やっと岡山駅に到着。新幹線の通る駅は立派だ。また駅前も結構都会の雰囲気がする(中心繁華街は別の場所だが)。駅前では桃太郎と三匹の家来がお出迎え。下から見上げたので立派なお姿なのだが、実物はイメージより相当小さい。


早速ホテルへと歩く。駅前のメインストリートに自転車専用道路エリアがある。おいおい分かってくるが、岡山市は自転車王国で非常に自転車の通行量が多い。小さな交差点でもかなりの割合で自転車ゾーンが作られている。

→駅前を線路と平行に走る大通りに専用ゾーンがある。
電車で一駅ほどのところにある「Kホテル」にチェックイン。たまたま角部屋が用意されていたが、普通にはないほど広い部屋である。立派なテレビと4人掛けの応接セットがあるのだ。少々休憩の後、早速夜の岡山の街に出発。
今回は事前に調査しておいた、駅からすぐ近くの「S」へ。

時間が早めでまだ誰もいないので困るが、カウンターに座る。まずビールと、通しは落花生豆腐だ。メニューから刺身盛り合わせ4品とおひたし、鱧炙りを注文する。

最初にやってきたおひたしは、春菊と菊花を合わせたもの。野菜のゆで加減が抜群なのと、やはり出汁がうまい。この店は料亭の居酒屋部門としてオープンされた所なので、基本的な技はしっかりしているようだ。

続いて刺身。今日はサワラ(岡山を代表する魚)、コチ、タコ、サンマの4品である。北海道では、サワラを刺身で食べることはないだろうが、程よい脂ととにかく柔らかい魚である。甘みもあり、なかなかの味。ただし私の好みからすると、白身でむっちりとした歯触りのあるコチに軍配が上がる。コチは、とにかくきめ細かい身であり、ヒラメ・ソイの上物と匹敵する味わいだ。タコも瀬戸内海の味でもちろん美味しい。サンマは旬ということで、こちらの人にはお勧めなのだろうが、私にはあまり珍しくない。

次に鱧炙り。鱧は関西圏ではよく食べられるが、北海道ではあまり食べない魚だ。皮目を火であぶったものだが、私の好みとしては身のほうもほんの一炙りして欲しいと思った。その方が香りと味が強まると思うのだ。

次に日本酒「三光ほほえみの潤い」に切り替え、自家製チーズとタコ唐揚げ、サワラ鍋を注文。自家製チーズは酸味があり、日本酒と合わせても悪くない。タコ唐揚げは予想以上の強靭な歯ごたえ。そして、サワラ鍋。これが大ヒットである。


出し汁に黄ニラ(これも名物の模様)と共にサワラの切り身が入る。切り身は加熱されたせいで、味がしっかりしながらもふわふわの歯ごたえ。あっという間に食べてしまい、出し汁を飲む。やや甘い味付けなのだが、添えられたゆず胡椒をほんの少しとかし込んで飲むと味が引き締まり、旨みだけがいいバランスで感じられる。

最期に御前酒山廃純米昔造りを追加して、鯛酒盗、きゅうり辛子づけ。鯛酒盗は塩辛であるから、結構しょっぱいし癖がある。珍味なので当然なのだが、この店ではその下に大量の青ネギが添えられている。これを一緒にして食べると…、うーん、これは合うぞ。酒盗とはこうやって食べるべきものであった、と思わせるほどの相性の良さだ。また西の人が白ネギより青ネギを好む気持ちも分かるような気がするなあ。

ということで今日は終了。非常に沢山食べているようだが、実はこの店、盛りが少ないのだけが難点である。もう少しボリューム感があると嬉しい気がするのだが…。しかし味は満足すべきもので、最期にお店の女将に「札幌から来ました」というと、お土産に魚のつくだ煮を頂いた。
商店街を散策して、缶ビールを1本買ってホテルに帰る。まだ先は長い。今のうちから暴走するのはやめておこう。
今日の歩数は17002歩。


早速ホテルへと歩く。駅前のメインストリートに自転車専用道路エリアがある。おいおい分かってくるが、岡山市は自転車王国で非常に自転車の通行量が多い。小さな交差点でもかなりの割合で自転車ゾーンが作られている。

→駅前を線路と平行に走る大通りに専用ゾーンがある。
電車で一駅ほどのところにある「Kホテル」にチェックイン。たまたま角部屋が用意されていたが、普通にはないほど広い部屋である。立派なテレビと4人掛けの応接セットがあるのだ。少々休憩の後、早速夜の岡山の街に出発。
今回は事前に調査しておいた、駅からすぐ近くの「S」へ。

時間が早めでまだ誰もいないので困るが、カウンターに座る。まずビールと、通しは落花生豆腐だ。メニューから刺身盛り合わせ4品とおひたし、鱧炙りを注文する。

最初にやってきたおひたしは、春菊と菊花を合わせたもの。野菜のゆで加減が抜群なのと、やはり出汁がうまい。この店は料亭の居酒屋部門としてオープンされた所なので、基本的な技はしっかりしているようだ。

続いて刺身。今日はサワラ(岡山を代表する魚)、コチ、タコ、サンマの4品である。北海道では、サワラを刺身で食べることはないだろうが、程よい脂ととにかく柔らかい魚である。甘みもあり、なかなかの味。ただし私の好みからすると、白身でむっちりとした歯触りのあるコチに軍配が上がる。コチは、とにかくきめ細かい身であり、ヒラメ・ソイの上物と匹敵する味わいだ。タコも瀬戸内海の味でもちろん美味しい。サンマは旬ということで、こちらの人にはお勧めなのだろうが、私にはあまり珍しくない。

次に鱧炙り。鱧は関西圏ではよく食べられるが、北海道ではあまり食べない魚だ。皮目を火であぶったものだが、私の好みとしては身のほうもほんの一炙りして欲しいと思った。その方が香りと味が強まると思うのだ。

次に日本酒「三光ほほえみの潤い」に切り替え、自家製チーズとタコ唐揚げ、サワラ鍋を注文。自家製チーズは酸味があり、日本酒と合わせても悪くない。タコ唐揚げは予想以上の強靭な歯ごたえ。そして、サワラ鍋。これが大ヒットである。


出し汁に黄ニラ(これも名物の模様)と共にサワラの切り身が入る。切り身は加熱されたせいで、味がしっかりしながらもふわふわの歯ごたえ。あっという間に食べてしまい、出し汁を飲む。やや甘い味付けなのだが、添えられたゆず胡椒をほんの少しとかし込んで飲むと味が引き締まり、旨みだけがいいバランスで感じられる。

最期に御前酒山廃純米昔造りを追加して、鯛酒盗、きゅうり辛子づけ。鯛酒盗は塩辛であるから、結構しょっぱいし癖がある。珍味なので当然なのだが、この店ではその下に大量の青ネギが添えられている。これを一緒にして食べると…、うーん、これは合うぞ。酒盗とはこうやって食べるべきものであった、と思わせるほどの相性の良さだ。また西の人が白ネギより青ネギを好む気持ちも分かるような気がするなあ。

ということで今日は終了。非常に沢山食べているようだが、実はこの店、盛りが少ないのだけが難点である。もう少しボリューム感があると嬉しい気がするのだが…。しかし味は満足すべきもので、最期にお店の女将に「札幌から来ました」というと、お土産に魚のつくだ煮を頂いた。
商店街を散策して、缶ビールを1本買ってホテルに帰る。まだ先は長い。今のうちから暴走するのはやめておこう。
今日の歩数は17002歩。