散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090906最近読んだ本

2009年09月06日 22時14分15秒 | 読書
以下、図書館の6冊。

■「お江戸の歩き方」竹内誠
江戸へのタイムトラベルガイドのスタイルをとった本。ぜひ浮世絵の初刷りを買ってみたいものだ。

■「絵を見るヒント」窪島誠一郎
非常に平易で良い入門書だと思う。展覧会を見るとき、初回はなるべく情報を入れずに自分の感覚で見て、2回目以降はまた勉強してみてほしいというのは、同感である。

■「昭和の東京」川本三郎
まだ東京にはかすかに昭和の香りが残っている。10月下旬に東京に行くのだが、今まで泊まったことのない個所に泊まる予定。楽しみである。

■「年中行事を体験する」鈴木章生
浮世絵で江戸の行事を紹介した本。なかなか浮世絵をじっくり見ることができないので、テーマを持って解説してくれる本はありがたい。

■「フェリー活用読本」谷川一巳
かつてお金がなくて時間があり余っていたときは、フェリーにお世話になったものである。乗ったことがあるのは、舞鶴~小樽、敦賀~小樽(かつてあったはず)、苫小牧~仙台、仙台~名古屋である。いくら暇と言っても、30時間以上乗ったりすると、気が遠くなるほど退屈である。

■「ロック文化が西洋を滅ぼす」北原惇
ロックの単調なリズムが人間の脳の旧皮質に働きかけ、野蛮な本質をあらわにしてしまうという、恐ろしく非科学的な本。十字軍やナチス、一部の社会主義者もロックを聴いていたに違いないですね!

冗談はさておき、確かにロックには洗練されていない、単調で大音量だけに頼ったものがあることは間違いない。しかし、ロックが生まれて50年、まだ時の試練を経ていないと考えるべきと思うのだ。クラシックの下らない曲は消えてしまった(そもそも録音できなかった)が、ロックはゴミであってもデジタル化されてこれからも残る。どうしようもないことであろう。

ここは続いてほしい

2009年09月06日 13時27分57秒 | 食べ歩き
どうにもお店の続かない場所というのはある。琴似本通りにもあるし、今日私の行ったところもそうである。前は中華料理店、その前は鶏料理店、その前はもう思い出せないのだが、長く続いたためしがない。

理由としては立地条件(実に目立たない小路にある)と、店内の妙な居心地の悪さであると思う(鶏料理店の時にやっちまったか?)。立地条件はどうしようもないが、今日新たに中華料理「F」となった店に入ってみると、店内は普通の感じに改装されていた。

さて、餃子を売り物にする店は多いが、シュウマイが自慢とのぼりに書いてある店は少ないだろう。ということでランチの「シウマイセット」を注文してみた。

出てきたのは、ご飯、卵スープ、シウマイ4個、麻婆豆腐、サラダ(揚げた何かが乗っている)、ザーサイという内容で、名前から想像するより充実したセットだ。最後にアイスコーヒーもついている。



シウマイは肉満タンだが、硬くなっておらずなかなか美味しい。料理1品ということで日替わりと思われる麻婆豆腐だが、豆豉の味わいがする本格的なものだ。スープも適当に作った感じがせず、きちんとしたものである。

食後のアイスコーヒーをみると、氷が黒っぽい。これはコーヒーが薄くならないように、氷もアイスコーヒーで作っているようだ。ちょっとだけパートと思われるおばちゃんの不慣れさが気になるが、ぜひこの店は続いてほしいと思う。また次回、エビチリ・炒飯セットを食べてみようと思う。