ以外読んでいた本はあまり記憶にないのだが、5歳の時に父親から理科年表をもらい、そのデータ暗記に努めていたのは間違いない。理科年表を愛読書にする私もすごいが、与える親もすごいと思う。
子供の記憶力はなかなか恐ろしいもので、批判力なくすべて受け入れて暗記してしまうものだ。私の自然科学知識のベースはかなりの部分、この頃蓄えられている。もっとも現在では否定された説を妙に覚えてしまっているのは困ったものである(信じているわけではないが、コアセルベート説とか)。
幼稚園までの間、私の愛読書は図鑑であった。一番好きなのは天文で、後は自然科学全般を読んでいたと思う。それ以外読んでいた本はあまり記憶にないのだが、5歳の時に父親から理科年表をもらい、そのデータ暗記に努めていたのは間違いない。理科年表を愛読書にする私もすごいが、与える親もすごいと思う。